黒(くろ)
全ての波長の光を吸収する色。
本日、昼過ぎ、私の住んでいる地域にほど近い公立保育園で、
外で遊んでいた園児が屋根から落ちた雪に生き埋めになり、
救出されたものの意識不明。
日付が変わるのを待たずして息をひきとるという、
大変痛ましい事故がありました。
この事故については、全国版のニュースでも報道されたので、
ご存知の方もおられるかと思います。
昨年の4月から、この地に引越してきて、 . . . 本文を読む
紺碧(こんぺき)
濃い青。染め物では、藍を繰り返し染め重ねた色。陶器などでもこの色名は使われます。
今日は、めすらしく快晴。
抜けるような青空って、きっと、この空かなって思うくらい。
しかし、今日の青空、妙に青が濃い。コバルトブルーぐらい濃い。ぼーっと空を見続け気が付く。
空以外はみんな白いから、雪の白しかないから、空の色が濃く感じるんだって。日本人の大好きカラー「白」恐るべし。
ホント . . . 本文を読む
銀鼠(ぎんねず)
銀の膚を思わせるような鼠色。
正月休みもあっという間に終り、おとそ気分などないまま仕事がスタート!
皆さん、今年もよろしくお願いしますよ、ホントに。
さて、私の住んでいるところでは記録的な大雪となっております。積雪は130cmを超えているとか。
すごいでしょ。
そんな大雪の中、行ってきました。「夏が来れば思い出す」ところへ。
すごい雪!
なんて言ったらよいのか、も . . . 本文を読む
先日のブログで書いた、初詣に行った神社です。
本当にこじんまりしていますが、
永きにわたって、集落を見守ってきた威厳も感じられませんか?
大雪原の中の小さな神社。
雲に隠れて見えませんが、後ろには、
Mt.Bandai を望むことが出来ます。 . . . 本文を読む
金赤(きんあか)
鮮やかな黄赤で、金色に近い黄みよりの茶色。江戸切子にも金赤のグラスがありますが、その色とはちょっと違います。
新年、明けましておめでとうございます。
本年も、引き続き御贔屓にして下さいますよう
お願い申し上げます。
年が明け、初詣に行かれた方も多いのではないでしょうか。
私は、ほぼ毎年(可能な限り毎年)
実家近くの熊野神社に初詣に行くことにしています。
本日も年が変わると同時 . . . 本文を読む
2005年も残すところ、あと数時間となりました。
2005年は皆さんにとって、どのような年でしたか?
私にとっては、想定外の引越しに四苦八苦した年でした。
しかし、振り返ってみると、新天地での生活も、
まんざらではないな、というか、次の一歩のための
修行というか、何とか、乗りきっております。
これも、ひとえに、皆様の応援のおかげと思っております。
2006年も、ずっと、御贔屓にしていただけます . . . 本文を読む
純白(じゅんぱく)
真っ白。純に白い色。
胡粉(牡蛎の殻を焼き粉にしたもの)などで引染した色。
私の会社では、社内は一切禁煙となっております。
健康を考えて、タバコの銘柄を選んでいる私としては、
(若干意味不明ですが、過去のブログ「常盤緑(ときわみどり)其の二」
をご覧下さい)
仕事中に吸えないのは、ちとキツイのですが、
ビルの裏に行って、
駐車場脇のメタセコイヤ
(生きた化石とも言われる樹木で . . . 本文を読む
漆黒(しっこく)
真っ黒。黒漆を縫ったような黒くて艶のある色。
最近話題の白と黒といえば、私の中では「iPod」。
ついに出た、ブラック iPod。
白黒といえば
オセロの白と黒。
碁石(ごいし)。
などいろいろありますが、白と黒の組み合わせによる”美”というのは、日本人独特の感覚だと思っていました。
それだけに、 iPodの黒は衝撃的だったのですが。
私の実家の近くの市街地は、城下町です。 . . . 本文を読む
銀鼠(ぎんねず)
銀の膚を思わせるような鼠色。
今まで、何度も雪のことをblogしておきながら、
タイヤをスタットレスにしたのは、昨日でした。
で、週末に降った雪も街中では溶け始めているところもあるのですが、
郊外は、除雪車の走ったあとがしっかり…
自宅に戻ったのは、日が暮れてからだったのですが、
駐車場はちゃんと除雪してあり、一安心。
車検と一緒にタイヤも交換し、
明るいうちに(路面が凍る前 . . . 本文を読む
墨(すみ)
書道や水墨画に用いられる墨の色で、若干、茶みをおびた和墨と青みをおびた唐墨とがある。今回は、ちょっと、唐墨より。
いきなりの冬本番。
昨日からの雪は、いつもの通勤道路を一変させました。
朝は、滑って転びそうになるしで大変。
しかし、仕事は一向に減ってくれず、今夜も午前様。
でも、たまには良い事もあるみたいです。
もう既に、街の明かりも全く無くなっている帰り道。
田んぼの上の新雪は . . . 本文を読む
枯色(かれいろ)
枯れ草の色にちなむ色名で冬を象徴した季節感のある色。
凛とした空気の中に立ち並ぶ葉を落とした枯色の木々。
もちろん、決して枯れたわけではありませんが。
私は、けっこう冬の山も好きです。
(つまり、一年中山が好きなんですけど)
葉を落とした木々の方が、その本性がわかる、とでも言うか。
木の本性?
彼らも当然のごとく自らのテリトリー(正確にはちょっと違うかも、居住空間の法が適当か . . . 本文を読む
金春色(こんぱるいろ)
冴えた浅葱(あさぎ)色。明治時代に合成染料が使われ始めたことにより誕生した比較的新しい伝統色。
凛とした空気。
寒気の厳しい様を「凛と」などといいますね。
この時期の晴れた日に、山頂付近から遠くの山を眺めると、まず、信じられないぐらいの視界に驚きます。
空気中の水分が少ないせいか、尾根の木の輪郭もはっきり浮かび上がります。
そのわずか2,3分後には冷たい空気に耳が痛くなり . . . 本文を読む
白練(しろねり)
生絹の黄味を消し去る精錬法を白練といいます。ここでいう白練は、白練りした絹の色です。
朝、目を覚まして窓を開けると、駐車場横の稲刈りを終えた田んぼが白い。
もちろん雪が積もっている訳ではありません。
夜降った霜が、夜中に凍って白くなっていたのでした。朝日が当たると、当たると小さなダイヤモンドみたいにキラキラととてもきれいでした。
窓を開けて吐く息は白く、あまりの寒さに布団の中に . . . 本文を読む