この「心の声」は今回が最後です。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
次回、「闇から光へ」をアップしたいと思いますが、その前に画像をアップしたいなー。
-91-
鍵は少しずつ私の中の色んな扉を開けて行く
色んなものが少しずつ分って、解き放たれて行く
すべての扉が開いた時
私は何も無くなるだろう
そして、其処彼処に私の意識が蔓延する
私はすべてと繋がり、すべてを解き放つ
今、扉はすべて開きつつある…
-92-
ある晴れた夜、星が瞬く
瞬きは大きくなり、目の前に燦然と光り輝いて現れる
光の塊は、空になった私の心に入り込み、十分に満たした後、
ここ狭しと膨らみ、身体を突き抜けて光り輝く
私は光
私は愛
できるならば光に溶け込み、光となって宇宙の果てまで
身体は愛らしく、其処にいる
愛を込めて
愛を込めて
私が私であるために
-93-
私は私
誰から見ても、私から見ても、私は私
どういうものが私?
具体的に挙げたらきりがない
でも、意外と挙げれば挙げる程、他の人と変わらなくなる
私の感じている私は何?
「人と違う」と、自分自身を隔離するだけの意識だけかもしれない
そんなものに固執しなければ、私の中から私が無くなる
私の中から私が無くなったら、私の感じている私は…?
それは一つの目であり
耳であり
口でしかない
私は全てなんだ!
そう、貴方をも含む
貴方も私
-94-
夢の中
居心地のいい空間
其処は私だけの空間
好きな人も、嫌いな人も自由自在
私だけの時間
この「時」は、現実のある「時」
そのまま正夢となる
楽しい夢は私が創る
私の中の意識が…
常に明るくポジティブでいよう
楽しい夢を見るために
-95-
ほら!
ここに有るのは一つの思い
思いが塊となって転がって行く
雪だるま式に大きくなった思いにぶつかった人はきのどく
大きな思いの雪玉を人にぶつけないように、思いはここだけのものにしよう
大きくしないで
投げないで
たっぷり思いを味わえば、ここで終わり
人にぶつける必要はない
とにかくやってごらん
思いをしっかり味わえばいいだけ
人の事など気にしないで、しっかり味わおう
-96-
何が正しくて、何が誤っているか?
誰がそれを判断するのか?
本当の正否を決められる人間なんていない
だとしたら、誰が正しいものと、誤っているものを決めたのか?
得体の知れないものに創られた常識に振り回され、他人や自分を責める
責める必要なんかない
どれも皆、誤ってやしないんだから
貴方も私も「そのまま」でOK
それは決して誤っていないから
-97-
森の中に大きな洞穴がありました。
洞穴の中は空です。
住人はお出かけのようです。
遊びに来たリスは、洞穴のなかを探索します。
洞穴に射していた日の光が遮られ、一瞬真っ暗になりました。
主が帰って来たのです。
リスはそりゃもう大慌て
でも逃げる場所は有りません。
<どうしよう…>そう思いましたが、
次の瞬間
<なんで逃げなきゃいけないんだろう…?>とも思いました。
リスは振り返り、にっこり笑って言いました。
「お帰りなさい。」
主は、いったいこいつは何者なんだと思いながら、
小さなこいつがにっこり笑って言うものだから、つられて、にっこり笑って
「ただいま。」と言いました。
リスはまたまたにっこり笑って
「どちらへ行ってたんですか?」と聞き、
主は「ちょっと食べ物を調達しに。」と答えます。
知らない人が見たら何とも不思議な光景です。
知らない同士がにっこり笑って話をしている…
リスは主の獲物にもなってしまいそうな相手なのに…
リスは「そうですか。ではまた。」と言って、主の脇をスルリと抜け、出て行きました。
主は「また来て下さい。」とリスに声をかけます。
リスは内心ドキドキしながら<良かった良い人で>と思いました。
<もしもあの時逃げていたらどうなっていたんだろう>と考えました。
<何はともあれ、良かった良かった>と、胸を撫で下ろしました。
-98-
煙が立ち込める
息もせず、ただ治まるのを待つ
靄の中から、次第に見えてくる世界
視界がはっきりした時、シンクロする心
貴方の目で見なさい
真我
-99-
空からの訪問者
8の字に旋回して止まる
タラップが降ろされ、降りてくるのか、迎え入れるのか
しばしの沈黙の後、タラップは引き上げられる
私を迎え入れようとしていたのか!?
そのまま機体はフッと消える
後に残された私
ずっと、星から迎えが来るのを待っていたのに
躊躇してしまった私
まだちょっと早いの…
もうちょっと、もうちょっと時間を下さい
(私が)やるべき事をやった後、またもう一度迎えに来て下さい
-100-
日の光を浴びて、いつもより明るく振舞うと、そこには天使が舞い降りる
握った手を開くと、欲しいものが溢れてくる
欲しいものは何?
天使は手を開く前にそっと耳打ちし、教えてくれる
目の前に有る物を…
手を開いた時、目の前に溢れていた物は、そのまま私の内側と繋がり、永遠となる
欲しかったの、これが
幸福感と満足感でいっぱいになり、感謝をして、日を仰ぎ見る
-101-
地平線に瞬く光
光はずんずん大きくなり、ふとこれが太陽である事に気づかされる
そう思って見ていると、光はチラチラと消えたり光ったり
いったいあれは何?
瞬く光はスッと水平線の向こうに消え、いきなり私の前に現れる
UFO?
そう思うと、UFOとも思える
人は思い込みですべてを創る
素直に見よう…
そう、其処に在ったのは光
瞬く光
消えたり、現れたり
そう、光
私の見ていたのは光
-102-
私の未来は青空色
青空のようにブルーで実体がない
創り上げるのは形の定まらない雲
いつも、いつも、雲
飽きたら飛行機
飛行船なんてのもステキ
全ては自分の手に
私の未来だもの
風や鳥に形を変えられるかもしれない
それでもいい
それもいい、おもしろい
私はその雲の合間を縫って泳ぎ、
次の未来を創造する
そう、私の未来は光
光色
その輝きと、無の中に真実がある
それが私の未来
-103-
この世にたった一つ
それが貴方の魂だから
順番もなく、もちろん比べる事もない
其処に存在するだけで、周りが光り輝き始める
かくいう私もその光の中に浸っていたくて、そばに寄る
ただ浸っていたくて…
何も他に望まない
貴方の存在が其処に在る事を、今日もありがたく思う
-104-
ある晴れた日
小鳥が空を翔る
それをゆうゆうと竜が追い、
竜は小鳥を追い抜き、先を行く
小鳥は負けずに必死に翔る
ふと見ると、竜の尻尾には子リス
小鳥は「それは良い考え」と、
子リスと一緒に竜の尻尾に
竜は風を切り、回転しながら加速し、
竜巻のように進んでいく
そう、もちろん子リスも小鳥も一緒に
竜巻になった竜と子リスと小鳥は色々なものを巻き込んでいく
そして竜はぐるっと地球を一周し、元の場所へ
息を切らした竜は、呼吸を整え波動を戻す
竜の加速と共に竜と一体となっていた子リスと小鳥もようやく落ち着きを取り戻す
「ああ、楽しかった。」と子リスと小鳥。
「ボクたちは一瞬竜になり、そして竜巻になった。
それから色んなものを吸収して大きくなり、
もう少しで、地球にもなれそうだったよ。」
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
次回、「闇から光へ」をアップしたいと思いますが、その前に画像をアップしたいなー。
-91-
鍵は少しずつ私の中の色んな扉を開けて行く
色んなものが少しずつ分って、解き放たれて行く
すべての扉が開いた時
私は何も無くなるだろう
そして、其処彼処に私の意識が蔓延する
私はすべてと繋がり、すべてを解き放つ
今、扉はすべて開きつつある…
-92-
ある晴れた夜、星が瞬く
瞬きは大きくなり、目の前に燦然と光り輝いて現れる
光の塊は、空になった私の心に入り込み、十分に満たした後、
ここ狭しと膨らみ、身体を突き抜けて光り輝く
私は光
私は愛
できるならば光に溶け込み、光となって宇宙の果てまで
身体は愛らしく、其処にいる
愛を込めて
愛を込めて
私が私であるために
-93-
私は私
誰から見ても、私から見ても、私は私
どういうものが私?
具体的に挙げたらきりがない
でも、意外と挙げれば挙げる程、他の人と変わらなくなる
私の感じている私は何?
「人と違う」と、自分自身を隔離するだけの意識だけかもしれない
そんなものに固執しなければ、私の中から私が無くなる
私の中から私が無くなったら、私の感じている私は…?
それは一つの目であり
耳であり
口でしかない
私は全てなんだ!
そう、貴方をも含む
貴方も私
-94-
夢の中
居心地のいい空間
其処は私だけの空間
好きな人も、嫌いな人も自由自在
私だけの時間
この「時」は、現実のある「時」
そのまま正夢となる
楽しい夢は私が創る
私の中の意識が…
常に明るくポジティブでいよう
楽しい夢を見るために
-95-
ほら!
ここに有るのは一つの思い
思いが塊となって転がって行く
雪だるま式に大きくなった思いにぶつかった人はきのどく
大きな思いの雪玉を人にぶつけないように、思いはここだけのものにしよう
大きくしないで
投げないで
たっぷり思いを味わえば、ここで終わり
人にぶつける必要はない
とにかくやってごらん
思いをしっかり味わえばいいだけ
人の事など気にしないで、しっかり味わおう
-96-
何が正しくて、何が誤っているか?
誰がそれを判断するのか?
本当の正否を決められる人間なんていない
だとしたら、誰が正しいものと、誤っているものを決めたのか?
得体の知れないものに創られた常識に振り回され、他人や自分を責める
責める必要なんかない
どれも皆、誤ってやしないんだから
貴方も私も「そのまま」でOK
それは決して誤っていないから
-97-
森の中に大きな洞穴がありました。
洞穴の中は空です。
住人はお出かけのようです。
遊びに来たリスは、洞穴のなかを探索します。
洞穴に射していた日の光が遮られ、一瞬真っ暗になりました。
主が帰って来たのです。
リスはそりゃもう大慌て
でも逃げる場所は有りません。
<どうしよう…>そう思いましたが、
次の瞬間
<なんで逃げなきゃいけないんだろう…?>とも思いました。
リスは振り返り、にっこり笑って言いました。
「お帰りなさい。」
主は、いったいこいつは何者なんだと思いながら、
小さなこいつがにっこり笑って言うものだから、つられて、にっこり笑って
「ただいま。」と言いました。
リスはまたまたにっこり笑って
「どちらへ行ってたんですか?」と聞き、
主は「ちょっと食べ物を調達しに。」と答えます。
知らない人が見たら何とも不思議な光景です。
知らない同士がにっこり笑って話をしている…
リスは主の獲物にもなってしまいそうな相手なのに…
リスは「そうですか。ではまた。」と言って、主の脇をスルリと抜け、出て行きました。
主は「また来て下さい。」とリスに声をかけます。
リスは内心ドキドキしながら<良かった良い人で>と思いました。
<もしもあの時逃げていたらどうなっていたんだろう>と考えました。
<何はともあれ、良かった良かった>と、胸を撫で下ろしました。
-98-
煙が立ち込める
息もせず、ただ治まるのを待つ
靄の中から、次第に見えてくる世界
視界がはっきりした時、シンクロする心
貴方の目で見なさい
真我
-99-
空からの訪問者
8の字に旋回して止まる
タラップが降ろされ、降りてくるのか、迎え入れるのか
しばしの沈黙の後、タラップは引き上げられる
私を迎え入れようとしていたのか!?
そのまま機体はフッと消える
後に残された私
ずっと、星から迎えが来るのを待っていたのに
躊躇してしまった私
まだちょっと早いの…
もうちょっと、もうちょっと時間を下さい
(私が)やるべき事をやった後、またもう一度迎えに来て下さい
-100-
日の光を浴びて、いつもより明るく振舞うと、そこには天使が舞い降りる
握った手を開くと、欲しいものが溢れてくる
欲しいものは何?
天使は手を開く前にそっと耳打ちし、教えてくれる
目の前に有る物を…
手を開いた時、目の前に溢れていた物は、そのまま私の内側と繋がり、永遠となる
欲しかったの、これが
幸福感と満足感でいっぱいになり、感謝をして、日を仰ぎ見る
-101-
地平線に瞬く光
光はずんずん大きくなり、ふとこれが太陽である事に気づかされる
そう思って見ていると、光はチラチラと消えたり光ったり
いったいあれは何?
瞬く光はスッと水平線の向こうに消え、いきなり私の前に現れる
UFO?
そう思うと、UFOとも思える
人は思い込みですべてを創る
素直に見よう…
そう、其処に在ったのは光
瞬く光
消えたり、現れたり
そう、光
私の見ていたのは光
-102-
私の未来は青空色
青空のようにブルーで実体がない
創り上げるのは形の定まらない雲
いつも、いつも、雲
飽きたら飛行機
飛行船なんてのもステキ
全ては自分の手に
私の未来だもの
風や鳥に形を変えられるかもしれない
それでもいい
それもいい、おもしろい
私はその雲の合間を縫って泳ぎ、
次の未来を創造する
そう、私の未来は光
光色
その輝きと、無の中に真実がある
それが私の未来
-103-
この世にたった一つ
それが貴方の魂だから
順番もなく、もちろん比べる事もない
其処に存在するだけで、周りが光り輝き始める
かくいう私もその光の中に浸っていたくて、そばに寄る
ただ浸っていたくて…
何も他に望まない
貴方の存在が其処に在る事を、今日もありがたく思う
-104-
ある晴れた日
小鳥が空を翔る
それをゆうゆうと竜が追い、
竜は小鳥を追い抜き、先を行く
小鳥は負けずに必死に翔る
ふと見ると、竜の尻尾には子リス
小鳥は「それは良い考え」と、
子リスと一緒に竜の尻尾に
竜は風を切り、回転しながら加速し、
竜巻のように進んでいく
そう、もちろん子リスも小鳥も一緒に
竜巻になった竜と子リスと小鳥は色々なものを巻き込んでいく
そして竜はぐるっと地球を一周し、元の場所へ
息を切らした竜は、呼吸を整え波動を戻す
竜の加速と共に竜と一体となっていた子リスと小鳥もようやく落ち着きを取り戻す
「ああ、楽しかった。」と子リスと小鳥。
「ボクたちは一瞬竜になり、そして竜巻になった。
それから色んなものを吸収して大きくなり、
もう少しで、地球にもなれそうだったよ。」