２００９年１０月２８日（水）
ここ１週間余りの間，急性胃炎の治療を続けてきたが，ようやく２７日（火）に，主治医から完治したとの診断を得た．
引き続き，本日，２８日（水）から，胃に救っているヘリコバクターピロリ菌除菌治療が始まる．
まずは，投薬による１週間の治療である．
私は，医師の指示に従って，調剤薬局から，１週間分の薬を購入した．
「ランサップ８００」という薬である．
平素，薬を飲んだことがない私だからビックリするのかも知れないが，私は，薬が実に良くパッキングされているのに，目を見張るほど驚いた．
写真から明らかなように，パッキングが実に見事である．
１枚のパックが１日分である．表を見ると，朝，夕の区別がシッカリ色分けされている．そして，「アモリン２５０（３錠）」「クラリス２００（２錠）」「タケプロン（１錠）」が，きちんと１列に並べられている．
裏を見ると，薬の出し方，飲み方が丁寧に解説されている．
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私が調剤薬局でこの薬を購入したとき，薬剤師が，
「朝はこっちですよ・・夜はこっち側・・・．１枚目は明日の分，次のこれが２９日の分・・・全部，日にちを入れておきましょうね」
とバカ丁寧に教えてくれる．
そして，１枚１枚にボールペンで日にちを書き入れてくれる．
私は，随分複雑だなと思いながら，
「・・このパッケージ，１枚１枚，中身が違うんですか？ 朝と夕では違う薬なんですか？」
と伺う．すると，
「いえ，いえ，全部，同じです．朝飲む薬も，夕方飲む薬も同じです．だから，どちらを先に飲んでも差し支えありません．それにパッケージ全部が同じものです・・」
私は，一寸，唖然とした．
要するに，このパッケージは１日分．朝夕，食後，半分ずつ飲みなさいということなのだ．
でも，このパッケージ，何となく良いな．
こうして，今日から私のピロリ菌退治は始まった．
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…で，私が，これから始まるピロリ菌退治で，知りたくて知りたくて，どうしようもないことがある．
それは，治療開始とともに，私の胃の中に巣くっているピロリ菌の数がどのように減少していくかである．
私が現役時代に信奉していた「一般システム理論」によれば，投薬を開始すると同時に，下図の成長曲線（ロジスティック曲線）に沿って減少していくはずである．
私は，今朝から投薬を始めたが，本当に成長曲線（この場合は負の成長曲線になる）に沿って，ピロリ菌が減少していくか，この目で確かめたいのである．
しかし，もし，測定するとなると，毎日，胃カメラを飲んで，胃からサンプルの粘膜を採取しなければならない．
そんなことは，いくら何でもしたくない．
残念だな～ぁ………
（おわり）
