紫黒色(しこくしょく)
紫っぽい黒色。紫みの黒。
黒っぽい紫色である「黒紫」とは違う色なんですが、わかる?
友人から、写真付きメールが届きました。
メール本文には
「お城の桜すげー!」
って、
年齢を全く感じさせない文章表現に、
思わずあっけにとられながらも添付ファイルを開くことに。
「うぉーすげー!」
思わず年齢を超越した?表現をしてしまいました。
この写真では、お城がメインに写って . . . 本文を読む
雌黄(しおう)
オトギリソウ科の木から採れる、明るい黄色顔料。
朝、わずかに降っていた雨も上がり、
会社のビルの横の斜面を見る。
あまりにも解け込んでいてわからなかったのですが、
斜面一面に福寿草が咲いていました。
福寿草を見るのは、とても久しぶりのような気がしました。
もちろん、一年ぶりということではなくて、
10年ぶりぐらいかも。
正直、福寿草の花の色や形も忘れかけてました。
といより、
福 . . . 本文を読む
宍色(しんいろ)
宍とは「肉」を意味する古語で肉色(肌色)と同じ色です。
本日も、朝から
チョー大粒の雪でした。
一体どうなっているのでしょう。
葉の開き始めた柳の枝には、
ちょっと雪が積もり、春というより、
初冬を思わせる風景となってしまいました。
この雪がやめば、間もなく、こちらでも桜が咲くはず。
その桜ですが、ソメイヨシノなどは、葉が開く前に一斉に開花します。
この時期の桜の樹皮からは . . . 本文を読む
裏葉(うらは)
葉の裏のようにほんのり白みをおびた緑色。
えーーーーーー!
もう4月20日なのに、この大雪!
本当にびっくりです。
ゴールデンウィークは、もうすぐそこなのに、
わずか30分で写真のような有様です。
地元の方々も、さすがに驚いたようです。
ほとんどのドライバーがノーマルタイヤに変えたばかり。
スリップ事故なども発生したようです。
ほんとに異常気象です。
ようやく開き始めた木々の . . . 本文を読む
潤朱(うるみしゅ)
若干、黒みを帯びた朱色の漆で塗り上げた赤い漆器の様な色。
雪国にもちゃんと春は来る!
桜の様な印象的な花が咲き始めることや、
草木の芽吹きを目にすること。
動物や昆虫が動き出すのを目にすること。
山菜などの春の香りを味わうこと。
ほんのり暖かい風を感じること。
etc...
私の住んでいる雪国でも、最近、五感の一つ一つを
埋めていくかのように、春を感じられるようになりました . . . 本文を読む
蕎麦切色(そばきりいろ)
所謂、日本蕎麦の色。
もともと蕎麦は、穀類として殻を取り除いて、「剥き実・ソバ米」としての「粒食」であったり、団子や蕎麦掻きなどで食べる「粉食」としての時代が長かったのですが、やがて「麺食」としての食べ方が登場したのが「蕎麦切り」です。今で言う蕎麦とは、この蕎麦切りのことです。
忙しさにかこつけて、blog の更新をさぼっていました。
みなさん、いかがお過ごしですか。
. . . 本文を読む
青褐(あおかち)
ごく暗い紫みの青, 青みの強い褐色。
随分とご無沙汰してしまいました。
皆さん、おげんきですか?
すっかり、春らしくなったのですが、同時に、花粉も飛び始めましたね。
ご用心くださいませ。
さて、ここ最近の私は仕事に明け暮れ、先日などは、徹夜にて仕事をしまくるなど、
ちょっと大変なことになっています。
特に、仕事が嫌いという訳ではないのですが、
仕事以外に何もしない日があるとい . . . 本文を読む
鶸萌黄(ひわもえぎ)
鳥の鶸の羽毛のように緑がかった色で、青みの黄緑色となった色。
今年は雪解けが早く、
いつもより春が早いなんてことをお伝えしてきましたが、
本日、この雪国にも春を告げる「フキノトウの天ぷら」を食べました。
鶸の羽毛のように緑がかった色で、
独特の苦味と香りが春の味覚って感じですね。
このフキノトウ。
皆さんは、小さい頃から食べてましたか?
ちなみに、私は食べられませんでした。 . . . 本文を読む
銀煤竹(ぎんすすたけ)
煤竹(すすたけ)とは、古民家などの囲炉裏の煙でいぶされた竹の事で、この色は、茶褐色にいぶされた竹が、更に光沢のある銀色っぽくなったものです。
山の雪も、すごい勢いで解けてきました。
斜面の雪は、木の幹の周りだけが解けて、虫食い状態になっています。
ちょっと前に、
「木も生きているから、その体温で、幹の周りの雪だけが溶ける」って
聞いたことがありましたが、
実際には、雨水な . . . 本文を読む
猩々緋(しょうじょうひ)
黄色っぽい鮮やかな赤。江戸時代、オランウータンのことを猩々といい、その血の色で染めたという説と、能の「猩々」の装束の色であるという説があります。
まずは、お詫び。
先日アップした、jun-bee's tearoom 携帯用壁紙シリーズ第1弾は、
画像サイズがおかしいということが発覚しました。
blog 上では、320×240という現在の携帯電話待ち受け画面の標準サイズと . . . 本文を読む
いつもご来店いただきまして、ありがとうございます。
この『和色』blogを
携帯などのモバイルで見ていただいている方が
思った以上にいるみたいです。
いつでも、
気が付いた時に見ていただけるとは、本当に嬉しいですね。
そこで、携帯用の壁紙をアップすることにしました。
ダウンロードの方法や、本体ホームページに掲載するか、
blog に掲載するかなどは未定ですが、
携帯に jun-bee's tear . . . 本文を読む
璃寛茶(りかんちゃ)
江戸時代、歌舞伎役者「璃寛」(1769~1821 璃寛は俳名)が好んだ茶色。女性たちの間で大流行したらしい。
おはようございます。
私の住んでいるところでも、ひょっとして春が来るのかなって、
(間違いなく来るとは思うのでですが…)
そんな気分になることが出来るほど、今日の天気は
気持ちよく晴れ渡り、暖かく、優しい風が吹いていました。
年末に異常に降り続いた雪が嘘のように解け . . . 本文を読む