京都•左京区 フェルデンクライス/アート/ダンサブルな暮らし

身体と芸術、社会とのつながりを実践しながら研究活動を行う。
発達教育学/ソマティクス教育/表現文化

宇治散策日記4

2009-01-13 | 宇治市・散策マップ
新年のお参りに 宇治上神社へ行ってきました。
京阪近鉄宇治線 宇治駅を下車。宇治川を背にして山の方へ向かって歩いていくこと10分。宇治神社をこえると、世界文化遺産の宇治上神社があります。

鳥居が見え始めると、目の前の空間が開かれ境内へ向かえます。
門をくぐると、暗闇の中にすっと立つ拝殿が出迎えてくれる。
普段は、内殿を保護するためにしまっている格子障壁が解放され、その奥に本殿をうかがえるようになっていました。さすが大晦日です。

拝殿の前には、清め砂といわれる円形型の砂山が二つ作られています。この盛り砂は、神様が降りられる依り代(よりしろ)ではないかといわれているそうで、二つ仲良く神秘的にたたずんでいます。

拝殿の東南側を通り抜け、本殿へ足を向けると、かつて宇治七名水に数えられていた 桐原水が湧き出ている。そこもライトアップされていてなんとも美しい。現在、七名水として数えられる名水は、桐原水のみだそうで、飲料水としては適さないといわれているが、湧かせば使えるという明記がしてありました。

その後、本殿、春日神社、末社を周り、宇治川を渡って帰宅しました。
本殿の裏は、山に密接していて、山に守られているよう。そこにある竹林や水の沸き場の美しさは、言葉では表現仕切れない趣がある。
神社自体が地味だといわれている宇治上神社。それでも、日本最古の神社建設であるその姿は、どっしりとしていて、参拝するものの心を動かす存在です。

宇治にお越しの際に、必見の気取らず しっとりとした空間をあじわえる世界文化遺産です。

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宇治上神社について

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