中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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ピレネー山小屋縦走トレッキング;第8日目(3);バルセロナのアバサンツホテルに到着

2017年10月29日 02時47分47秒 | ピレネー山小屋縦走トレッキング

                                 <バルセロナ市街地>

  ピレネー山小屋縦走トレッキング;第8日目(3);バルセロナのアバサンツホテルに到着
               (アルパインツアー)
 
         2018年8月18(金)~27日(日)

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第8日目;2017年8月25日(金)  晴


<ルート地図> 
(再掲)


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<モンセラットからバルセロナへ>

■モンセラットを出発
 15時58分,専用車に乗車する.
 今日は今まで一番前の席に座っていたが,ここからは少し遠慮して4番目の席に交代する.
 16時丁度に専用車はモンセラット駐車場から発車する.
 まずは往路を下る.車窓から,雄大なパノラマが見えている.専用車はジグザグの急坂をゆっくりと下り続ける.

<車窓からのスペクタクル>

■バルセロナは素晴らしい街だ
 16時24分,私たちを乗せた専用車は,高速道路に乗る.渋滞もなくスムーズに走り続ける.
 進行方向左手には長さ10キロメートルに及ぶモンセラットの山並みが続いているのが見えている.
 暫くすると遊び疲れのためか,何時の間にか居眠りをしてしまう.
 10時52分,目が覚める.専用車はバルセロナ市内を走っている.バルセロナの第一印象は”文化の香り豊かな素晴らしい街”である.
 10時52分,バルセロナ大学を左手に見ながら,賑やかな中心街に入る.
 16時59分,今夜宿泊するアバサンツホテルと道路を挟んだ反対側の斜め前に到着する.信号が青になるのを待って,道路を渡る.綿田ところで右折して,少し歩く.

<アバサンツホテル前の信号を渡る>

アバサンツホテル到着
 17時04分,アバサンツホテル(Abba Sants Hotel)に到着する.このホテルはこれまで宿泊してきたホテルとは違って,大都会にあるシティホテルである.
 暫くすると,私たちを乗せていた専用車が,どこかを一回りして,ホテル前に横付けになる.専用車から荷物を取り出して,ホテルに入る.

<アバサンツホテルに到着>

<アバサンツホテル>

■客室見取図


■部屋割りとこれからの行動予定
 現地ガイドのYSさんとツアーリーダーのHDさんが,チェックインの手続きをする.その間,私たちはロビーで休憩を取る.
 5分ほどでチェックイン手続きが終わる.
 私は,今夜,EMさんと同室である.104号室.つまり1階がルランドフロアーなので2階の部屋ということになる.EMさんとは,2~3年前にノルウェーのガルホネッケン登頂にご一緒した方である.
 解散前にHDさんから,これからのスケジュールについて説明がある.
 「一旦,部屋に入ってください.19時にロビーに集合してください.ここから専用車に乗って,夕食とフラメンコショーを見学に参ります…明日はいよいよ帰国です.7時にモーニングコール,8時,朝食.9時出発にします…」
 ”旅が始まったかと思ったら,もう帰国か!”
 時間が経つのがとても速いのに驚く.

■部屋に入る
 2階の部屋に入る.
 ここはさすがに大都会にあるホテルである.部屋の鍵は今風のカード式である.
 部屋の中に入ると,右手にユーティリティがある.そこにはバス,洗面,トイレ,ビデがある.その奥が居室である.2基のシングルベッドが並んでいる.
 日本の一般的なホテルに比較すればもちろん広い部屋だが,これまで私が海外で宿泊したホテルに比較するとちょっと狭い方だろう.
 レイアウトや雰囲気はいかにも機能的である.その反面,今回,地方で宿泊したホテルに比較すると,何となくシックさが欠如しているように思える.

<ホテルの部屋>

■まずは風呂だ
 とりあえずは荷物の整理をしなければ…
 延べ5~6日間にわたるトレッキングで,汗まみれになった衣類や山の中で使った道具類を整理する.結構面倒だが,こればかりしなければならない.
 明日は,終日観光の後,そのままバルセロナ空港に向かうことになっているので,飛行機内に持ち込む荷物と,預け入れる荷物との仕分けをしなければならない.とにかく,セキュリティチェックで引っかかりそうなものは全部預け入れる予定のスタッフバッグの方に入れてしまう.
 それが終わったら,とにかく風呂だ.
 私は同室のEMさんにお断りして,先にバスタブを使わせて貰う.
 日本の風呂のように首まで浸かってノンビリするわけにはいかないが,とにかく,熱いお湯がたっぷり出るのが有難い.バスタブにお湯を張って,仰向けになってバスタブに浸かる.何となく棺桶の中に寝転んでいることを連想するが,とにかく臍が湯面から出そうになるような姿勢にならないと,肩までお湯に浸かることができない.
 ”日本式の風呂に入りたいなあぁ~”
 でも,ご当地のバスタブは,アメリカの一般的なホテルのバスタブより大分深いので,それだけ快適でなあるが…だから,贅沢は言えない.
 ゆっくりとバスタブに浸かってから,新しい下着に着替える.すると生まれ変わったような快適な気分になる.

<ホテルを出発>

■ロビーへ
 18時45分,集合時間の15分前に,1階(つまりグランドフロアー)へ向かう.
 すでに何人かの方々がロビーに集まっている.現地ガイドのYKさんが,保育園の先生のような感じで,私たちが集まるのを待っている.
 私のゆがんだ感覚からかもしれないが,YKさんの言動の端々に,何となく上から目線を感じてしまう.これは全くの私見で客観性はないが…
 ”まあ,こうでもしないと,わがままで向こう見ずの観光客の安全が保てないんだろうな…”
 三々五々,ホテル玄関前に停車中の専用車に乗車する.

ホテルを出発
 19時丁度に専用車はホテル前から出発する.
 早速,現地ガイドのYKさんのお説教が始まる.
 「…バルセロナは治安が悪いです.日本と違って,ここにはドロボーが一杯居ます.彼らはドロボーを職業にしていて,稼いだ金を故郷の家族に仕送りしています.ポシェットなどは必ず体の前の見えるところに置くようにしてください…」
 何回も何回もドロボーの話を聞かされる.正直なところ,聞いていて,”何回同じことを繰り返すの…”とイヤになる.
                                              (つづく)

つづきの記事
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「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/e982fb31374fcc1a1d2c50a93cc7d960
「ピレネー山小屋縦走トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/5112bb15f11338411dd77a26b2c1d70a

[編集後記]

2017年10月28日(土)  雨

 ここ2~3週間,連続して土日は雨である.土曜日に丹沢塔ノ岳に登っている私にとって,土曜日の雨は山へ行けないので,実に辛い.
 台風22号が日本列島に近づきつつある.関東地方は午前中から雨がしとしとと降っている.
 夕食のとき,ふと朝日新聞の夕刊を見る.
 今日の夕刊の1面を飾るトップ記事は「核廃絶決議賛成33カ国減」と「カタルーニャ議会を解散 スペイン政府,州首相を解任」の二つである.
 当ブログでは政治的なことは一切触れないことをモットーにしているが,つい先日訪れたばかりのカタルーニャ地方の毒理知運動はショッキングだった..
 今回の旅でも,カタルーニャ地方の独立心がとても強いという話は,度々,聞いていはいた,でも,これほど切羽詰まった状態だとは全く気がつかなかった.
 私には難しい政治のことは全く分からないが,つい先日,文化の香りが高く,長い歴史の襞に感銘を居受けた私としては,一日も早く穏便に解決されることを期待している..

[朝日新聞2017/10/28(夕刊)1面の記事より引用]

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