Microsoft新製品使用雑感

　わたしは、一台のパソコンを、自宅の仕事場→勤務先の研究室→自宅の準居室の順に使いまわす。用済みになったマシンは、オークションで引き取ってもらうので、当然、研究費では買わない。
　そんなわけで、近日中に勤務先の研究室行きとなる予定のマシンに、Windows Vista Businessと2007 Microsoft Officeをインストールして使ってるわけだが、おおかたの評判どおり、勤務先のボリュームライセンス版を使えるのならともかく、身銭を切って買うほどのものではない。
　まず、Windows Vista。重すぎ。メモリ2GB積んだAMD Athlon 64 3500+ 2.2GHzマシンで、かろうじてストレスなく動かせる状態なんで、これより低スペックのマシンでつかう気にはなれない。視覚イフェクトを高めた分、動きがもっさりした感じで、さくさく操作できるにはほど遠い。基本的なアーキテクチャーはXPとそう変わりはないんで、そうとう高スペックのマシンを運用するのではない限り、あえて乗り換えるメリットは小さい。次に、2007 Microsoft Office。まあ、よくもこんだけよけいな機能を数多くのソフトに詰め込んだもんだなと感心した、というよりあきれた。機能が過剰なだけ、動作も激重。こんなんが仕事に使えるのか、疑問だ。あまりの鈍重さにいらいらさせられるワードで文章を書くなんて、ごめんこうむりたい。現に、わたしは、文章はテキストエディタで書いて、ワードはそれを整形するためにしか使ってない。
　明日、ジャストシステムのオフィス製品が届く予定だ。使用インプレでこんなふうに酷評しなくてもすむだろう。楽しみだ。