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以前、家具メーカーのコンペに当選してベトナムに行ってきたお話をさせて頂きましたが、
今日は、当選した家具について、お話をさせて頂きます。
課題は「ダイニングテーブル」です。
ダイニングテーブル、って、通常は4本足のついた板に過ぎません。
この極めてシンプルなものをどうデザインするのか???
簡単そうで、これがなかなかの曲者なのです。
デザインのポイントは、まず、4人掛けのテーブルに座った時に、テーブルの足が座った人の足腰に邪魔にならないこと。
そして、使用していない時に4脚の椅子がテーブルの下に納まること。
あとは、規定の荷重を上から、横から掛けた時に倒れたり、ガタつきが起きないこと、というのがありますが、そんなもんです。
要するに、柱脚をどうデザインするか、ということなのです。
色々やってみると、テーブル下で柱脚に使えるスペースというのが、非常に限られていることが分かります。
だから、大抵のテーブルは単純な4本足となる訳です。
しかし、「建築家がデザインする〜」というコンペですから、そこがミソであると考えました。
私的には、建築の美しさは構造の美しさにある、と思っていますので、構造の美しさをそのままシンプルに表現できないか、と試行錯誤しました。
そこ結果がこのダイニングテーブルです。
以前、家具メーカーのコンペに当選してベトナムに行ってきたお話をさせて頂きましたが、
今日は、当選した家具について、お話をさせて頂きます。
課題は「ダイニングテーブル」です。
ダイニングテーブル、って、通常は4本足のついた板に過ぎません。
この極めてシンプルなものをどうデザインするのか???
簡単そうで、これがなかなかの曲者なのです。
デザインのポイントは、まず、4人掛けのテーブルに座った時に、テーブルの足が座った人の足腰に邪魔にならないこと。
そして、使用していない時に4脚の椅子がテーブルの下に納まること。
あとは、規定の荷重を上から、横から掛けた時に倒れたり、ガタつきが起きないこと、というのがありますが、そんなもんです。
要するに、柱脚をどうデザインするか、ということなのです。
色々やってみると、テーブル下で柱脚に使えるスペースというのが、非常に限られていることが分かります。
だから、大抵のテーブルは単純な4本足となる訳です。
しかし、「建築家がデザインする〜」というコンペですから、そこがミソであると考えました。
私的には、建築の美しさは構造の美しさにある、と思っていますので、構造の美しさをそのままシンプルに表現できないか、と試行錯誤しました。
そこ結果がこのダイニングテーブルです。