林業女子会@みえ

「消費者目線で 楽しく 明るく♪」
マイペースに森林・林業について学び、現場で見てきたことを発信しています。

第5回のワーキングを開催しました

2014-12-11 05:22:15 | 活動報告
【活動報告:第5回WG】

12月10日(水)は第5回目のワーキングでした。
(三重大学 メープル館2階)
参加は8人の女子会メンバーと
特別ゲストのオリタクさん(林業男子)



先日「しか・鹿・ツアー」で訪れた
津市美杉町のイベント情報やら
地域材使用のおしゃれな工房情報の収集等々、
今日も盛りだくさんの内容でした。

次回第6回は年明け、
1月14日(水)12時30分~14時30分
場所は三重大学のメープル館2階の予定です。

しか・鹿・ツアー(その3)

2014-12-04 05:29:12 | イベント情報
【活動報告】
しか・鹿・ツアー(3)

お昼ご飯は、美杉町八知にある「山里」でジビエ料理をいただきました。


ご主人が獲ってきた、鹿や猪を食べさせてくれるお店です。



店内には、鹿の角がびっしり吊り下げられていました。


こちらは、鹿炒め定食。


こちらは、鹿フライ定食。

どちらも、臭みが全くなくって柔らかく
子供たちも、美味しそうにいただいていました。

この他にも、猪を使った定食メニューもあるようです。

昔は、鹿や猪の数がすごく少なくって
鹿や猪を捕まえることも食べることも、ほとんどなかったようです。

最後に、表の解体小屋で血抜きをしている最中の鹿を見せていただきました。
鹿が増え過ぎて捕獲が必要なのはわかるけど
捕獲した後の処理までするのは大変なことだな~。
と感じました。

「しか・鹿・ツアー」その2

2014-12-03 05:16:03 | イベント情報
(2)発電施設編

次にやってきたのは、美杉町の信栄木材。
ここには、30年~40年前に使われていた
オガ屑を利用した発電施設がありました。



仕組みを詳しく説明してくれたのは、鈴木正樹さん。
発電機を発明したのは鈴木さんのお父様で
オガ屑を燃やしてガス化させて、それで発電する仕組みだったようです。

今でこそ、製材所の廃材を木屑だきボイラーの燃料に利用している製材所も
たくさんありますが
40年前に、ガス化して発電する技術がこの美杉にあったとは・・・。



施設の2階には燃料のオガ屑が今も山積みになっていました。
「持ってってもいいよ」
との鈴木さんのご行為にあやかり
子供たちは大はしゃぎでオガ粉を袋詰めしながら
「気持ちい~」とニコニコでした。

(3)につづく

【活動報告】「しか・鹿・ツアー(1)」

2014-12-01 05:24:35 | 活動報告
【活動報告】
「しか・鹿・ツアー(1)」

平成26年11月30日に三重県津市美杉町で
「しか・鹿・ツアー」をしました。

参加したのは、女子会メンバーの4人とその子供4人
そして、特別ゲストの1名(男性)の合計9人。


午前中は、地元林業家の辻村さんの案内で
林業の現場を見せていただきました。

初めに見たのは、樹齢20~25年の山です。



2年前に間伐して、架線で搬出したそうです。
周りの山に比べて、日の光が入って明るいです。

昭和40年代頃は、足場丸太として1本500円で売れたそうです。
当時、作業員の日当が500円/日だったので
山仕事して、足場丸太1本担いで山を降りてこれば
それで日当が賄えたとか・・・。

次に、7年前に鹿よけの外周ネットを張って植栽したけど
全部、鹿に食べられてしまった山を見せていただきました。



写真の左側がその山です。
7年経ってススキ畑になっていましたが、所々に低木も見られました。
このままちゃんと自然更新していくのか?
10年後に改めて訪れたいと思いました。

その後は、約100年生の山を伐採して
架線を使って搬出している現場を見せていただきました。



現在、伐った木を葉枯らし(乾燥)しているところでした。
搬出は、来年の春頃になるそうです。



葉枯らしにするには、枝上が山側になるように伐倒する必要があるそうですが
葉っぱのつき方や、幹の傾き方で、熟練した技が必要なようです。



「一人前になるには、10年かかる」と言う辻村さん
言葉の一つひとつに重みを感じました。


(2)につづく