そと遊び大スッ記

外で遊ぶのが大好きで子供みたいなオヤジの記録

久しぶりに

2006年09月29日 | 釣りの事



一昨日の予定だった小学校のマラソン大会が、生憎の雨で今日に延期になりました。
小学校最後のマラソン大会という事もあり、親バカな父は10分程度の我が子が走る姿見たさに、仕事を休んでしまいました。

ポッカリと空いた青空の午後。
「釣にでも行こうか・・・ 岩魚の顔を見に渓流へ」
けれども、西に傾く太陽に追われるように渓を釣り上がる気にはならない。
先日、洗って乾かしたウェーディングシューズを濡らす気にもならない。
「そういえば、あそこの池。暫くご無沙汰だったな~」

久しぶりの駐車場では、数年前と同じようにラプラドールが向かえてくれました。
商売上手なカアさんは、「おや、久しぶり。名前は忘れたけど顔は覚えてるよ!」
(ホントかいな?)
変わらぬ口調で「ドライもいいですよ~」
(ホントかいな?)
池に行ってみると、「お! 結構ライズしてるジャン」
フライパッチから使い古しのフライをつまみ出して、ライズリングの辺りに浮かべてみると・・・
あらら、ホントにドライもいけるね~(笑)
平日という事もあってか、池は貸しきり状態。
アッチヘポトリ、コッチへポトリ。
ヤル気のありそうなライズばかりをアッチコッチと遊んで来ました。

たまには、こんな釣りも良いかな。


デジイチ入院

2006年09月22日 | 色々な事



入院といっても、壊れてしまった訳ではありません。
“写真に、シミのような斑点が写りこんでしまう”という程度の事です。
気がついたのは今年の4月初めでした。
デジタル一眼の宿命ともいえる撮像素子の汚れ。
多分、寒い時期の釣りで使っているうちに、〔暖かい車内⇔寒い外〕の繰り返しで結露した水滴が汚れとなって残ってしまったのでしょう。
まあ、空のように単調な色合いの写真を撮ると気になる程度で、デジイチで撮ってもコンデジで撮っても違いが判らないような私としては、それ程気にする事でもないのですが、気になりだすと妙に気になる性分でして、保障での清掃が可能という事もあり、保障期間が切れる前に入院させる事にしました。
入院期間は約2週間ということで、退院する頃は、丁度、紅葉が綺麗な頃・・・
いや、もしかしたら終わっているかな?


乾燥中

2006年09月20日 | 独り言



そろそろ山歩きにでも出かけようか・・・ などと思っていましたが、『サンサン』の影響でそんな気分でなくなりました。『サンサン』が北海道を離れた思ったら、今度は『ヤギ』と言う名の台風が近づいています。『ヤギ』も北海道を通っていきそうな雰囲気ですが、早とこ勢力を弱めてほしいものです。

午後からは、風もある程度納まり青空となりました。
芝生の手入れなどをしながら、ふと思うと9月も後半。
今年を締めくくるアメマスの時期となってきました。

ドライフライモードとなっていた机の上を片付け、晩秋のアメマスの事を考え始めます。
引き出しから#6のサーモンフックを取り出し、バーブを潰してバイスに挟む。
少しの間、ボ~っとする。
スレッドを手に取り下巻き。
また、ボ~っとする。
引き出しから鉛とマイラーチューブを取り出し、シャンクに取り付けて一本終わり。
机の上に、必要な物が一通り出揃ったところでコーヒータイム。
コーヒーを飲みながら何となく1ダース巻き、テールの巻き止め部分をヘッドセメントで固めて今日は終わり。
さて、何色の『Kid Goat』をのせようかな。
第一候補は、当然、黄色と赤だけど、たまには違う色ものせてみようかな!


岩魚釣りのつもりが

2006年09月12日 | 釣りの事



今年最後の岩魚釣りへと、道南の渓へ出かけました。
けして沢山釣れる渓ではありませんが、それらしき流れからは飽きない程度に7寸程度の岩魚がフライを銜えます。そして、いかにも大きな岩魚が出てきそうな流れからは・・・


虹鱒が出来てきました。
大きな虹鱒ではありませんが、怪しい流れでは元気な虹鱒が水面を割るようにフライをヒッタクッテ行きます。
先日出かけた川の虹鱒とは違い、グリーンがかった色の虹鱒。
私は、どちらかというと、こんな色合いの虹鱒の方が好きです。

脱渓地点の少し上流に、段差のある流れから形成されるいい感じの淵があり、今日はここを釣って最後にしようと近づいて行くと、チョット派手なライズがあります。
9寸程度の虹鱒だろうと少し離れたところからフライを投じると、魚体をさらけ出すように派手に水面を割りました。
「デカイ・・・」(と行ってもネットサイズ+10cm位ですが
半分適当に投げた事が災いして、一瞬テンションを感じたもののフッキングしませんでした。
今日は岩魚気分だったので、虹鱒の事はそれ程意識していませんでしたが、よくよく考えてみると昨年の秋にも9寸程度の虹鱒を釣っているし、40アップ位なら居てもおかしくない・・・
「よし! 9月中にもう一度来よう」
しかし、そんな気持ちは脱渓途中で打ち消されてしまうのでした。

入渓者も少ないのか、脱渓するためによじ登る土手にはハッキリとしたふみ後も無く、背丈以上ある笹や、イタドリを何となく踏み後っぽいところを辿って掻き分けながら進みます。
ただ、チョット気になるのは、何となく獣臭いこと・・・
掻き分ける相手が笹からススキに変わって林道まであと半分位のところで、地響きのような音がしました。
車か? っと思いつつも笛を吹き鳴らし、暫く様子を窺います。
暫く立ち止まった後、もう一度笛を吹いて藪コギを始めると・・・
また、何ともいえない地響きのような音がします。
ゲゲッ もしかしてこれって・・・
ゆっくりと川に戻って少し下流から脱渓したのですが、同じように藪コギしても、さっきのような獣の匂いはしません。
周囲に注意しながら林道に出てみると、先日の雨で綺麗に均された林道には車の後などありませんでした。
カウンターアーソルトを握り締め、何時もよりも早足で林道を下った・・・
なんて事は言うまでもありません。

虹鱒君、今年はもう来ないから思う存分大きくなってね!


もう少し東へ寄り道

2006年09月08日 | 釣りの事



なんとワン・パターンな人間なのだろう。
今回は、全て阿寒で過すつもりで出かけたのですが、結局は最終日にもう少し東へ車を走らせました。

それにしても広い・・・
だだっ広い・・・



更にデカイ・・・
なんか分らないけど、スケールがデカイ・・・



そして、流れは美しく輝いている。

所々から温泉が湧き出している川との温度差は大きく、流れに立って数分後に足元が冷たくてジリジリしてきました。
そんな流れにフライを浮かべると、小さな渓魚達がフライをつつきに来ます。
昨日までは、バックの事を殆ど気にせず竿を振っていた事もあって、ツイツイ後ろの事を忘れて小枝を釣ってしまいます。
「またやっちゃった」っとラインを引張ると、折れてきた小枝には数匹の偽物虫が止まっていました。
何時も行く人気河川のオチビちゃんに優るとも劣らない警戒心ぶりに納得です。

流れの中を歩きながら、時々姿を見かけたサクラマスですが、1時間ほど釣り上がった辺りからアチラコチラで見かけるようになり、私のフライはフックキーパーに引っ掛けたままとなりました。

緑のバイカモの中を婚姻色に染めたサクラマスが泳ぐ姿は実に美しく、今が、サクラマスにとって一番華やいだ時期なのだと感じずにはいられません。
そんなサクラマスに見惚れつつ美しい流れを離れ、今年も楽しみにしていた道東での釣りを終えました。


道東は秋の気配

2006年09月07日 | 釣りの事



山女魚の事はまだ気になるけど、何となく山女魚を釣りに行かなくなる9月。今年も道東へと車を走らせました。
休みをある程度確保し、車には寝袋と炊事道具、それと釣り道具を積み込んで阿寒湖畔キャンプ場に着いたときには既に星空となっており、今年もこの地で釣が出来ることに喜びを感じつつ、一人、祝杯をあげるのでした。
「まあ~ 目が覚めたら起きればいいか」などと思いつつ寝袋に包まりましたが、辺りが明るくなる頃には確りと目が覚めるものです。早速目的の川へと向かいました。
国道沿いの駐車スペースに車を置き、ノンビリと釣りの準備を終えて車に鍵を掛けようとした頃、一台の車が横に止まって私の方を見ています。「この方もここから釣りたいのかな?」などと思いつつ近づいてみると・・・
なななんと、見覚えのあるお顔(笑)
『のめさん』ではありませんか!
お会いするのは確か1年半ぶり位でしょうか。
それも、地元を遥か離れたこんな遠くで。
何ともいえない嬉しさに顔をほころばせながらお話を聞くと、目的の場所には既に車が有り、次の場所を探していると見覚えのある車を発見。もしやと思い車を止めたとの事。私の車を覚えていてくれて、ありがとうございます。
ドライフライを結んだのめさん、良い感じで竿が曲がっていましたよ!
(顔写真の転載はご本人の承諾を得ています)

 

 

 


翌日は、一人寂しい釣りとなりました。
今回はドライの方が反応が良かったかな。
っというよりは、釣れやすい虹鱒はドライの方が狙いやすい所に居たと言った方が良いのかも知れません。

このサイズが、今年のアベレージのようです。
多分、昨年に成魚放流された固体なのでしょう。
口元には、何度か針を銜えた後が残っています。

ところで、今回もお風呂は『まりも湯』のお世話になりました。
『まりも湯』のおばちゃんは、昨年とかわる事なく
「タオルは大丈夫ですか?」と、洗い立てのタオルを優しく差し出してくれました。