goo blog サービス終了のお知らせ 

林業女子会@みえ

「消費者目線で 楽しく 明るく♪」
マイペースに森林・林業について学び、現場で見てきたことを発信しています。

松坂木材コンビナート「ウッドピア」に行ってきました!

2015-02-27 05:10:23 | イベント情報
>林業女子会企画
松阪木材コンビナート「ウッドピアへGO!」
~活動報告~

日時:平成27年2月25日(水)9:30~14:00
視察先:松阪木材コンビナート
参加者:林業女子会@みえのメンバー10人+林業男子2人=12人

1)ウッドピアの概要説明
三重中央木材加工協同組合の集成材工場長、黄瀬さんに、
松阪木材コンビナート「ウッドピア」の概要について説明をいただきました。



2)>ウッドピア市売協同組合 見学
この日は、平市の日でしたが、
県内から集まってきた優良材が競り落とされる様子を見学させていただきました。
それぞれ独特の合図やサインがあって、
傍からみていても誰が競り落としたのかよく判りませんでした。
競り自体は和やかな雰囲気で、同業者の情報交換の場になっているようです。


3)グリーンウッドタクミ協同組合 工場見学
代表理事の浦田理さんの案内で子場内を見学させていただきました。
原木を検寸して、歩留まりがいいように挽いていく過程がオートマチック化されていて驚かされました。


また、端材は木屑炊きボイラーの燃料として燃やし、乾燥器の熱源にしていて、
仕入れた原木を余すことなく使い切っているところが印象的でした。



4)Jスマイル内装協同組合 工場見学
副理事の勝田祐樹さんの案内で、板材が床板や壁板へと
加工されていく様子を見学させていただきました

(滑らかに磨かれた床板。触ると思わず表情がほころびます。)

何度も検品して、節や欠けた部分を1つひとつ手作業で補修している様子に、
「こんなに手間暇かかっているのか?!」と驚かされました。


木材製品が加工段階で高くなるのも納得できるのと同時に、
枝打ちの重要性も感じました。
また、木が本来持つ吸湿効果や柔らかさを残した圧密加工にも、
こだわりを感じました。


5)三重中央木材加工協同組合 工場見学
集成材工場長の黄瀬栄一郎さんの案内で、
仕入れたラミナ材から集成材が出来上がる過程を見学させていただきました。


節があって欠けている物やジョイント部分が合わない個所は
製品にできないので加工過程で除去されて、
製品になるのは仕入れた材の約70%ほどと言うことでした。


ここでも、死に節の処理が手作業でされていたり、
検品も機械で測定するのと同時に人の目でも確認していて、
手間暇かけて集成材の柱が作られていました。
これだけの完成度を求める日本人って「めっちゃ細かい」のかな?


6)ランチタイムのふりかえり
 ウッドピア集成工場の会議室をお借りして、お弁当を食べながら、
今回の視察の感想や意見を1人づつ発表しました。
 今回は、原木市場から製材、内装加工、修正材加工の現場を半日で駆け足で回ったので、
もう少しゆっくりじっくり見たかった。
との意見もありましたが、
普段見れない原木が木製品になるための様々な過程やそこに関わる方々に会うことができて、
貴重で充実した視察になりました。
  

最新の画像もっと見る

コメントを投稿