五月のことば

五月は毎年GWがあります。
４月からの新入生や、新入社員は、このGWで一息つけるのですが、GW後の今頃、「五月病」が現れるのです。

この五月病は、適応障害の一種で、うつ病が疑われる場合は、受診した方が良いです。

決して甘えとか弛んでいる訳ではないのですが、病気なのです。
早く回復して、元の環境へ戻りましょう。
ただし、「学校へ行きたくない」と訴える子供に対して、無理に行かせないことが重要だそうです。

爽やかな今の季節、「歩歩清風起こる」という禅の言葉があります。

「一歩一歩、その人が歩いた後から清らかな風が吹く」という意味です。
迷いや煩悩に惑わされない人は、一挙手一投足が清々しくじつにさわやかなのですね。

人の歩き方には、その人の心のありようがあらわれるそうです。
確かに、落ち込んでいる時、怒っている時、嬉しい時それぞれ歩き方に出てしまいますね。
気を付けましょう。

また、「五月晴れ」といいますと、５月の晴れの日だと思っている人も多いかも知れませんが、本来の意味は「６月の梅雨時の晴れた日」をいいます。

言葉は気を付けて使いましょう。
「気を付けて」が続きましたね。