現在アーセナルは首位を走り、その他のチームにもかなりの差をつけつつあります。来シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)出場権を得るためには、あとどれくらい勝てば大丈夫かを計算してみたいと思います。
来シーズンのCL出場権はプレミアリーグで4位までに入れば獲得出来ます(本当は4位だとプレーオフを戦わなければならないので3位以上が良いのですが、ここでは省きます)。
現在5位以下にいるチームで残り試合を全勝した場合に1番勝ち点が多くなるチームは6位のニューカッスルと8位のブライトンで、全勝したときの勝ち点は83になります。
アーセナルはこの勝ち点を上回れば、他のチームの成績に関係なくCL出場権を獲得できます。残り12試合で勝ち点21以上、7勝以上出来ればOKとなるのです。
実際には他のチームが全勝することはなく勝ち点を減らして行くため、ボーダーラインはもっと低くなります。そこで、最近10年のボーダーラインを元に予想値を出してみたいと思います。
ボーダーラインについては、4位のポイントとすると実際よりも値が多すぎる(5位と離れすぎる)年が出てくるので、5位のポイントにプラス1ポイントというやり方で算出しています。
【2012-13〜2021-22シーズンのボーダーライン】
73,73,65,67,76,71,71,63,67,70
平均=69.6
各シーズンによってバラツキが大きくあり、75ポイント取っても出場出来なかった年もありますが、概ね70以上、73でほぼ確なので、ここでは73をボーダーラインとしたいと思います。
その場合アーセナルは残り12試合で3勝1分以上すればOKです。
シティは残り12試合で5勝、
マンUは13試合で8勝、
スパーズは12試合で9勝1分、
リバープールは13試合で10勝1分と段々と実現するのが難しい数字になっていくので、実際のボーダーラインは73よりは低くなりそうです。
10位のチェルシーは残り試合を全勝して73なのでほぼ絶望的。チャンピオンズリーグ優勝による来季の出場権獲得を目指す方が現実的です。
アーセナルはおそらく残り12試合を最低8勝2分2敗で終えることができると考えているので、このブログではCL出場権は「ほぼ確」としています。
チャンピオンズリーグ出場がクラブチームとしての大きな目標なので、この状況はありがたいことなのですが、これからヨーロッパリーグをどうプレミアリーグと折り合いをつけて戦っていくかが難しいところです。ほぼ確なのでとヨーロッパリーグに力を入れる(強メンバーを配置する)と、プレミアリーグ優勝の可能性を下げてしまうことになりかねません。まして相手はベップのシティ...
私個人としては、ヨーロッパリーグよりもプレミアリーグ優勝に重きを置いてほしいかなと考えています。
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