美杉ツアー（ELA・PLAN編）

美杉ツアー（２）ELA・PLAN編

６月２４日午後は
美杉の山を材を追って雲出川を下り
午前中訪れた「もりずむ」の木を使っている
建築設計・工務店の「ELA・PLAN」さんを訪れました。



ELA・PLANの代表、田中啓一さんにお話を伺いました。

今まで手がけた住宅や店舗の写真や図面を見せていただきましたが
ELA・PLANさんの設計するお家は、
どれも『モダンでシャープ』

田中さんは、もともと他の設計事務所で
デザイン性の高い住宅などの設計を手掛けていたそうですが
「みえ木造塾」に参加して
地域の木を利用した、あたたかな家造りに魅力を感じて
今の会社を立ち上げ
木の家づくりを始めたそうです。



これまで手掛けた住宅には
柱材や梁などの構造材から、
床板・壁板など内装材まで
目に見える形で地域の木が使われていました。

並材でも、見せる方向や向きを工夫して
できるだけ、施主さんの負担を少なくして
でも、見た目も質も良いモノを使うため
素材生産者や製材屋さんにも、
施主さんの気持ちになって
木を扱っていただくよう働きかけをしているそうです。


田中さんの熱心なお話を聞いていると
地域の山の木が
こんなにスタイリッシュな家になるんだ！
と新しい可能性を感じてワクワクしました。

美杉ツアー（もりずむ編）

5月２４日（日）美杉ツアーに行ってきました！

今回のツアーは
津市美杉町の山で育った木が
製材されて、素敵なデザインの家に使われるまで
川上から川下までを追っていくツアーです。

[美杉ツアー（１）もりずむ編]

まず、午前中に訪れたのは
美杉で素材生産をしている三浦林商さんと
その木を使って建築用の製材をしている
「NPO法人　もりずむ」です。



案内をしていただいたのは
三浦林商の三浦妃己夫さんと
NPO法人もりずむの藤崎昇さんです。

こだわりは
「葉枯らし乾燥」と「新月伐採」
時間も手間もかかって
一見、採算性が悪いように思われますが
山の木に付加価値をつけて販売しています。



そして
捨ててしまうような材も
大切に商品化してお金にする。
山にあるモノを最大限活用して
>林業を生業としてやって行こう！
と常にアイデアを出し、挑戦する姿勢が印象的でした。



何より手入れされた山は明るくて気持ちがよくって
一緒に参加した子供たちも大はしゃぎして
山の中を走り回っていました。

第１０回目のワーキングをしました

昨日は、第１０回目のワーキングでした。
いつも通り、三重大学のメープル館２階で開催。
９人のメンバーが集まりました。

昨年から活動を始めて
ぼちぼち、いろんな形で自分達の興味のある分野や
できそうなことも見えてきました。

今年の夏は、そんな林業女子会@みえらしい活動が
外向けに発信できそうな気がしてきました。