本と音楽とねこと

なんとかなるものですよ

 この3月に卒業された元ゼミ生のTさんが、遅ればせながらやっとこさ就職が決まった旨、研究室へ報告しにいらっしゃいました。卒業したら、お互い対等な社会人同士ですので、もちタメ口もきかず、8月から勤められる職場や近況についていろいろお話ししました。Tさんも含めて、わたしにとっての2期生は、ほんわか癒し系が多く、あまりにのんびりのほほんとしているのがちと心配で、過度にプレッシャーをかけない配慮はしつつも、「ともかく志望ランクは低くてもどっか就職汁!」と折に触れて叱咤激励してた気がします。基本的な、読み書き、計算能力と他人とフツーに意思疎通ができるスキル、そして誠実さと控えめな正義感さえあれば、就職も、職業上のキャリアを積んでいくのも、なんとかなるものです。
 しかし、今日の講義時は、めっさ暑くて、意識がちと朦朧としてしまいますた。(大学の)8号館は、見かけは立派だし、構造もしっかりしているようですが、空調を含めて、機能的な欠陥が少なくありません。エアコンも、学生席は良く効くけれども、教卓付近はほとんど効かず、とくに大教室は辛いものがありますですね。なんせお客様商売ですから、学生に寒い思いをさせるわけにもいきませんので、汗をぬぐいつつ我慢するしかありません。でも、そのために、思考回路が鈍ってしまうのには、忸怩たるものがあります。要するに、大学当局には、もっとユーザー(学生と教職員)の身になって、環境整備をはかっていただきたいということです。
 それと、労働基準法は某事業所に限っては、遵守しなくても良いのでしょうか。なんか暗澹たる気持ちになりますが、おそらく「宗教」というものはアンタッチャブルなものになりがちであって、そのことを利用した悪弊もまたあり得る、ということなのでしょう。理不尽なことが皆無の職場などおそらくないのでしょうが、自己保身のために正義感のかけらも失った「専門人」にだけはなりたくないものです。

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