ミラクルロード to FIJI ~ 奮闘記 in JAPAN ~

南の島フィジー。青い海、輝く瞳、はだしの子どもたちと、のんび~り暮らしていました。日本に帰国、ギャップに苦しむ奮闘記?!

恋しいフィジー

2008-03-30 19:37:27 | フィジー
帰国してすぐ、美容院へ行きました。
「髪の毛サラサラですね」って言われました。
そんなこと言われたの初めてです。
水が悪いと髪の毛も痛むと聞いたことがあるので、フィジーに2年も
いたら、きっと痛んでるだろうなって思っていたのに。

ファンデーションを買いに行って、化粧をしてもらったとき
「肌、つるつるですね」って言われました。
日焼けして、決して肌はいい状態じゃないのに。

どうして立て続けに、こんなこと言われたんだろう・・・って考えたら
すべて、フィジー効果なんです。
私にとって。
フィジーで毎日楽しく、のんびり、幸せに暮らしていたので、きっと
身体もそのように反応していたのでしょう。
最後の数ヶ月は、写真の自分の顔が以前と違っていることに気づきました。
きれいになったかどうかは分かりませんが、輝いているっていうか。

でも、今の私はどうなんだろう・・・。
どことなく寂しげです。
フィジーが恋しくて、フィジーに帰りたくて、引きこもりがち。
笑う回数も減りました。
痩せました。
こんなんで日本でやっていけるのかな。
あさってから仕事が始まり、考える暇もなくなるから紛れるかな?

真っ青な空。
椰子の木。
陽気で、大きなフィジアンが恋しいです。

戻って来ちゃった・・・

2008-03-26 19:20:14 | Weblog
日本に着き、研修を終え、実家へ戻ってきました。

フィジーを離れるとき、私もっと悲しいって思ったんです。
もっと泣くだろうって思ってました。

でも、思ったよりも泣きませんでした。
8月にまたフィジーへ帰るから、だから涙も少しだったんだと思います。
8月に帰るっていうのがなかったら、とてもじゃないけど私、フィジーを
離れることはできなかった。

空港へは隊員仲間や、大切なフィジーの友だちが何人も見送りに来てくれ
本当に嬉しかったです。
別れが辛くて、ギリギリまで中へ入らなかったほど。
名残惜しくてね・・・。

フィジアンの優しくて、あったかくて、大きくて、広~い心に感謝です。
8月、またそこへ飛び込んでいくのが楽しみ!

もうすでにフィジーへ4回も電話をしているので、遠くにいる気がしません。
またすぐ会えます。
それを支えに、何とかやっていこうと思います。

東京の研修で再会した隊員たちは、私みたいな感じの人がいませんでした。
「う~ん、楽しかったけどね、やっぱり日本がいい」
「嫌いじゃないけど、もういいやって感じ」

私ともう一人の同期だけが、赴任地が恋しくて恋しくて・・・。
いつまでも恋しがっていてはいけないのかな?ってちょっと思ったり。

でも、フィジーに恋しちゃったんだから仕方ない。
相手が嫌がるまで、こうなったら愛しちゃおーっと!

写真は、1月に送った船便に貼ってあったもの。
椰子の木が懐かしかったです。

ありがとう、さようなら!

2008-03-20 07:31:21 | フィジー
このブログを更新してから、空港のある町へ発ちます。

フィジーの家族ともお別れして、家へ帰るタクシーの中でも
泣いていました。
タクシーの運転手に「Are you ok?」って聞かれるほど。

この写真は、私の1番好きな写真です。
フィジーの家族と出会うきっかけになった時の写真。
彼らがバレーボールをしていたので、それを見にふら~っと
細道へもぐりこんだのが、運命!
この日、私のフィジーの家族と初めてであったのです。
記念すべき写真。

それからいろんな写真を撮ったけれど、いいショットもあった
けれど、やっぱりこれが1番好き。
この家族に出会えて本当に良かった。

本当にありがとう。
これ以上書くと、涙で書けなくなってしまうので、この辺で
終わりにします。

次回の更新は日本です。
今まで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

フィジー最高でした。
ありがとう!!!



最後の夜

2008-03-19 12:29:46 | フィジー
明日、帰国のために空港のある町へ移動します。
今日はスバ(住んでいるところ)最後の夜。

フィジーの家族と一緒に過ごします。
何よりもこの別れが辛いです。
お父さん、お母さん、お姉さん、お兄さん、妹、弟、たくさんのいとこ・・・。
この温かい雰囲気にいつも支えられました。
この約2年をアルバムにして、渡します。
いつでも私のことを思い出せるように。
いつでもこの2年のことを思い出せるように。

家族の家から戻ったら、本当にこの家ともさよなら。
時間が止まればいいのに・・・。

もう一人

2008-03-17 11:48:58 | インディアン
またまた赤ちゃん特集。
昨日の題名「パパ」は、フィジー語で「赤ちゃん」という意味です。
書くのを忘れました。

今日は、インド人の赤ちゃん。
友達にとって初めての子どもが生まれました。
インド人は顔が小さい。
昨日のフィジアンの子どもよりも体は大きいのに、顔が小さい。

赤ちゃんよりもびっくりなのは、友達の体重。
前は、子供服を買うぐらい細くて、かわいらしかったのに、今では
20㎏は増えていると思います。
顔も二重あごになって、手がパンパン。
かわいらしさの面影すらない・・・。
インド人は若い頃すっごく細いのに(痩せすぎ)、子どもを産むと
どんどん太っていきます。

ちょっと太るっていうんじゃなくて、肥満体型になる。
この様変わりがとにかくすごいんです。
「詐欺!」って、旦那さんに言われても文句言えない。

結婚式に行くと結婚したくなるように、赤ちゃんを見るとほしくなり
ます。
フィジアンもインディアンも、かわいい赤ちゃんでした。

この二人の両親はみんなとってもいい人なので、楽しくなるだろうな。

パパ

2008-03-16 13:28:17 | フィジアン
友達に待望の男の子が生まれました!
女の子が2人いて、8年ぶりの子ども。
「もう女の子はいらない」って言っていたのでよかった!

友達はロトゥマ人で、フィジーの最北端にある島出身。
フィジアンと顔も性格も違います。
この赤ちゃんも、ロトゥマ人の血が多いです。
髪の毛はストレート、顔もすっきり。
フィジアンはチリチリ、顔も濃い。

一番上の女の子は、まるっきりフィジアン。
2番目の女の子は、ロトゥマ人。
3番目の男の子も、ロトゥマ人。

なかなか面白いですねぇ・・・。

日本人とフィジアンのハーフもかわいいです。
JICAのスタッフでいるんですけど、浅黒い色で顔がいいぐあいに濃い。
かわいいです。
二人とも男の子なので、女の子のハーフはどんなんなんでしょう?
私が試してみたいけれど、相手がいることなので・・・。

サトコ~!

2008-03-13 14:38:38 | 授業
今日が最後の学校でした。
全校で送別会を開いてくれました。

私、泣かなかったんです。
私がどれだけ泣き虫か知っている友達は、びっくりしているでしょう。

それだけ、フィジーを去るっていう実感がないんです。
まだ。
来週の水曜日までは首都にいるので、会おうと思えば会えるし。

子どもたちは私の笑顔を覚えててくれます。
それでよかったと思っています。
私も子ども達の泣く顔じゃなくて、笑顔を心に焼き付けました。

タクシーで帰るとき、みんなが「サトコ~!」って叫んで手を振り、
走って追いかけて見送ってくれました。
たった一人の私のために、これだけのフィジアンが別れを惜しんでくれる。
嬉しいですね。

「みんなのお陰で、楽しい教師生活を送れました。
ありがとう!」






世界一!

2008-03-12 16:59:36 | スポーツ
フィジーの7人制ラグビーは世界一なんです。
もうすぐ、香港セブンスという大きな世界大会があります。
去年は大盛り上がりでした。
世界一の王者になったんですから。

フィジーのいいところは、世界一の選手が身近にいるってこと。
写真は、友達の家の近くのグランドで練習している、フィジーチーム。
何人か日本でプレーしているので、日本に帰ったらその人たちの
試合を見に行って、フィジー語で話しかけるのが楽しみです。
学生の頃はよくラグビー観戦に行っていたけれど、仕事を始めてから
は忙しくて、足が遠のいていました。
好きな選手も引退しちゃったし。

また、ラグビー熱が復活したので日本で会いに行かなくちゃ!
今年の大会も優勝するといいな。
フィジアンと観戦できないのが悲しい。
日本じゃあ、ラグビーはマイナースポーツなので、TV観戦すらでき
ないんじゃないかしら・・・。香港セブンス・・・。

新聞の片隅の記事を頼りにするしかないかも。




最初の別れ

2008-03-11 16:29:56 | フィジー
コロ島に行ってきました。
私は首都に住んでいるので、田舎暮らしが恋しく、同期の子のいる
この島へ何度も遊びに行かせてもらいました。

先週の週末が最後のコロ島。
海へピクニックへ行って、の~んびり楽しく過ごしました。
同期の子がお世話になっている家族は、偶然私の首都での家族とい
とこ同士。
こういうことは、フィジーでは珍しくありません。
すっごく狭いんです、フィジーって。

私もコロ島では、この家族にお世話になっていました。

フィジー生活で、最初の別れ。
これが、コロ島での別れ。
夜、港へ行く車が迎えに来た音を聞いただけで、もう涙が・・・。
夜でよかったです。
懐中電灯の明かりしかないので、お互いの顔が見えません。
最後、みんなの顔が見たかったけれど、でも見たらもっともっと
悲しくなってしまったでしょう。

こうやってブログを書いていても、思い出して涙が出てきます。
あさっては、学校とお別れ。
来週は首都の私の家族とお別れ。
そして、フィジーとお別れ・・・。

最後の授業・・・

2008-03-06 17:18:25 | 授業
配属先での、最後の授業が終わりました。
来週の木曜日までは学校へ行くんですけど、片づけで忙しいので
授業はしません。
テスト週間だし。

最後の授業は6年生の、図工。
「ぶん ぶんごま」を作りました。
段ボールを切って、それに色紙で少し飾りを付けて、糸を通して
この通り!
勢いよく回っていましたよ。

最後だって言ってるのに
「来週は体育?」って、どのクラスでも何人かは聞いてくる。
さすが、うちの子たちは話を聞く能力がない!
来週学校へ行っても
「○○曜日は、図工?体育?」って、何人もの子が聞きますよ、絶対。
「だ・か・らぁ~!」って、イラってくるのは日常茶飯事。
これも、もうおしまいです・・・。