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空風

詩&小説や日常生活を書いたりしています。
只今短詩に挑戦中。
目標:一日一更新。

いとで縛る―詩

2012年12月10日 22時35分29秒 | 




助ける言葉も救う手立てもないに等しい

そんな私はただ考えるだけ

考えて、考えて、考えていれば

この思考が糸となって

縛り付ければいい。この世界に

貴方と今を縛り付ける鎖になれば、と。

私の意図なんて、とても細くて弱いもの

だけど想う人は多いはず

だったら、大丈夫だ

私なんかよりも、生きていけるはず



だからその糸にどうか、今はしがみついていて





いとで縛る

私を軸にした都合のいい話―詩

2012年12月09日 22時32分15秒 | 




気付かない振りをして歩いていった

一時の感情だけで死んでしまうだなんて哀れだと思った

少し時が経てば風化してしまう痛みに一生を潰されるなんて憐れだと思った

だから知らない振りをして走っていった

何もないし知らないなら、ないのと同じだから

だから振り向かず足を進めた

ただそれだけの話



疲れたって歩みを止めてはならない

まず疲れを知らなければいいだけの話

だから私は感じることが出来ないのだろう、と

一人納得して、前へと進む

気付いちゃいけないよ、そのとき私は倒れるよ

だから気付かない、知らないふりして

ギリギリまで溜め込んだら、おやすみすればいいだけの話

人の体はそうやわじゃない、とは

後になって、自身をもって知ったこと



気付いてはいけないよ

周りの空気も、相手の感情も、私の疲れも

知らなければいいだけの話

そう、知ろうとしなくていい話

全部全部、私のためだから

それだけの話なのだ



なんとも寂しい話だった。





私を軸にした都合のいい話

本当(詩)

2012年03月18日 22時22分49秒 | 








お前がじっと何かを一心に見つめる姿は

固まる彼女たちから言わせれば、そう「不気味」。

「不気味」で「気持ち悪い」お前にも

遠くからの笑いも馬鹿にしたような言葉

全部全部、その耳に届いているはずだ。



でも視線はぶれされることなく

ただ前を向いている

聞かなかった、なかったことにしようとしてる

でも、それでもその耳には

匙も罵倒も汚い言葉も

なんだって、なんだって入り込んでくるから

見て泣かないように、精一杯の配慮をしているんだ。






俺とお前の人生、なんでこんなに行きづらいんだろうな

馬鹿にして笑うのも疲れてしまう

蹴り飛ばすには体力もなくなったんだ

それでもお前には、誰も持ち合わせてない右手を持っていて

奇妙な線と線を繋いでいくんだ

お前のその芸当は、あの固まってでしか生きていられない

呼吸も出来ない彼女たちに比べれば

たまげたものだよな、なんて褒めてやったのに

知っている、とだけしか返さないお前は本当に、本当に、








行きづらいよなあ、本当に。

崖あり谷あり山あり関所ありでさ、本当に、本当に、




生き辛いよなあ、本当に。

塊みたいな町から街へ出て行けたと思ったのになあ、本当に、本当に、







でも、逝き辛いよなあ、本当に。

無数の手がどん底から引っ張りあげてもらったし

何より、お前はまだまっすぐ歩くつもりでいるんだから

体力もないのになあ、本当に、本当に、





本当に。


fin.

ねーねー(詩)

2011年11月23日 13時36分11秒 | 




私今日も元気に空気吸うの
少しでも菌が入れば
きっとまたおねんねになっちゃうけど

頼られるような人間になりたい
なんて言ったところで
頼れる力も金もないくせにね

吐いた言葉は誰の心にも届かず
傷一つつけれずに
落ちて 溶ける だ け。


大きく目を開いて前を見て歩いたところで
私の生きる道なんて凸凹だらけ でも
何もないよりかは楽しいでしょ?なんて
強がりも言える余裕があるわ
さあ歩きましょ






優しさなんて持ったところで
変に腐ったこの世界じゃ
ただ毟り取られるだけの可哀相なチカラ

自由の身になったところで
大して動きもせずに
なまけた思考で毒吐く口だけ絶好調なんて

あ、あー あー
今日も元気でよかったね
明日はしんでるかもわからんね
さーどうだかね、なんて

いつ消えちゃうかなんてわかったもんじゃない
それならまだ定まってた方が
有意義なのかもね、なんて



でも でも きっと、ね
貴方の足は無駄じゃないわ
って言われる日がくるかもしれないわ
って思うだけでもいいじゃないの
馬鹿は馬鹿なりに笑いましょ
気狂いだからおかしくないのよ!




とりあえず、ほ ら、 ねー。




PS.なんかデスクトップにあったのでそのまま捨てるのもと思ってUP

一歩―詩

2011年07月26日 23時08分08秒 | 






じっと待って、耐えていたの

だからこの通り筋肉なんかとれちゃって

少し遠くを目指そうとしただけで痛んでしまう

弱い体、と一人笑う

独りでカラカラ笑う

笑って笑った後は、することがなくて

とりあえずまた歩くことになるの





大きな荷物を背負うのは

貧弱なこの体には至難の業で

だから少しずつ、少しずつ

小さくしたものを

片手に、片手に、背中に

ゆっくりと、ゆっくりと前へ

でもやっぱり力はないから

すぐ重く感じて、立ち止まってしまう

はあ、はあと重い息を吐いたら

また、歩く。前へと歩く






誰も支えちゃくれないよ

誰も期待しちゃいけないよ

私は私で歩かなきゃいけないよ

どんなに誰かが助けてくれようとしても

私の足は、私の足しかない

誰かが代わりになってくれるわけじゃない

だから私が、行かなくてはならなくって

どんなに弱くなっても

どんなに悲しくても

どんなに一人ぼっちでも

前へ、前へ、前へと

進んでいかなければ私は

いきちゃ、いけないのだ






障害は、乗り越えた?

なんて誰かが尋ねてきたら

そんな事出来るわけないだろって

からりと笑って、答えて、吐いてやるよ

重い荷物を、いっしょう背負って

他の荷物も、いっしょに持って

からから笑いながら

からからの涙を流しながら

前を、歩いていく






でも、荷物は引きずってもいいって

分かったから、分かってるから

私は今日も前を行く

前に向かって、歩いていく




歩いている。





あるけやほいほい。

オン凶器―詩

2011年01月31日 17時43分17秒 | 






誰かが私を呼んだから
振り向いても、誰もいなくて
前を向けばまた呼ばれて
振り向いた、やっぱり誰もいない
足を進めれば笑い声が
どこからともなく聞こえるから
耳をふさいで
前へ逃げてって



四方八方、鋭い音が
耳を、肌を、頭を
振り回して
突き刺して
放り出して


リードもどこか捨てられて
立ち尽くすわたしの立場を
見事に、粉砕してくれた人
笑うその声は何処かで聞いたことがあって
自然と口元が歪む



「夢をつぶしてくれたその代わりの夢を見せてくれるんでしょうね?」


嗤ったままその人は逃げてったの




なんか、あったので。

本当はもっと長かったんですが読んで自分でも「は?」てなったので消しました

ユーマイ・ライン―詩

2010年12月27日 18時09分58秒 | 







君の手が欲しいの

温もりに包まれたい、と

甘えた声で叫ぶ

声を枯らして

虜にさせたその笑顔で言うの



「キミ、**だね」と。



私の耳はそれは難聴で

聞き取りづらい

見えづらい

この世界が歪んで見えるの

それともこの地面は歪んでるの?



私は私を信じない

私は君だけを信じる

だって、君という柱は

太くて丈夫で壊れなどしない

大丈夫、大丈夫と繰り返し呟いた

私の後ろで嗤う、誰か



口にした



『その根拠は?』


という言葉を

飲 み 込 ん で 溶 か せ 。




(反響した、声超え)




***




君の温もりが欲しいと

繰り返し求めた

また、誰だお前はと

振り返らず言って

声は笑って

『なんだよその落差は』って

聞き覚えのある声は


「君」じゃないですか。



え。

え、

え?




つまり、そう、つまり。

私は君と戦っていたのですか。

――そうだよ。

君は私を嗤っていたのですか。

――そうだよ。



あ。

あ、

あ?



じゃあ、なんだ、じゃあ。

頭がぐるぐるぐるぐる輪を描き

線を引き

黒に染まる

キャパシティない私を「君」が笑う




私は君を信じた

でも

君は私を嗤った

でも

私は君を信じた



柱は太くて丈夫で壊れなかった

けれど



何、この、穴、と

見つけ、触り、唖然とする

私の信頼していたものは一体何だったのかな、て。




ああじゃあ全部ウソにしてしまえば簡単だ。

私は私を信じない。

私は君を信じない。

私はすべてを信じない。

これで大丈夫、大丈夫と

繰り返し呟く私に君が一言





『その根拠は?』


という言葉を


呑 み 込 ん で 解 か せ 。



(崩壊した、声恋え)



fin.





P.S.久々の詩です。元気です。

ぼやき-詩

2010年07月30日 14時06分08秒 | 
今日も何かがおかしいのか彼らは

ぱっくり大きな口を開けて

それを「不機嫌」ととらえるには

馬鹿な僕には時間が足りなく

認識する前に君からもらった物を奪われた



あっ、と言う間も与えられずに

それは管を通ってドコカに流れて

その一部始終を見た彼らはそれで気を良くしたようだ

くるっと回って彼らもドコカに消えた


そして、僕はと言えば

物を握っていた手を閉じることもせず

ただ唖然として口も、閉じれない





君に警告されてたんだけどな

忘れないようにって、何度も記憶させた

はず、全部、そのつもりだった、になって

結局紙はいつのまにか白く戻されていた

だだっ広いだけで、なにも残せない無駄な記憶の紙

インク一滴のシミもつけれないんだ





「それなんて不良品?」

ケラケラ笑う人、正常のカタマリ

彼らは無知な細胞の固まりなんだ、と

押し通すように君は何度も言うけれど

結局この耳も不良品でして

左右繋がって君の言葉が流れてしまう

何も聞こえないまま

両目で僕は全てを捕らえてしまったんだ




オウム返しに言うだけの人形

誰にも助けてもらえないかわいそうな人を演じて

誰の言葉も受け入れられない狂った人にもなって

誰の助けも得られないどうしようもない馬鹿になった




違う、違うと涙こぼして振り絞るように君は言うけど

じゃあ一体僕は何だったんだ、って

とことんどこまでも君を困らせておいて

僕は笑う


(ところで笑うって何だっけ、か)




傷つけられてるのは僕なのに

その傷見て傷ついてる君は

非常に滑稽で、おかしくて

笑って涙がでてくるよ

おかしーね、おかしーねと

同じ言葉を繰り返すだけの僕を

彼らと同じように不良品だと言って

君がこの窓から突き飛ばしてくれたらいいのに

そしたら何でも許せるのに



それが君にはできないから

仕方ない自らやってみせよう



(僕もう飽きちゃった。君のことも、いろいろね)


fin.

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P.S.詩というより歌詞です。見逃してください

短242

2010年07月18日 16時03分38秒 | 
どでかい夢、たくさん言ってさ

希望いっぱいの言葉、詰め合わせてさ

輝く未来のために幾つもの塊、流し込んでさ

でさ、さあ・・・



(叶う確率なんてたかが知れてるけど)

(何か形にしなければ。)

いつ消え失せても残るように、ね

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それが、意義だった