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Today's Color

和色って、自然な色って感じで良いですね。ある日の出来事などを、和な色とともに、書きなぞっていきます。

天色(あめいろ)

2005-03-27 | Weblog
天色(あめいろ) 空の色の中でも、かなり上空の空の色。 引越先を知るという意味で、少々ドライブ。 道路脇の積雪は徐々に高くなり、そして遂に、 目前には、2mの雪の壁が(写真をクリックしてください)。 もうすぐ4月だというのに、この積雪はさすがです。 しばし、車を止め、雪を眺めていました。 夕方だったせいか、暗がりの中に浮かび上がる雪面はうっすらと青く、天色に光って見えました。 車を街中に戻し、地 . . . 本文を読む

鶸色(ひわいろ)

2005-03-21 | Weblog
鶸色(ひわいろ) 漂鳥である真鶸(マヒワ 体長12cm スズメ目 アトリ科)の羽の色で、つよい黄緑色。 先日、引越し先に行ってきました。 とはいっても、新居は決まっておらず、あちこちと物件を見て回りました。 アパートそのものが自分のライフスタイルに足りているか、生活物資の調達(買い物のことです)は便利か、通勤の便は… そして、何よりインターネット環境はどうか。 今回の引越しで最も苦労したのは、こ . . . 本文を読む

一斤染(いっこんぞめ)

2005-03-14 | Weblog
一斤染(いっこんぞめ) 紅染めの染料となる紅花は大変高価で、非常に高額な濃い紅染めは、幕府により一般の使用が禁じられた。しかし、禁を破る者は後を絶たず、幕府は一般に許す紅花の量を、絹一匹(いっぴき/二反に相当)を紅花一斤(いっきん/600g)と定め、着用を許した。 この淡い桜色が一斤染(いっこんぞめ)。 花粉が吹き荒れたかと思えば、積雪20センチ。 なんだか、おかしな天気が続きますね、石原○純さ . . . 本文を読む

瓶覗(かめのぞき)

2005-03-09 | Weblog
瓶覗(かめのぞき) 藍色の最も薄い色。藍色は瓶に何度も漬けないと色が出ないが、瓶覗きはちょっと瓶に漬けただけというユニークな表現で、薄い青になる。 引っ越しの準備が全く進みません。 なんでうちはこんなに荷物が多いんだー! まず、アウトドア用品。これは一つも不要な物はない。 次に、本。私の知識の、活動の源なのでなるべく捨てたくはないが、ちょっとは処分しよう。 服。2年間着なかった服は、処分の対象に . . . 本文を読む

胡粉色(ごふんいろ)

2005-03-04 | Weblog
胡粉色(ごふんいろ) 日本画の画材である「胡粉」とは、もともと、古代の中国で「胡人(シルクロードから来たイラン、ペルシャなどの外国人)」がもたらした良質の白い粉をさし、入手しやすい貝殻粉を白に利用していた日本では、いつしか胡粉の名自体が貝殻粉をさすようになる。胡粉色とは、そんなやわらかい白色。 jun-bee`s tearoomにおこしの皆様 いつも御贔屓にしていただきありがとうございます。 . . . 本文を読む

女郎花(おみなえし)

2005-02-26 | Weblog
女郎花(おみなえし) お盆の供花などに利用され、昔から馴染みのある秋の七草のひとつ。草丈が2mにもなり、風にそよぐ黄金色の花の色。 春一番が吹き、ますます、花粉危うい今日この頃ですが、皆さんは大丈夫でしょうか? 野山の春の訪れを感じさせるものに、マンサクの花があります。 葉が広がる前に、黄色い糸状の可憐な花が咲きます。 先日、東京大学大学院理学系研究科付属植物園にでかけてみました。この日は、気 . . . 本文を読む

杜若色(かきつばたいろ)

2005-02-20 | Weblog
杜若色(かきつばたいろ) カキツバタの花の色。実際のカキツバタは、ちょっと紫がかってますが、和色としてのカキツバタ色は、かなりはっきりとした青です。(写真はクリックすると拡大します) また、またスノーシューしました。 今回は、イベントとしてなのですが、前日の夜、あいにくの雨。折角の雪がちょっと重たくなってしまいました。新雪のあのフカフカ感が無かったのは、ちょっと悔しいけど、やはりスノーシューは楽 . . . 本文を読む

浅梔子(あさくちなし)

2005-02-15 | Weblog
浅梔子(あさくちなし) ~梔子色〔アカネ科の樹木クチナシの実で染めた黄色。赤味を帯びたくすんだ黄色です。くちなし(口無し)にかけて不言色(言わぬ色)などともいう〕に紅を上染めした色の薄いもの。 スノーシューやってきました! パウダースノーが敷き詰められた森の中を、スノーシューをはいて歩く。 天気はとても良く、白銀の斜面にそびえるカラマツの向こうには、信じられないぐらいに青く澄み渡る空が広がって . . . 本文を読む

樺茶色(かばちゃ)

2005-02-07 | Weblog
樺茶色(かばちゃ) 「樺」は山桜の樹皮のことで、濃い橙色。茶色。蒲茶とも書き、この場合「蒲」はガマ(蒲)の穂のこと。 先日、急遽、会津に行ってきました。昼過ぎに土湯峠を抜け、磐梯山の麓を通り抜ける。途中の山間部では、粉雪が竜巻のように舞い上がり、白竜を思わせるような、幻想的な光景と出会う。立春とは言え、まだまだ雪深い会津。しかし、抜けるような青空でした。 道路わきに、時々、杉林を見かけました。そ . . . 本文を読む

白(しろ)

2005-01-29 | Weblog
白 あらゆる波長の可視光線を反射する物体の色の総称。勿論、完全な白というものも現実には存在しない。 辺り一面、ふかふかの雪に覆われた森。 とっても気持ちいい。 28日は、クロスカントリースキーを履いて森の中へ。新雪の上を歩く、滑る、転ぶ。 天気もとても良く、一日中気持ちの良い日でした。 朝8時過ぎの森はとても静かで、鳥のさえずりがとても良く響きます。 ウサギの足跡や、リス、キツネ?などの動物の痕 . . . 本文を読む

赤白橡(あかしらつるばみ)

2005-01-14 | Weblog
赤白橡(あかしらつるばみ) 橡(つるばみ)とはドングリの木(ナラ)の仲間の「クヌギ」のこと。赤白橡は橙味を帯びた明るい茶色。 今年は、暖冬のはずじゃなかったの、石原良○さん! てなことも言いたくなるぐらいの雪です。 本来、私の住んでいる所では、積雪は当たり前なのですが、ここ最近では珍しい気がします。 さて、来月は雪遊び強化月間(勝手に)です。 私も、何度か遊べる機会が出来ました。 寒さが苦手でも . . . 本文を読む

常磐緑(ときわみどり)その2

2005-01-09 | Weblog
常磐緑(ときわみどり) 色についての説明は、8月27日参照。 落葉紅葉樹がほとんど葉を落とし、山には雪を被った常緑の針葉樹が目立つようになりました。 高速道路を走っていても、枝に雪を持った杉林を見ると、「冬らしいなー」などと思ってしまうものです。 しかし、冬の森→針葉樹→常盤緑→ever green→ガラムのパッケージ(インドネシアのタバコ)というように、ガラムに行き着いてしまい、降り積もった雪 . . . 本文を読む

今年もよろしくお願いいたします。

2005-01-01 | Weblog
私自身のデータベースとして、つくり始めたこのホームページも、気がつけば、沢山の方にご覧頂き、後戻りできない状態となっております(苦笑)。 本当にありがとうございます。 どの程度、充実できるかは、わかりませんが、皆様の、「身近な自然への気づき」へのお手伝いができれば、また、「仕事中の癒し系ホームページ」としてご覧頂ければ幸いです。 今後とも、ご贔屓(ひいき)下さいます様お願い申し上げます。 店主  . . . 本文を読む

月白 その2

2004-12-30 | Weblog
突然の大雪。 12月なったものの、暖冬でスキー場は降雪機フル回転、という日が続いていたのですが、昨日朝から、雪は降り続き白銀の世界へと一変。 高速道路を使い、実家へと向かったのですが、途中通行止め。一般国道へ下ろされ、吹雪の中、大渋滞へと突入したのでした。 約1時間をかけ、大渋滞を何とか離脱し、吹雪を抜け出し、凍った路面をクリアし、実家に近づく。 市街地から離れた田舎町。あたり一面の田んぼは、すべ . . . 本文を読む