最近感じるのは、現代の女性は、生き難くなってるのではないかということ。
実のところ、バブル時代以降の日本は、非常に有能で、出世したい、お金を儲けたい女性、野心満々の女性にターゲットを絞った政策を実施して、それ以外の生き方をしにくくしているのではないか?
資本主義の競争に参加したら最後、自分の能力がそれほどなくても、子供を産みたくても、子育てに専念したくなっても競争から降りる事が出来ない。
クタクタになるまで戦い続けなければならなくなっている。
なぜなら、生活の質を落としたくないから。
子育てのパートナーとなるべき同世代の男性は、男女雇用機会均等法で自分と同じ位の収入しかない。
自分が出産、子育てで、一時的にでも職を離れると、収入が1/2になってしまい、生活の質がガクンと下がってしまう。
しかし上記はまだ、比較的有能で、優良な企業に正社員として採用された女性、
つまりは恵まれてる環境で生活できている女性の話であり、
大多数の女性は、中小企業で働いており、正規の社員として雇用されてない方々も少なくない。
コレは、男性も同じ状況で、パートナーの男性の収入も全くアテに出来ない。
「寿退社で永久就職」なんて今や死語です。
何か悪質な冗談のように聞こえます。
ほんの20年前には、専業主婦になるのが普通だった日本での「家庭」の形態は、今は共稼ぎ以外の選択肢は存在しないかのような時代になってしまった…。
…もしかして、男女差別を強くして、「男性の給与を女性の2倍にする」という法律を作れば、少子化は簡単に解決…する…?
イラストと本文は全く関係ありません^^;