祝、バレンティン選手 シーズン本塁打記録更新

昨日はヤクルトのバレンティン選手が日本プロ野球の、シーズン本塁打記録を更新しました。

ウラディミール・バレンティン選手はオランダ領アンティルのキュラソー島出身で、今年のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）にもオランダ代表に選ばれましたが、途中、怪我して今シーズンは出遅れました。

しかし、いつの間にか、王さん他3名が記録しているシーズン本塁打記録：55本に並びました。そして、昨日の9月15日の対阪神戦で新記録となる56号、そして57号を打ちました。

私的には、阪神の投手が新記録となる本塁打を打たれたのは少し残念ですが、やはり記録更新できてうれしいですね。

もちろん、今年は昨年までの統一球から飛ぶボールに変更された、という方もいらっしゃいますが、5年前、10年前も飛ぶボールですし、その事で当時の記録にケチをつける片はいないでしょう（最初に55本のホームランを打った王さんの時代では、今よりもかなり球場のサイズが小さいですし、当時は圧縮バットもOKでした）。

できれば、王さんの記録を更新するのが日本人の選手が更新するのがベストでしたが、今シーズン、30本以上打っている選手はほぼ皆無で、とてもそれを望むのが厳しい体たらくです。また、野手以上に情けないのが、二年連続ホームラン王に50本以上打たれている投手陣でしょうね。

とはいえ、記録は絶対でなく、常に新しいアスリートによって更新されるものだという事が認識できたのは良かったと思います。

できれば、今度はバレスティン選手の記録を、生え抜きの縦縞球団の選手が更新される事を望むばかりですが。

なにはともあれ、まだシーズン中ですので、更なる記録更新を望むだけでなく、お祝いの言葉を捧げたいと思います。おもでとう。