A little revolution

29歳7ヶ月から東京で一人暮しを始めた似非アキバ系男の日々

「愛と死をみつめて」、「若きいのちの日記」感想

2006-03-29 00:28:17 | 日常
○「愛と死をみつめて」
・何故自殺すると気が付いたのか。
・マコは何故「死」に関して手紙に容易に書くことができたのか。
・ミコはマコの為に手紙を書いているのに、マコは自分のために手紙を書いている。
・マコはミコにどうして欲しかったんだろう。
・直筆の手紙を是非拝見して、活字では分からない二人の心理を
 読み取ってみたい。
・ミコのご家族はマコの事を本音としてどう思っていたのか。
・8/7および8/8はマコ、ミコのご家族はどうすごしていたのか。
・当時、旅館ではなくもっと安い宿はなかったのか。そこを利用して
 もっと長期滞在は不可能だったのか。

原作を読んでから、草なぎ/広末版のテレビドラマを考えると、
・病院の2人の最後のシーンで、何故みかんを食べたがったのか、
 何故顔を剃って貰ったいたがったのかを
 伝えられていないのでは(説明不足なのでは)ないか。
・手紙上の二人の特別(特殊)な関係が分かる場面がもう少し欲しかった。
◆マコ、ミコ本人の写真がもっと見たい。



○「若きいのちの日記」
・ミコはどこまで日記で本心を書いていたのか。
 日記の中でも「大島みち子」を演じていたのではないか。
 詩には本当の気持ちが素直に現れていると思う。
・手紙に託した思い、想いが大きいのにも関わらず、2人とも
 手紙を書かない時期を作っていたのはなぜか。
・マコは何でもっと色々な表現で、自分の愛に飛び込ませるよう
 伝えてあげなかったのか。
・「健康な日を三日下さい」の詩。自分だったら最終日には
 好きな人と過ごし、好きな人に見送られたいと思うだろう。
・「愛と死をみつめて」には無い、最後の日記の注釈文の最後の文。
 マコの無念さが現れている気がする。
・「愛と死をみつめて」、「若きいのちの日記」もマコの注釈が重要である。
◆3章の「思い出」の章。ドラマや原作「愛と死をみつめて」では知ることの
 できなかった、河野さん、みち子さんご両親の想いが、言葉の選び方、
 文章の展開の仕方で迫ってくる。
 中でもお母様「大島しげ子」さんの「最期のとき」が、自分の
 父親を食道癌で見送った時のことを思い出させ、なんとも言えない
 気分になった。


まだ迷宮を彷徨ったままです。

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