高断熱デザイン住宅お任せブログ

優れた環境性能と美しいデザインを併せ持つ家づくりに邁進する一設計者のつれづれ日記

寝室にシャワールーム

2014年02月26日 | 空間の詩学

欧米では、寝室ごとにとトイレ・バスルームが付いている、というのが上級クラスの住宅だが、

日本では高級住宅においても、なかなかそうした住宅はお目にかからない。

ビデが付いているのが一般的だから、「寝る=sex」というプライバシーを尊重しているのか? 

と予想してみるが、子供部屋にも付いているから、一概にはそうとも言えない。

欧米人は肉食人種だから、体臭がきついので、こまめにシャワーを浴びるのだ、という見解もある。

逆に、日本は高温多湿で、夏場は汗をかくので毎日風呂に入るくらい風呂好きだが、

江戸時代の公衆浴場が混浴だった、ということから考えれば

日本人には個人主義=プライバシーという概念がなかったし、必要がなかったのかもしれない。

考え出すと、色々と疑問が湧いて来てしまうけど、

今回は、主寝室に設けたシャワールーム。

ブルーのガラスモザイク貼りの壁が美しい!

この家は眺めの良い3階にメインのバスルームを設け、主寝室が1階にあるので、

帰って来て、さっと汗を流せる様に、という配慮。

休みの日はゆったりと3階の大きなバスタブに浸かる。


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