半世紀を彷徨う

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昔の日本人はすごかった!竜馬がゆく

2016-08-17 22:28:37 | 日記
司馬遼太郎の書いた本が好きでいくつか読んだけど、やはり最初に読んだ竜馬がゆくはすごかった。

何が凄いって、話に出てくる人たちはみんなとても若いって事。
今でいう中学高校の時分から「日本について」をみんなで話し、自分たちで変えるための行動をする。
人に会いに行って持論を展開し、相手を説得して味方につける。

それって今の営業や政治と同じような事をやっているということだよね。
すでにその頃戦国時代のように他国へ攻めるという方法ではなく、人と人の信頼で変えて行った。

もちろんお話の内容は思いっきり時代劇なんだけど、当時は日本列島が世界の全てと言っていい時代だったのに、
そんな若者たちが「日本」という概念を持って語り、なおかつ彼らを動かす愛国心の強さ!
今のおれ達にそれほどの愛国心があるだろうか。投票に半分もの人が行かないおれ達大人に。

話の進み方とかもとても魅力的で引き込まれた。
見たことも無い旅館の風景が読んでいるだけで目に浮かぶ。おりょうさんの入浴シーンとか??

この本を読むきっかけになったのは金八先生の武田鉄矢がラジオドラマで読んでいたから。
あの人坂本龍馬大好きだからね。

読みやすいから半月かけてじっくり読んだ。さらっと読むと1週間かからないかもしれない。
文字の本を読むっていう事は文章を読み取る力がつくし、想像力も高められる。
何かきっかけができて読書するようになってくれるといいね。


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