高断熱デザイン住宅お任せブログ

優れた環境性能と美しいデザインを併せ持つ家づくりに邁進する一設計者のつれづれ日記

震災2年目の女川町

2013年02月24日 | つれづれ
女川町の海岸線周りはすっかりガレキが片付けられ、更地の状態になっていますが、
津波で横倒しになったRCの建物が3棟、そのままの状態で残っていました。
杭が引きちぎられて横倒しになっているこの建物を見ると、津波の破壊力が如何に凄かったか分かります。

辺りを見回すと、ダンプが慌ただしく走り周り作業員の姿だ所々に見受けられるだけで
住民の姿はありません。
町がそっくりなくなってしまったのです。

しかし、小高い丘の上に登ると、実は人が溢れていました。
女子高生達がジャージ姿で楽しくおしゃべりをしながら、ランニングしていました。
不思議な光景でした。


震災2年目の復興支援活動へ

2013年02月21日 | つれづれ
本来、無精な性格のため、忙しくなるとついついブログを忘れ、もう随分間が空いてしまいました。

さて、ブログの記事はリアルタイムで書かれるべきものなのかもしれませんが、

毎日語るべき物事がある訳ではありません。

今日のお話は、2月11日付けのお話です。


さて、東日本大震災から丁度2年が経とうとしています。

2年も経つと、もう殆ど被災地情報を流すニュースもなくなり、

すでに過去の事のこととして誰も意識する事なく日常の生活に戻ってゆきます。

しかし、実は、そんな時期から今一度、現地の現状を踏まえた支援が必要なのではないかと思います。

船橋の建築家仲間でつくっている「ケンチク・ふらっと」は、地元の千葉、という土地の文化創造、活性化を目指した集団ですが、

この度、メンバーの一人がボランティア設計に協力した「おがつコミュニティーセンター」という住民の集会施設の現場へ

メンバー皆で塗装作業のボランティアに行って来ました。

車で東北道を走り、仙台空港辺りから海岸線を松島、石巻へと抜け、現状視察を行いました。

仙台空港辺りはガレキは殆ど片付けられていて、何もない平坦な土地が広がっていましたが、

驚いた事に、そこにはまた新築の住宅がポツポツと建ち始めていたのです。

津波が来たら、また押し流されてしまうであろう土地にです。

他の地域では、土地のかさ上げ等を考えているのに、ここはそれでいいのか?

そんなことを感じながら、その日の宿泊先は女川にできたトレーラーハウスの宿「エル・ファロ」です。

壊滅した海岸線からガレキ街道を抜けた山間に、そこだけ妙にカラフルな色彩が不思議な光景でした。

ここは、被災した女川の旅館が集まって運営している宿ですが、全然田舎臭くないお洒落な宿でした。

(後記は暇を見て)









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