数年前、実家の庭は皐月や大輪の菊が咲いていました。
父が元気だった頃です。
いつも庭が綺麗だったので、うちは雑草が生えないと思っていたら、
父が夜明け前に起きて草取りをしていたと母から聞きました。
庭で剪定や水やりをしていた姿を想いだします。
丹精こめて咲かせていた時は、あまり見なかったのですが、
父が旅立ってから不思議と花にこころ惹かれるようになりました。
公園や通り道の花、手入れの行き届いた庭、花のお寺などで
色々な花を見るようになりました。
鎌倉へ紫陽花を見に行ったことがありますが、
シーズンということもあり、ものすごく混んでいました。
紫陽花でこんなに人が集まるんだなぁと思いました。
桜もそうですが、季節の花は見に行きたくなります。
花は、形・色・香りとそれぞれ魅力があります。
見ているだけでやわらかい気持ちになります。