高断熱デザイン住宅お任せブログ

優れた環境性能と美しいデザインを併せ持つ家づくりに邁進する一設計者のつれづれ日記

土壁の様な「掻き落とし仕上げ」

2010年06月23日 | 大地に還る家をつくる
さて、今日は、塗り壁の外壁の話し。

先に「焼き杉板」の外壁の話しをしたが、「焼き杉板」はポイントで使っていて、ベースとなるのは塗り壁である。

ここではゲーテハウスの「ユニプラルSL」を「掻き落とし仕上げ」としている。

これは主成分の殆どがガラス質の骨材で、有機質塗料に見られる腐食・劣化等の問題をクリアしたもので、透湿性がありながら長期の耐久性、防水性を保持し、塗り替えの必要がない。

この塗壁材をコテで塗った後、「掻き落とし仕上げ」としているが、外壁の出隅部分に60Rの丸みをつけることで、土壁の様な重厚感と柔らかさを持たせている。

下の写真は、掻き落としに使う剣山の様な道具。
コテ塗りして2~3時間経って、少し固まった頃に、これでガリガリと削る。


千葉で素敵な家を建てたかったら、高断熱デザイン住宅お任せNetへGO!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。