山の稜線辺りに浮かぶ発光体。
小さくて白っぽい光の物がボワボワと大きくなって、同時に明るくオレンジ色っぽくなる。
オレンジ色から赤に変わる。
ボワーっと大きくなったと思ったら、その光は二つに分裂して左右に動く。
そしてパッと消える。
しばらく見つめる。
今度は大きめだ。
またボワボワと大きくなる。
あ!反対側でも反応している!
こっち側のは街路灯のちょっと上で、人工の光とは思いにくい。
同じように反応している。
ボワワーとふくらむ。
光ったり消えたり。
信じるも信じないも自分次第。
多分そうなんだと思う。