鶸色(ひわいろ)
漂鳥である真鶸(マヒワ 体長12cm スズメ目 アトリ科)の羽の色で、つよい黄緑色。
二日続けて駒止湿原へ。
昨日と違って、今日はとても天気が良く、日曜日という事もあって、結構な人出。
といっても、湿原の木道には、人影はぽつりぽつりですが。
さて、昨日のブログには、「花は少なく」なんて書いてしまいましたが、いやいや、ピンクに白に黄色に青、そして紫と、様々な色の花が咲いておりま . . . 本文を読む
素鼠(すねず)
和色ではグレイ系統に鼠(ねず)の文字を用います。「素」は混じり気の無いということなので、この色は純粋なグレイという意味。
ようやく、駒止湿原に行ってきました。
春先から、何度となく足を運びつつも、雪に遮られ入り口にさえもたどり着けなかった所です。
駐車場に車を止め、勇んで木道を歩いていくと、誰もいなく、360°見渡しても、人間という生物は、私一人。
(確かに、駐車場には車はなかっ . . . 本文を読む
翠色(みどりいろ)
RGBの三原色の一つ。草木の葉のような色。「みどり」には葉の様な色の総称の他に、生まれたてという意味もあります。
青(あお)の続き。
涼を求めて森の中へ。
森の涼しさに慣れてくると、他の感覚も研ぎすまされてくるようです。
せせらぎの音、エゾハルゼミの鳴き声。花の香りに葉の匂い。水の香り。
湧水の柔らかい味。わずかな風の感触。
聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
そして、視覚。
ちょっ . . . 本文を読む
青(あお)
RGBの三原色の一つ。この色名で表現される色の範囲は非常に広く、緑ばかりでなく、黒や白までも「あお」と表現する事があります。
今日はとっても暑かった!
ということで、ちょっと涼みに山に行く。
途中の国道にはスノーシェッド(雪崩よけ)がかけられており、そのすぐ下の気温計は、34℃を示す。
まじっ!
これは誤作動のようですが、25℃はあったようです。
車のガラス越しの日差しも強く、また局 . . . 本文を読む
紫黒(しこく)
紫がかった黒色。
この週末はとてもいい天気でした。
にもかかわらず、今日は、どっぷり日が暮れてから走り出したのでした。
近くの河川敷のランニングコース。
iPod片手に真っ暗な河川敷をひた走る。時々50mダッシュ!
夜8時半、私としては特に遅い時間というつもりはなかったのですが、
私以外に、走っている人は勿論、歩いている人さえ見かけませんでした。
街灯の下に車を止め、暗闇に向かっ . . . 本文を読む
菫色(すみれいろ)
スミレの花の色。
昼休み、iPod片手に散歩してみました。
とても、天気が良く気持ちの良い昼。
気が付けば、花粉症も去り、少しずつ気温も上がり、萌木色の森も少しずつ緑へと。
その森をゆっくり歩く。
半年前に落ちた葉を踏みながら、
木漏れ日を感じながら、
森の匂いを吸い込みながら。
気が付くと、足下には一面にスミレの花が咲いていました。
見とれていると、昼休みも終わり、走って事 . . . 本文を読む
先日は、雪に行く手を阻まれ、引き返したのですが、
今度は別の道に入りました。
萌木色の若葉の間から、涼しげな(この日は結構寒かったのですが)
沢を見つけました。
雪解け水が、ますます勢いを増して流れる沢に
しばし、見入ってしまいました。
水しぶきで、髪の毛が少し濡れたものの、
「マイナスイオン効果だー」と勝手に思い込み、
ちょっと武者震いなんてしちゃいました。
とにかく、
「気持ちよかー」な、空気 . . . 本文を読む
萌木色(もえぎいろ)
芽が出たばかりの萌え出る草木の色。
先日、ちょっと天気のいい日に、車で山に行ってみました。
ようやく若葉がまぶしい季節となり、
緋色のツツジや、真っ白いタムシバ、菜の花色のヤマブキなど
まだ色合いの少ない山肌に、木々の花々が文字通り花を添えます。
芽吹いたばかりの若葉は、とても爽やかで気持ちがいい。
まだ、緑が濃くならず、日の光に白く反射する木々の葉は心和みます。
いい気に . . . 本文を読む
東雲色(しののめいろ)
東の空が夜明けに色づいたような、ほのかな黄赤。
今日も、真っ暗な道を帰ってきました。
仕事場から自宅まで、街灯も少なく、田んぼなんかもあったりします。
最近はカエルなんかも鳴いていて、風情というよりは、懐かしささえ覚えます。
その田んぼにも、水が入り、いよいよ田植えの準備ができたようです。
自転車とばして帰宅中、水の張られた田んぼに目をやると、東雲色(しののめいろ)の月が . . . 本文を読む
紺色(こんいろ)藍染めの最終段階の色。
江戸総鎮守として最も広範囲な氏子会を持つ神田神社。先日行われた「神田祭」は、「日本三大祭り」「江戸三大祭り」の中に数えられるお祭りです。今年は本祭の年で、100近くの神輿が宮入を行いました。
その威勢の良さと、祭衣装を着た担ぎ衆が何百人と詰めかける様には、本当に圧倒されます。
祭衣装と言えば、各町会ごとに色とりどりに染め分けられた半纏(はんてん)!
黄丹( . . . 本文を読む
紅緋(べにひ)
やや黄みがかった強い赤。
茜染の緋と比べて黄みが多く、華やかな色です。
一般的に言う”緋”とはこの紅緋の事です。
今日は、近くの林道?をランニング。
連休の疲れをちょっとでも軽くしようと、デジカメ片手に走りました。
ちょっと風は肌寒かったのですが、走って熱くなった体にはちょうど良い感じ。
つい先日まで日陰に残っていた雪も、その林道では融け、川沿いの桜もようやく散り始めました。
普 . . . 本文を読む
高麗納戸(こうらいなんど)
天明から寛政(18世紀後半)にかけて歌舞伎界の大立者であった、「高麗屋」が屋号の、四世松本幸四郎から出た、暗い「納戸色」を言う。
夜桜見物。風情がありますね。
一昨日、お城の天守閣を囲む桜を見てきました。
えっ、先月初めに満開の桜を見たのでは…
そう、東京では先月初めに満開の桜を見ましたが、私の住んでいるところでは、今、GW中がちょうど満開。
同じ日本でありながら、満 . . . 本文を読む
白鼠(しろねずみ)
銀のような明るい、「墨の五彩」の「清」にあたる鼠色で、「しろがねいろ」とも言う。以前紹介した「銀鼠(ぎんねず)」と同じ色として使われることもあります。
昨日、近くの山道を車で走りました。
とても天気がよく、花粉さえなければ絶好のドライブ日和。
マンサクの花がようやく咲き始めました。
(2週間前の「桜色」では、既に桜が散ってしまったことを書きましたが、こちらでは蕾はまだ固いまま . . . 本文を読む
桜色(さくらいろ)
桜の花の様な淡いピンク色。今、最もポピュラーなソメイヨシノの花の色ではなく、山桜の花の色に由来します。
先日、隅田川の桜を見てきました(写真)。
土曜日、満開でした。人も多く、天気も良く、まさに、花見日和でしたね。
両岸の桜並木が全て満開でとにかく豪華。
圧倒されました。
翌日には、とある洋館風の建物を拝観し、バルコニーから見える桜に驚嘆しました。
都内は、意外に桜が多い、そ . . . 本文を読む
黄蘗(きはだ)
黄蘗の樹の皮は古くから使われてきた染料で、鮮やかな黄色に染まります。
引越しも終わり、ここ数日は、ダンボールに囲まれての生活を余儀なくされている私です。
ホームページの更新もできずにいて、ご来店頂いた方々には、ご迷惑をおかけしております。
皆さんは山火事って見たことありますか?
私は何度か見たことがあって、みるみる火の手が広がっていき、
あっという間に山の斜面一面が火の海になった . . . 本文を読む