BLESS

作品紹介

心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑩

2009-02-27 23:24:48 | Weblog
この「心の声」は今回が最後です。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。
次回、「闇から光へ」をアップしたいと思いますが、その前に画像をアップしたいなー。



-91-

鍵は少しずつ私の中の色んな扉を開けて行く
色んなものが少しずつ分って、解き放たれて行く
すべての扉が開いた時
私は何も無くなるだろう
そして、其処彼処に私の意識が蔓延する
私はすべてと繋がり、すべてを解き放つ
今、扉はすべて開きつつある…



-92-

ある晴れた夜、星が瞬く
瞬きは大きくなり、目の前に燦然と光り輝いて現れる
光の塊は、空になった私の心に入り込み、十分に満たした後、
ここ狭しと膨らみ、身体を突き抜けて光り輝く
私は光
私は愛
できるならば光に溶け込み、光となって宇宙の果てまで
身体は愛らしく、其処にいる
愛を込めて
愛を込めて
私が私であるために



-93-

私は私
誰から見ても、私から見ても、私は私
どういうものが私?
具体的に挙げたらきりがない
でも、意外と挙げれば挙げる程、他の人と変わらなくなる
私の感じている私は何?
「人と違う」と、自分自身を隔離するだけの意識だけかもしれない
そんなものに固執しなければ、私の中から私が無くなる
私の中から私が無くなったら、私の感じている私は…?
それは一つの目であり
耳であり
口でしかない
私は全てなんだ!
そう、貴方をも含む
貴方も私



-94-

夢の中
居心地のいい空間
其処は私だけの空間
好きな人も、嫌いな人も自由自在
私だけの時間
この「時」は、現実のある「時」
そのまま正夢となる
楽しい夢は私が創る
私の中の意識が…
常に明るくポジティブでいよう
楽しい夢を見るために



-95-

ほら!
ここに有るのは一つの思い
思いが塊となって転がって行く
雪だるま式に大きくなった思いにぶつかった人はきのどく
大きな思いの雪玉を人にぶつけないように、思いはここだけのものにしよう
大きくしないで
投げないで
たっぷり思いを味わえば、ここで終わり
人にぶつける必要はない
とにかくやってごらん
思いをしっかり味わえばいいだけ
人の事など気にしないで、しっかり味わおう



-96-

何が正しくて、何が誤っているか?
誰がそれを判断するのか?
本当の正否を決められる人間なんていない
だとしたら、誰が正しいものと、誤っているものを決めたのか?
得体の知れないものに創られた常識に振り回され、他人や自分を責める
責める必要なんかない
どれも皆、誤ってやしないんだから
貴方も私も「そのまま」でOK
それは決して誤っていないから



-97-

森の中に大きな洞穴がありました。
洞穴の中は空です。
住人はお出かけのようです。
遊びに来たリスは、洞穴のなかを探索します。
洞穴に射していた日の光が遮られ、一瞬真っ暗になりました。
主が帰って来たのです。
リスはそりゃもう大慌て
でも逃げる場所は有りません。
<どうしよう…>そう思いましたが、
次の瞬間
<なんで逃げなきゃいけないんだろう…?>とも思いました。
リスは振り返り、にっこり笑って言いました。
「お帰りなさい。」
主は、いったいこいつは何者なんだと思いながら、
小さなこいつがにっこり笑って言うものだから、つられて、にっこり笑って
「ただいま。」と言いました。
リスはまたまたにっこり笑って
「どちらへ行ってたんですか?」と聞き、
主は「ちょっと食べ物を調達しに。」と答えます。
知らない人が見たら何とも不思議な光景です。
知らない同士がにっこり笑って話をしている…
リスは主の獲物にもなってしまいそうな相手なのに…
リスは「そうですか。ではまた。」と言って、主の脇をスルリと抜け、出て行きました。
主は「また来て下さい。」とリスに声をかけます。
リスは内心ドキドキしながら<良かった良い人で>と思いました。
<もしもあの時逃げていたらどうなっていたんだろう>と考えました。
<何はともあれ、良かった良かった>と、胸を撫で下ろしました。



-98-

煙が立ち込める
息もせず、ただ治まるのを待つ
靄の中から、次第に見えてくる世界
視界がはっきりした時、シンクロする心
貴方の目で見なさい
真我



-99-

空からの訪問者
8の字に旋回して止まる
タラップが降ろされ、降りてくるのか、迎え入れるのか
しばしの沈黙の後、タラップは引き上げられる
私を迎え入れようとしていたのか!?
そのまま機体はフッと消える
後に残された私
ずっと、星から迎えが来るのを待っていたのに
躊躇してしまった私
まだちょっと早いの…
もうちょっと、もうちょっと時間を下さい
(私が)やるべき事をやった後、またもう一度迎えに来て下さい



-100-

日の光を浴びて、いつもより明るく振舞うと、そこには天使が舞い降りる
握った手を開くと、欲しいものが溢れてくる
欲しいものは何?
天使は手を開く前にそっと耳打ちし、教えてくれる
目の前に有る物を…
手を開いた時、目の前に溢れていた物は、そのまま私の内側と繋がり、永遠となる
欲しかったの、これが
幸福感と満足感でいっぱいになり、感謝をして、日を仰ぎ見る



-101-

地平線に瞬く光
光はずんずん大きくなり、ふとこれが太陽である事に気づかされる
そう思って見ていると、光はチラチラと消えたり光ったり
いったいあれは何?
瞬く光はスッと水平線の向こうに消え、いきなり私の前に現れる
UFO?
そう思うと、UFOとも思える
人は思い込みですべてを創る
素直に見よう…
そう、其処に在ったのは光
瞬く光
消えたり、現れたり
そう、光
私の見ていたのは光



-102-

私の未来は青空色
青空のようにブルーで実体がない
創り上げるのは形の定まらない雲
いつも、いつも、雲
飽きたら飛行機
飛行船なんてのもステキ
全ては自分の手に
私の未来だもの
風や鳥に形を変えられるかもしれない
それでもいい
それもいい、おもしろい
私はその雲の合間を縫って泳ぎ、
次の未来を創造する
そう、私の未来は光
光色
その輝きと、無の中に真実がある
それが私の未来



-103-

この世にたった一つ
それが貴方の魂だから
順番もなく、もちろん比べる事もない
其処に存在するだけで、周りが光り輝き始める
かくいう私もその光の中に浸っていたくて、そばに寄る
ただ浸っていたくて…
何も他に望まない
貴方の存在が其処に在る事を、今日もありがたく思う



-104-

ある晴れた日
小鳥が空を翔る
それをゆうゆうと竜が追い、
竜は小鳥を追い抜き、先を行く
小鳥は負けずに必死に翔る
ふと見ると、竜の尻尾には子リス
小鳥は「それは良い考え」と、
子リスと一緒に竜の尻尾に
竜は風を切り、回転しながら加速し、
竜巻のように進んでいく
そう、もちろん子リスも小鳥も一緒に
竜巻になった竜と子リスと小鳥は色々なものを巻き込んでいく
そして竜はぐるっと地球を一周し、元の場所へ
息を切らした竜は、呼吸を整え波動を戻す
竜の加速と共に竜と一体となっていた子リスと小鳥もようやく落ち着きを取り戻す
「ああ、楽しかった。」と子リスと小鳥。
「ボクたちは一瞬竜になり、そして竜巻になった。
それから色んなものを吸収して大きくなり、
もう少しで、地球にもなれそうだったよ。」

心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑨

2009-02-23 00:22:31 | Weblog
最近、止まっているように感じられた周りの波動が少しづつ動き出したような気がします。気がするだけ?



-81-

小鳥のさえずり
頭に輪を持った鳥が、黄色い光の中にいる

キーンという耳鳴りの後
音は、超音波へと変わっていく
耳を澄ます
音は、ミンミンと鳴り続く

長椅子の下
転がった下駄が笑っている
私も仲間に入れて

夏の日の些細な行事に郷愁を覚える
花火の後?
スイカの種飛ばし?

音と共に振り返る
今は、何も言うまい
ただ、それを楽しんで
其の時を今にしてしまえばいい



-82-

殺伐とした砂漠の荒野に一本のゆりの花
花は語りかける
その大きな口からため息が一つ
語りかけた言葉は言葉にならず
また聞いてくれる相手もいない
ため息は一粒の砂となり、砂漠に溶け込む
ゆりのためいきと共にある砂漠
ゆりは雨の雫を待っていた
雨の雫は辺り一面を濡らして一気に駆けぬく
濡れた地面は瞬く間に乾き
ゆりはまたため息を吐く



-83-

わーい!
分った楽しむ方法
自分に起こるすべての事は自分が望む事
自分が引き寄せている
だったら、すべて楽しめばいい
それだけ
簡単な事



-84-

感情は心の架け橋
感情を表す事は心の体操
感情を大切にしよう
泣く事や、怒る事や、笑う事
どれも悪い事じゃない
恥ずかしい事でもない
感情をしまってしまうと、心は硬くなって、開かなくなる
ずっとずっと硬くなってしまうと、病気になってしまう
胸が苦しいって思う時は、心の体操をして
それでも心が開かなくなった時は、貴方にも鍵をあげる
それで、いつでも貴方と心を繋いでおいて



-85-

身体は悲鳴をあげています
その声を聞いてあげて下さい
いつも自分の欲だけで動き回っていると、時々、身体の声が聞こえなくなります
そんな時、貴方はバッタリ倒れてしまうのです
それでも分らないと…
今、やっと声が聞こえた貴方は、休もうと思っているので、身体がだるいのです
さあ、心置きなく今晩はぐっすり眠って下さい
私が見守っていますから



-86-

空色の空
虹色の虹
当たり前の風景
当たり前の出来事
一粒の雫
天の涙
私の心にポタリと落ちる
涙は広がって溶けてゆく
ノックしたのは誰?
落ちてきた雫はもうないよ
勇気を出して開けたなら
溶けた雫をかき集めて拾ってくれた妖精が、手を差し伸べる
ありがとう
私はこれをどうしたらいい?
必要な時が来るまで、そっとしまっておこう
散らばって無くならないように気をつけながら



-87-

暗黒の闇の中
二人は出会う
一粒のきら星
一粒の流星
重なった瞬間にスパークし、大きなエネルギーを発し、
そして次の瞬間、また軌道に乗り去っていく
次に出会うのはいつですか?
私達が知ることもない程、先の話
そして、太古の時
今回は3回目でした
スパークした光が残っているうちに愛を語ってしまいなさい
暗黒の闇に戻ったなら語る相手も見えなくなる
そうなる前に愛を…
そうしたら、もしかしたら…
光はずっと続くかもしれない



-88-

望郷の彼方、汽笛が鳴る
ピー
空まで昇る煙は雲となり、流れていく
同じように、
この地上で降り注いだ雨は、川と共に流れていく
全てが巡回し、
そして人もまた…
宇宙も同じ
今、変わろうとする地球!
これもまた同じ
変わるのではなく、宇宙の流れと同化し、そして流れていく
自分の人生を見てみよう
回りまわっているその先を見れば、おのずと次の展開が見えてくる
さあ次は空まで



-89-

ほほー、そんな事有りなんですね

なんでも有りですよ、何がダメなんですか?
誰がダメだと言っているのですか?
そんな事に従うのですか?
なぜ?
貴方は貴方じゃないですか
貴方らしく、いつもの貴方でいいんですよ
気取る必要も、臆病になる必要も何もないんです
何が自分らしいか?
それは自分で感じて下さい
考えても無駄です
考えると、考えた貴方しか出て来ないからです
本当の貴方は、考えずにふと出る仕草、言葉、行動
そんなところにあるからです
さあ貴方を感じて、表現してみて下さい



-90-

私の波動はまだ上がらない
周りを見れば分る
私自身を映す鏡だから
何をどうすればいい?
周りの何を見ればいい?

空から降ってきた大王は、行き場の無い気まずさに全てを切り捨て、孤立する

どうか見捨てないで
貴方にとって私は鏡だから
私を見捨てた瞬間に、
貴方は貴方を切り捨てる

ずっと行けるはず…
このままずっと

心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑧

2009-02-18 23:16:37 | Weblog
いまだ、ブログの使い方がいまいち分りません。
最新記事のところ、クリックしたら消えちゃったのですが、どうしたら出てくるのでしょう…
そのうち画像を取り込んで、文字デザインの作品を載せたいのですが、できるでしょうか…



-71-

水上のカタルシス
貴方は何を思う
吹く風に舞い踊る枯葉
滑り行く粉雪
ただ残されるソナタ
アイロンをかけたくなるような氷上を
どこか薄くなっているかもしれないという不安を乗せてソリを飛ばし、
裸足で歩いてみる
冷たさが脳天まで伝わり
それでもなお、他人の振りをして足を責め、ヒタヒタと歩く
次第に感覚が無くなり、足は本当に他人となり、
別人となった足に方向を任せ、氷上を行く
行き着く先は、対岸の草木
此処まで来た証にと草を一つまみし、
来た足跡をたどらず、また新しい地を探す
美しき日は氷を解かし、
私は嬉しさと共に、より不安を感じる
それも、また楽しい



-72-

遠くで汽笛が鳴る
シュポシュポシュポ
汽車は近づく
そばを何かが通り過ぎ─一瞬のうちに─
何だろうと気をとられているうちに
すべてが消えた
汽笛も
静まり返った暗闇の中
鼓動だけが聞こえる
それはとても正確にリズミカルに
私は何処にいる?
私の思考が飛び交っているというのに
私の存在は無い
この思考は何?
何処から来たの?
誰かに声をかけられる
振り向いた(そちらに意識が向いた)瞬間に
私という存在が現れる
そして声をかけた相手も…
いや、それは私の作り上げた幻
それならば、私は私の中に浸っていよう
いつまでも
億千万の魂と共に



-73-

0時から24時まで、一日は24時間
24時間は1440分
1440分は…
そんな事に意味は無い
時間は何?
過去があって、現在があって、未来があるから、時間ができる
過去も現在も未来もなかったら?
じゃあ、此処にあるのは何?
それは「今」
「現在」があるわけではない
「今」が此処にある
今と現在の違いが分る?
「今」は、感じているその瞬間をいうんだよ
「現在」は、意識の中の作られた時間の概念なんだ
だから、本当は最初から「現在」なんて無いんだよね
意識をしているその瞬間が「今」だから、過去も現在も未来も「今」なんだ
「今」を感じて、「今」を楽しもう!



-74-

輝く青い空
架かる虹
瞬く閃光と共に降りてくる無数の人々
何処から来たのか?
宇宙船に乗ってきた人々
降りてくる人々は変わっていない
変わっているのは、宇宙服のようなものを着た人々
空に舞い、地に潜る
深く深く



-75-

満天の星空
その中に一つ、青い光線を放ちながら赤く輝く星がある
それが貴方の星
貴方は其処からやって来て、そして其処へ帰る
今まさに、その時が来ようとしている
貴方の役目は伝える事
この地球上で起こった事
貴方の生活
人間としての行き方、風習
それらはすべて星に伝わっている
貴方の学習として
今、それが終わろうとしている
もう卒業
しばし遊んで星にお戻り
これから、しばしは本当に楽しいよ



-76-

人間の心には悪が潜む
悪って何?
悪は人間の作り出した想念
だから、悪は心の中の想念の位置にある
ずっと奥の真我には悪は無い
さて、悪を無くさねばならないか?
無くすべきか?
悪は無くならない
なぜならそれは、悪だと思い込んでいるだけで、悪ではないからだ
「ただ」の何かである
それを悪という評価をつけてしまっているだけだから、無くす必要も無い
今、よく見てみよう
それ(悪と呼ばれているもの)は、心の隙間で否定され…
でも、無くなるまいと存在している
否定せず、認めよう
それも自分の一部分なのだから
意外と認めた瞬間に、それはいなくなったりするものさ



-77-

空―晴れ渡る空
虹色の雲
煌くUFOが飛ぶ
いつか皆で見た空
今、また見ている仲間は変わる
あの時の仲間は、今何をしているのか?
同じ時間を共有しつつ、
同じ空間にいない
今、此処にいる仲間もいずれまた違う空間にいる事になるだろう
かつて、そうであったように
懐かしさの中には愛が有り、
しかし、感傷に浸ると恐怖が生まれる
恐怖を感じる前に感情を切り離してしまおう
とてもその恐怖は辛いから
寂しさという地獄に落ちる
今を見つめよう
未来に心の扉を開いて、光を受け入れよう
それはそれは心地よい空間となるから



-78-

蒸し暑い梅雨の日
外は雨、たぶん雨
ポタポタと雫の音
部屋の中は低周波の音、いつしかメロディとなる
鳥がさえずる頃には頭の中は次元が変わり
それぞれと交信を始める
光となり、声となり、伝わるものは愛
自分の中にあるものと共振する
愛があるから、愛を受け取る
エゴがあるから、エゴを感じ
恐怖があるから、恐怖を体験する
愛は眩く大きく光り、自分を包み込む
その光は自分そのものでもあり、
自分の内からのエネルギーでもあり、
外からのエネルギーでもある
そうして、すべて(内・自分・外)が同じになって溶け込むと
一体となって…これがワンネス
その核を見つけたなら、それが真我
真我は核でありながら、それと一体となった時、全てとなり、無となる…これもまたワンネス
つまりは全てが無限に回りまわっている
最後が最初となる



-79-

妥協した望み(80%の望み)は、思考錯誤しているゆえにβ波
よって、望みは叶わない
本当の望み(100%の望み)は、心の底から湧いてきたものだからα波
よって、望みは叶えられる
心から夢を描こう!



-80-

ある晴れた空の下
小鳥が餌をついばんでいる
大きなワニが尻尾を大きく左右に振りながら、それを蹴散らして歩く
ワニはなぜ小鳥が逃げるのか分らない
ワニは、「何?」と思って、近づいただけなのだから
そんな風にいつもこんなだから、ワニには友人がいない
ワニは友人を作ろうとも思っていない
寂しくないからだ
ずっと、たくさん友人(又は親友と言える一人)がいた者が、ある時、孤独を感じたなら、
それはそれは寂しいだろう
でもワニはずっといつも一人なのだ
何も生まれた時から変わりはしない
寂しさは過去と現在との比較
比べなければ寂しくない
今(現在)だけを見たならば、それはそれで案外楽しい
楽しさを見つければ、本当に楽しいだけ
寂しさを楽しもう(味わおう)と思わないなら、楽しさだけに意識を向けてみるのがいい





心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑦

2009-02-16 03:25:41 | Weblog

今('09.2.21まで)、アートギャラリー銀座(東京都中央区銀座2-11-4 03-3545-1139)にて、小野画廊精鋭選抜展をやっています。
だいこくユーコも、文字デザイン(本人はヒーリングアートのつもり)の作品を3点出品しています。
ぜひ、見にいってやって下さいまし



-61-

空からの使者
使いを遣わし、空へ帰る
貴方の役目は空飛ぶ絨毯
人を乗せて、
此処からあそこへ
あそこから此処へ
幸せを運ぶ
船員さんも
またあした
夜が呼んでいる



-62-

ほら、コロコロ、カラカラ、下駄の音
カンカン、カツカツ、靴の音
ヒタヒタ、ペタペタ、足音たくさん
クルクル円卓会議の、始まり、始まり
議長は〇〇星のご老人
一見若そうに見えるけれど、ご老人
書記を務めますは、この私
私にお任せあれ
何を隠そう、歴史的に
色々残っているものは、すべて私の手による物
…解読はそのうちね…
私にお任せあれ
星のすべてが書かれたピラミッド
スフィンクスはそれを知るためのキーポイント
パレンケの石碑はお気にせず
その周りに当時の様子が書かれています
部屋の天井に天体が記され
壁にはその天体(宇宙)からのエネルギーの流れ(移り変わり)が記されています
大したものではありません
皆、知っている事ですから
さあ、ご老人、始めてください



-63-

閃光煌く網目に沿って
あの方は直線を走り、近道して逃げる
君はどの道を?
僕は目いっぱい遠回りして、遠回りして、道を楽しむ
最後の道なんだよ
この道は



-64-

さざ波が立ったら、お家に帰ろう
回り道をしても良いから、スイカズラを持って帰ろう
母がそれを待っている
花瓶に挿し、飾ってくれるだろう
風が吹いても、私には届かず
それでOK
皆が楽しく災害を受け止める
光り輝く未来はもう明日
すぐにでも手に届く
つまらない事にいつまでも煩っていずに
楽しい未来を夢見て進もう
私は今、此処に在る



-65-

コロコロサンダル
履いたらかけっこ
空までジャンプ
あの雲まで届いたなら、明日の天気はきっと晴れ
雷の頭にもしもサンダルぶつけたなら、きっと怒って、明日は雷
そうそう雷の日って、きっとそんな事があった翌日なんだよね
どおりでサンダル一つ無いと思った
コロコロサンダル
明日は雲の上まで探しに行こう



-66-

断腸の思いは銀河の果て
ブラックホールに放り込まれた

豚のシッポ
探したくても奥の奥
潜りたくもなく諦める
豚のシッポとは意味の無い
いやいや、もしかしたら、とても貴重な代物
そんな物が、ブラックホールの奥の奥

意外とそれは、今のこの世だったりして…
内なる宇宙は、大きな外の宇宙に匹敵し
もはやすべてがメビウスの輪
始点もなく、終点もない
表もなく、裏もない
それらは全てであり、無であり、一つであり、全てである
そんな銀河の中心に、我らが地球は存在する



-67-

Happy Birthday 光さんざめく星々
流れ落ちる星屑
その中でたった一つ青く輝く地球
そうたった一つ
他に探したって無い
緑に輝く星…
赤く輝く星…
けれど、青く輝く星はこの地球だけ
青の意味を知っている?
知性、そして慈愛
けれど、この地球の青は表現を意味する
自己を表現する
自己を表現せずに、この地球に存在する事は不可能
自己とは、殻を被った人間の欲ではないのでご注意!
本当の内なる自己を表現して下さい
難しくはありません
まず「恥ずかしい」を捨てましょう
そして、湧いてくる感情をただ見つめ流しましょう
残ったものが、
表現するべき貴方です



-68-

ピーナッツ
ツインソウル
貴方は双子の片割れ
貴方と私が揃って、初めて一つのピーナッツができあがる
貴方一人でも成り立つし
私一人でも成り立つ
でも、二人揃うとかわいいピーナッツ
それを貴方は感じているかしら
ずっと、そばに居ようね



-69-

Hei!Hei!そろそろ始まるよ
心の準備はできてるかい?
天使は発射位置に就いて待っているから
乗り遅れないように
運転手は象
そう、あの象の神様です
さあ、行き先など気にしないで、委ねてお乗り下さい
大丈夫
持ち物なんぞいりません
何の下調べも無用です
貴方の決意だけあれば、後は野となれ、山となれ
貴方をそのまま表現すればいのです
ほら、何も無い方が表現しやすいでしょう
さあ、発射オーライ!



-70-

満天の星空
私には見えない
何処かでこの全てを見ている人がいるのだろう
だから、星は空に存在する
私の目には見えない
同じように見えない人と、私は世界を共用しているのだろうか
星の無い宇宙を
いや、今見えなくても、きのうは見えた
明日も見えるかもしれない
今日、無い空に、星は存在する…はず
だとしたら…
自分自身、そんな風に存在する事があるのだろうか
誰かに見えて、誰かに見えない
それでOKのはず
見えようと見えまいと、
私は此処に存在する


心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑥

2009-02-15 01:37:28 | Weblog
前回のブログの最後にスポンサーリンクとかってCMが入っていました。
…もうちょっと謙虚な場所に入れてほしー…  
                         

-51-

未来を築く
それは過去の上に成り立つ
未来、現在、過去、それらがピラミッド状に並ぶ
多くの過去は色々な経験をいう
今世だけでなく、過去世のことも…
戦争により多くの人が死に、
立証できるすべも少ない
輝かしい未来は、輝かしい意思を持った現在の先にある
それを忘れては生きてはいけない
今を楽しく、今を生きる
それが基本



-52-

宇宙に放り出された私
私は誰?
比べるものも無く
計るものも無い
私は誰?
暗闇の中に一人たたずむ
大きな鯨がやって来て
パクリと口を開け飲み込まれる(?)
鯨は私の身体を通り抜け去って行く
私の実態は無い(?)
私は誰?
星も無く
地球も無い
なぜ此処が宇宙空間なのか?
私がそう思っているだけ
そう思う私は誰?
真とは何?
心のさざ波…
それが私の始まり



-53-

寡黙な人
百獣の王、ライオン…
ライオンはひれ伏す
彼の波動は穏やかで強い



-54-

空を飛び
地を跳ねる
曲がり角を曲がると
其処に私がいる
曲がったのも私
其処にいたのも私
「こんにちは」と挨拶をして通り過ぎる
夢の中
もう一人の私はどう思ったのだろう?
どう感じたのだろう?
私ではないのか?
私なのに、
私の考えが分らない
私なのに…
私を分っている私は誰なのか?
それを探ろう



-55-

人は皆高揚し、過ぎ去る
新たな霊能
力を込め、叫ぶ
「我々は初めにツノありき」
「未だもって与わず」
そして身をもって緩急す



-56-

鏡に映る空歩く者、
鷲に飛び乗り、竜のように太陽を翔る
青い夜にサイは投げられ、戦士は風と共に散っていく
蒔かれた種はいづれ芽を出し、青い手によって育てられる
白い犬が愛を傾けてくれるなら、
それは花となり、実を結び、そしてまた種となり輪廻する
それが地球、赤い地球
その中で嵐は暴れたい放題
混乱の中、猿はただ黙り、魔法使いが杖を振る
即座に蛇がとぐろを巻き上昇したならば、
黄色い人はたちまち悟り、
世界の橋渡しとなって、赤い月と黄色い星を仰ぎみる



-57-

夜もふけゆく大空の彼方
いさかいが絶えず…
それは今、終焉を迎えようとしている
その波動が地球とシンクロし
今、地球も終焉を迎えようとしている
ああ、光に包まれた地球よ
人を乗せたまま、次元上昇しておくれ



-58-

そんなに詳しくないので知っているものだけなら…
一つだけ…花言葉
“あなたにあげるボクの愛を、心に留めてくれてありがとう”
積もり積もった雪をも溶かす熱い情熱
それも素敵だけど
シンと静まり返った雪景色に、一片落ちる梅の花も素敵だろ?
ほら、もうすぐホトトギスが来て鳴くよ



-59-

空高く遠吠えする犬
何を思って鳴くの?
黄金の光を放つ菩薩
もっと光を遠くまで放ってよ
私は貴方から遠く離れた所にいる
私は貴方のように輝けるかしら?
犬に聞く
犬はチラと見て、また遠吠えする
何を伝えようとしているの?
何に向かって?



-60-

コロッと何かが転んだ
ケロッとカエル
カエルが鳴くからかーえろ
そうそう誰かが早く帰っておいでと呼んでいる
お母さん
母なる星
今帰るよー
待っててね      

心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)⑤

2009-02-14 01:25:31 | Weblog
最近、家のワンコが異常に敏感で(?)吠えまくっています
なにか周りの波動が「変」ではありませんか?
とりあえず続きアップします。



-41-

真夜中の飛行船
何を乗せて飛ぶ?
乗っているのは金平糖
輝く雲にこんにちは
あひるが揃ってガーガーガー
星屑の涙が滴り落ちて
湖に落ちたその奥に
煌く宝石
それは何?
探してごらんダイヤモンド
湖の底を探したって見つからないよ
だって此処にあるんだから
ほら、手を広げて見てごらん
ほら、此処に!



-42-

2つの饅頭
「2つしかない」と考えるか
「2つもある」と考えるか
現実は変わらない
でも、考え方捉え方で、世界が変わる
もしも災害があったら、どう捉えるか?
地震があったら?
これも同じ
現実はただあるだけ
地震があるだけ
これをどう捉えるかで世界が変わる
地震なんて体験、そうめったにできるもんじゃない
だから楽しんじゃおう!
こんな体験ができるなんて!♡
そう思ったら、恐怖も不安も何もかもが楽しい1つの体験
あとは楽しいポジティブな世界を満喫しよう
それがアセンション



-43-

空の下は雲
あたり一面に広がる青い波動
人々はそれを吸収し、そして広げていく
より深く、濃く
そんな中に1滴ポツンと違う色を落としてみる
それは瞬く間に青を染めて広がる
でもまたすぐに周りの青に侵食され、青に染まっていく
それでいい
それでOK!
何も変わらぬ今の生活
変化は一瞬
それをただ楽しめばいい
恐るる事なかれ
今は落とされたその1滴の色をよく見て楽しもう!



-44-

荒野にたたずむ夕日のガンマンならぬ、何かしようと思っている男
男の背後には、彼を操る色々な魂
魂の源は一つ
私も貴方もその男もすべて大きな光に包まれ、根源に帰る
今、それを表現している男
表現の中に言葉があるならば、何を選ぶか?
そう選ぶだけである
「愛」を選び
「信」と愛の中心であるところの「真」を選ぶ
それが彼の選択であり、表現である
何を選ぶか
何を表現するか
そこに自分がある



-45-

そそらそらそらうさぎのダンス♪
うさぎのダンス?
見てみたいものだ
うさぎは足を跳ね上げるのか?尻を振るのか?
耳は?ヒゲは?
ぴょんぴょん跳ぶだけのうさぎを見て、ダンスと言ったのなら
それは素晴らしい!
うさぎの中にダンスの意識があったのだろうか?
さあ、ここで一つ質問です
すべてあなたの見る世界
その元となる所
(見たものと)同じ意識が(他の人に)あるでしょうか?
否!
あるのはあなたの中の意識だけです
うさぎはダンスをしようと思っていた訳ではなく
ダンスをしていると思った(見た)人の中に意識があるだけなのです
見た人がいなければ…
意識した人がいなければ…
この世界(歌)は生まれなかったのです



-46-

黄金の鐘が鳴る
夜空に響き渡る
協会の屋根に(大)天使が止まり
羽を繕う
今晩は門を開け、大勢の人々や天使が舞い込む
それは必然であり、非必然でもある
(大)天使に託し、去る
残った残骸に祈りを込め
さあ楽園へ



-47-

日(ひ)、神、月(つき)、火(ひ)、水(みず)、木(き)、土(つち)、あとは金
様々な所からエネルギーをもらい、生きる
金も大事なんだよ
ほら、見てごらん
1週間だ
神が此処にいる
つかの間、隙間に埋まる
シュポッ!神の音?



-48-

青と緑のピノキオのようなロボット
彼らは月に乗って、地球を一周し、調べ上げ、
今、此処に降りようとしている
阻止しろ!
それらは心の中に入り込み、隙を窺い、
全人類を支配下に置くつもりだ
今、地球がアセンションしようとしているその時に、
人類が他の宇宙からの侵略者に支配されたのでは、アセンションできない
今が分かれ目
心に隙を作らないように、
常に自分を見失わず、
常に前向きに、
心を愛で満たしておいて
隙間という隙間を愛でいっぱいにしておけば、心の隙ができないから、大丈夫
今が肝心
愛を心に



-49-

今、立ち上がろう
立てと言われたから?
座っているのが苦痛だから?
動機など何も無くても、さあ、立ち上がろう
‶立とう″という小さなひとかけらの感情(意思)から、物事が動く
まず最初に自分の体が動く
「立つ」という行為
そして、それによって引き起こされる様々な事
自分と共に着ていた衣服の形が変わる
立った時の形態
立つことによって空気が動く
そしてもちろん時間の経過も…
もしかしたら見ていた人が一緒に立ち上がるかもしれない…
ちょっとした心の波が行為を呼び、物事を動かす
やってみよう!
貴方の意思で世界が変わる
できるなら…
平和の祈りをささげて!



-50-

野中の一軒家
誰もいない
そこへ旅人がドアを叩く
返事はない
けれど、ドアは開いた
誰が開けてくれたのか?
旅人は中に入り、
色々なものを物色する
旅人はその中から一つの物を見つけ、手に取る
それは自分が感じた物
それは自分が感じた事
それが、一番だから




心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)④

2009-02-09 01:18:25 | Weblog
映画「禅」見てきました。
私にとってはタイムリーで、良かったです



-31-

自然を追い求めて、自然でなくなる時がある
過剰な自然志向は、むしろ不自然
健康を求めて、体を痛めてしまうように

自然の姿とは「そのまま」である
「そのまま」「あるがまま」で生きるのが美しい
どうしたら「そのまま」生きられるのか
周りの飾り…エゴ…いらない物を取り去ればいい
其処に残った物が貴方自身だから
貴方自身は美しい
自信を持って本当の自分で生きよう



-32-

エゴがあるのが自分自身
悪があっても自分自身
優しさあふれる品行方正な自分を作る必要はない
エゴなんてない、悪なんてないって思い込んでも、
張子を被っているだけで、
自分自身何もかわりゃしない
自分自身をきちんと見つめた時、
エゴや悪や、もちろん正義なんかも
自分の中にあるすべてを認めた時
すべてがうまく消化される
すべてが消えた時に、自己が其処に残る
それはそれは光り輝く、本当に愛あふれる美しい自分自身



-33-

貴方は死にました
貴方は死んでいます
そう、貴方の肉体はこの世には無いのです
貴方は自分の身体が見えますか?
それは物質的な肉体ではありません
肉体が無くても、この世にいる事はできます
でも、この世にいても貴方の幸せはありません
どうか光を目指して進んで下さい
そして、次の世、幸せに生きることができますように



-34-

感謝の心がなければ
協力や奉仕はできない



-35-

雪の降る中、狼が一匹、途方にくれていました。
自分の足跡が見えなくなっているからです。
次から次から降る雪。
次から次へと足跡を埋めてしまい、見えなくしてしまうのでした。
狼は真っ白な雪の中で考えます。
いったい自分は何処からきたのか?
どっちへ行ったらいいのか?
狼は叫びます。
「どっちへ行ったらいいのーっ!」
声は山々にぶつかり、あっちこっちから返ってきます。
「どっちへ行ったらいいのーっ!」
「どっちへ行ったらいいのーっ!」
「どっちへ行ったらいいのーっ!」
狼はその木霊の声を聞いて、ふと何か気づきました。
山々がどっちへ行ったらいいのか聞いている。
自分はどっちへ行ったらいいのか分る。
ふと、そんな気がしました。
自分はどっちにも行ける。
そんな気もしました。
狼は勇気と自信を持って一歩を踏み出し、歩き出しました。
雪は降り続けます。
狼の姿はもう見えません。
狼は自信を持って何処かへ歩いていきました。
雪はその足跡さえも消していました。
一面真っ白です。
山々も静まり返っています…



-36-

草原を走る馬
たなびくたてがみ
続く馬、羊、牛…etc
後から来たのはカエル
草原を大群が通る
踏まれた草の上をカエルが跳ねる
ケロッとひっくり返り、何かに変わった
泡となり、草に交わる
カエルの魂は草と共に同化し、草と共に広がる
地球全体を覆いつくすように
一つの大きな魂となる
ワンネス
カエルの命はそこで癒される



-37-

雪の中で、人々は昔を思い出す
雪に囲まれ、電気が止まる
水が凍る
昔はそれがあたりまえ
今、この世界でそれが起こると、とっても不便
その不便さに、恐怖を感じる
不便なだけだよ
何も怖くないよ
昔を思い出して、この不便さを楽しもう
ほんのつかの間だけ



-38-

大空に羽ばたく雲
ちぎれた雲から降り注ぐ光
光の先には一筋の道が…
旅人が歩く
老人や子供
犬や猫
皆それぞれにそれぞれの歩みで
急ぐ必要はない
急いでも構わない
自分の好きなように
しっかりと、又はふわふわと、歩く
色々な人と出会い、別れ
なんて楽しいんだろう
落とし穴があるかもしれない
石にけつまずくかもしれない
それも良し
それもおもしろい
道を楽しむ



-39-

クリスマスイブ
星と共に天使が舞い降りる
貴方は何を願う?
人の心の温かさに触れ天使は笑う
彼らの笑いが波動となって広がり
そしてまた人に感銘を与える
サポートにきているんだよ…天使が
彼らにお願いして
貴方が貴方であることを
私は此処にいるよ



-40-

混沌とした窓
吹き抜ける風
見上げれば青空
道路はぐちゃぐちゃの雪
踏みしめる足跡
人は何を考えそこを往来するのか
極まりない羞恥心をさらけ出し
そこにはただ空虚な心があるだけ
私は風に乗って世界を駆け巡る
見たものは愛
誰もそれに気づかない
此処にあるのに

空からそれを降り注ごう
人々が受け止められるように
私の役目は天使の手助け
その私を天使が助けてくれる
そんな宇宙のしくみを人々は知らない
お互いの協力の下、紡がれ、織り成す社会
それが悟り…


心の声ー見えない存在からのメッセージー(2006年)③

2009-02-04 00:57:26 | Weblog
ずっと浄化の風邪、めまいと寝込んでいました。
節分も過ぎ、ホントに新しい年が始まっていきます。
今年もよろしくお願いします。(ちょっと遅い?



-21-

「狼さん。狼さん!」
狼は起こされました。
今まで何か夢を見ていた気がしましたが、起こされた途端に忘れてしまいました。
何か心に引っかかっています。
「何の夢だったかなー?」
思い出そうとしても、なかなか思い出せません。
「まあ、いいや。」そう思って、起こしに来た羊に、何の用か尋ねました。
羊は言います。
自分の夢の内容を少しだけ思い出したというのです。
「狼さんと何か関係があったような…」
狼はそう羊に言われて、
「そういえば、自分の夢にも羊さんが出てきたような…」そんな気がしました。
狼と羊はその時それ以上思い出す事ができなくて、それでしばらく一緒に暮らす事にしました。
暮らしていくうちに二人はとても仲良しになりました。
でも時々、狼は羊を<うまそうだ>と思う事がありました。
羊は時々、<恐怖>を感じる事がありました。
ある時二人は、また夢を見ました。
起きた時、夢を二人はまざまざと覚えていました。
とってもショックな夢でした。
狼が羊を食べてしまった夢です。
二人とも同じ夢を見ていました。
夢の中で、狼は食べられた羊でした。
食べられる時言いました「今度は狼に生まれてきて、お前を食ってやる!」
夢の中で、羊は狼でした。
「そうか…そうだったんだ。」二人は言いました。
羊は、今度は自分が食べられるかもしれないという恐怖をずっと心の底に持っていたのでした。
でも、狼は羊をとても好きになっていました。
食べたいという気持ちは、無くなっていました。
羊は言いました。
「僕を食べてかまわないよ。」
狼は大きく首を横に振り、
「羊さんを食べたりはしないよ。」と言いました。
羊は狼に「ありがとう。」と言い、二人はそれからもずっと仲良く暮らしました。



-22-

カラカラカラ、下駄の音?
神社の鐘の音
遠くで聞こえる、渡り鳥の声
開け放たれた扉
ひるがえったマント
そばを水色の光が泳いでいく
ワンワン犬が鳴き、何者かが去っていく
汽笛は鳴り響き、子供たちは家路につく
数式を黒板に書く先生
簡単そうな式、それでも解けない
いったい私の頭(頭脳)は何処へ行ったのか
夢から覚めた夢の後、
「もう寝なさい。」と天使が囁く
明日はもうすぐそこ



-23-

分断の空
闇の中をさまよい歩く通りすがりの人
空を仰ぎ見て「マッチはありませんか?」と言った
「いえ。」と言うと
「月の明かりで良しとしよう。」そう言って、去っていった
またすれ違う人
「夜空の星は美しい。」そう言って、去っていった
月は西の空に消えていた
風がそよぎ、雲が出てきたのか星も消え
暗黒の中で、孤独を楽しみ、寂しさを噛み締めている
東の空が白み始め、
起き掛けの人が声をかける「十分夜を楽しみましたか?」
太陽はもう大分高いところまで上がり、
鳥はさえずり、
人々は意気揚々と働き始めている



-24-

不死鳥は死なない
死なない故に死ぬ事ができない
何か楽しい事をしよう

ペンギンは泳ぐ代償に、
飛ぶ事を捨てた
何か楽しい事をしよう

大きな鳥は小さな獲物を食物とし、
小さな生き物はそれよりもっと小さい者を獲物とする
すべてが当然で、すべてが当たり前

当たり前の事を変える必要はない
当たり前をそのままやるのが愛なんだから
(愛も分らず愛をほざく)
いいって事さ、それも当たり前
(何に対して?何と比べて?)
対照なんてないさ
自分の中だけで…
それを基準にそのまま生きよう
そのまま生きてる事そのものが愛なんだから



-25-


瞳の奥は空洞、宇宙と繋がっている
今見ている外側の現実
そして、空洞の中を意識の力で覗いた時
超宇宙の現実が見える
それは青くて、でもちょっと暗い
外側の現実は内側の現実(意識)を映し出す
瞳の奥に外側と同じ現実があるとしたら…
楽しい未来を創り出そう
瞳の奥の小さな私は何をしている?
世界は無限に変わるはず
創り出そう自分の未来



-26-

ダーツの的―クルクル回る
射抜かれるのは的ではなく、私?
子犬を可愛がる
子供(人間の子)のように
いつか二本足で歩くかもしれない
この子(犬)の中に人間の子が入っている
きっとそうに違いない…たぶん…
犬の着ぐるみを着ている
そんな錯覚に落ちたりする
犬は顔がめくれそうな程大きな口を開けてあくびをした



-27-

遥かかなたに一匹の狼がいました。
狼は腹をすかせ、獲物を待っていました。
そこへやって来たのは一頭のゾウです。
大きなゾウを、狼は食べる事ができません。
そこで狼はじっと次の獲物を待つ事にしました。
狼はヤギや羊を待っていました。
けれども、次から次から来るのは、
とっても狼が獲物として食べれるものではありませんでした。
狼は、もうお腹がすいてすいて倒れそうでした。
「こんな状態ではヤギや羊が来ても襲えない。」と思いました。
狼は、脇で草を食べていた最初のゾウにお願いしました。
「どうか食べ物を分けてください。」
ゾウは、狼のために食べ物を分けてあげました。
それはもちろんヤギや羊ではありませんでした。
狼とゾウは仲良くなり、お互いに協力しあって生活を始めました。
ヤギや羊がそばへやって来ても狼は襲うこともしませんでしたが、
今では狼は太ってコロコロです。
狼は思いました。
「食べ物は何でもいいんだ。
僕はこんなに太って、いつもお腹がいっぱいだもの。」



-28-

悶々とした夜に、貴方は来ない
何処で何をしているやら
私は一人
ゆっくりといつもの生活
お茶を飲み…
不意に誰かがドアを叩く
隙間から外を窺う
其処には誰もいない
風の悪戯?
そんな事を考えていると、電話のベルが鳴る
貴方から
貴方の魂がドアを叩いたのか
それとも…
私のテレパシーが届いたのか
二人が繋がる
その瞬間に世界が繋がる



-29-

目を開けて見てごらん
耳を澄まして聞いてごらん
心を開いて受け止めてごらん
身体を思い切り使って感じてごらん
人間なんだから



-30-

ある晴れた日
大空に鳥が舞い降り
水平線には鯨が潮を吹いて跳び上がる
そんな光景を目の当たりにしながら、砂浜で寝そべっていると
風がそよぎ
目の前に、大空から大男が現れる
「ご主人様。何なりと。」と言うので
「鳥と鯨を…」と言うと
大男は「仰せのとおりに。」と言って消え
鳥は空を飛び、何処かへ消え
鯨も海に潜って、何処かへ行った
私の前にはいつもと変わらぬ海の姿
大男と舞い降りた鳥と跳び上がった鯨は何処に
目の前の現実はいつもどおりでも、私の記憶にはきっちりと刻まれている
それが私の世界