題材は面白かったのですが・・・
無理に作った名詞や例え言葉が邪魔で馴染めず、返って世界に入りにくかったです。違う人種との言葉の違いを表したかったのなら、せめて名詞だけにしておいてくれたらって思っちゃいました。
現代の部分も必要なのかな?いらないんじゃないかな。
せっかく中盤からは熊との戦いや世界観の変化、他民族との違いなど面白く感じてきたのに、この女記者の語りのせいでウルクとカヒィの物語はこの女性の妄想メロドラマに思えてきてしまって。
ということで、題材は面白かったのですが読み終わるまでに時間がかかってしまいました。
「二千七百の夏と冬(上)(下)」荻原浩
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