「6月は釣に行けない」と自分に言い聞かせることで、釣を諦めようとしていました。
けれども、人の気持ちなんてそんなに単純ではありません。
自分の中で押さえ込んでいる「釣に行きたい」と言う気持ちをアオルかの様に、自分のどこかに「釣りに行け」と、けしかけるヤツがいます。
正午を回って自由の身になったものの、夜は職場の仲間の送別会。
遊べる時間は約6時間。
往復4時間弱の道のりとして、2時間位は流れに浸かる事が出来る。
水生昆虫のハッチが山女魚を浮つかせ、豊富な水量が山女魚の警戒心を緩ませていたようでした。
流れの中央くらいのライズをアップクロスで、更に対岸寄りをサイドクロスで、私のキャスティングではどう頑張っても届かない下流の深い流れをダウンで流します。
フライがどの様に流れるかは、全て運任せ。
ヤッパリ来て良かった
そんな思いがこみ上げて来る、楽しい2時間でした。
諦めようとしていた6月の釣も、結局は諦めきれずに何度か出かけてしまいました。
6月もやっと下旬。
もう少しだ(笑)。
昨日の午後、自由な時間が出来ました。
少し伸びすぎた芝を刈り、車を走らせたのは2時。
チョット気になる流れに寄り道をして、ウェーダーに足を通したのは4時。
寄り道をした所に有った、鹿の足跡の近くのもう一つの足跡に、見覚えのあるスパイクピンの跡がついていたら、そこでウェーダーを履いていたかも知れません。
久しぶりの流れは水温16℃
小さな虫が沢山飛び交っている流れでは、小さな山女魚や岩魚がライズしています。
帰りに、チョット気になる流れにも寄ってみるつもりだったのに、小さいと分かっている目の前のライズにツイツイ夢中になってしまいました。
少しだけ、6月になった気分です。