そと遊び大スッ記

外で遊ぶのが大好きで子供みたいなオヤジの記録

小さな岩魚

2005年09月28日 | 釣りの事


6寸程度の岩魚。
少しでも大きく見える様にと見栄を張ったら、5X(6Xだったかも)のティペットが3X位に写っちゃいました(笑)。

幾ら小さくても、岩魚は何故か私の心を和ませてくれます。
それは、正真正銘のネイティブだからでしょうか・・・
中でも、腹一面を黄色く染めた岩魚は大好きです。



自分の影

2005年09月27日 | 独り言


鬱蒼とした林の中にトンネルを作るように流れる渓。
岩盤をなめるように流れる冷たい水に木漏れ日が差し込み、キラキラと輝いています。
ふと足元を見ると、そこには絶え間無く流れ去る冷たい水の動きに同調する自分の影が有りました。
一人の釣り・・・
自分の姿がフィルムに納まる事は有りません。
せめて陰だけでも・・・

ことろで、
私の二次的なブログで、「そと遊び大スッ記=モブログ編=」というのがあったのですが、たいした更新も無い事もあり、真に勝手ながら本日で閉鎖することに致しました。
「そと遊び大スッ記」はシツコク続けるつもりでおりますので、今度とも宜しくお願いいたします。


放流

2005年09月23日 | 釣りの事


この橋が出来た頃、この渓の流れには海からの溯上を阻む壁など存在せず、山女魚や岩魚、そして、サクラマスやアメマスで賑っていたのでしょうか。
海釣りが好きだった頃に購読していた地方版の釣り雑誌には、良形の山女魚が釣れる渓として紹介されていましたが・・・
私がこの渓に始めて来たのは、この橋が出来てから何年も後の事です。
フライフィッシングを始めて間もない頃、岩魚の渓として師に連れて来て頂き、ただ釣れる事だけが楽しかったあの頃、何度も何度もこの渓に通いました。
岩魚が釣れる渓・・・
岩魚しか釣れない渓・・・
岩魚しか居なくなった渓・・・
そう、岩魚しか居なくなった渓・・・ この事に気がついたのは何時頃からだったでしょうか。
徐々にこの渓に訪れる回数が減り、今では年に1~2回、岩魚の様子を見に来る程度となってしまいました。
今年も、秋が深まる前にと、先日、この渓の岩魚に会いに行って来ました。
ところが、最初にフライを銜えたのは岩魚ではありませんでした。
それは、この渓に住むことが出来なくなったはずの渓魚でした。
何処へフライを浮かべても、その渓魚達は競うようにフライへとびついてくる上に、異様な程に粒ぞろい。
放流によるものである事は、言うまでもありません。
渓魚達の住まう環境が全く整っていないのに行われた放流。
この渓魚たちは、一旦、高い壁から飛び降りてしまったら二度と戻って来る事は出来ないのです。

それにしても、岩魚達はだらしがない。
何処の馬の骨と分らないよそ者に、アッサリと流れを譲ってしまうのか。
去年よりも青白くて弱々しく見えるぞ!

それ程時を待たずして、また、岩魚しか居なくなった渓に戻るのでしょうが。

それとも、数年後には、多少なりとも今回放流された渓魚達に配慮がなされる計画が有るのでしょうか。
もしそうなら、とても嬉しいのですが。

放流などについての確固たる考えを持っている訳でもない私ではありますが、少々考えさせられました。



チョットのつもりが(笑)

2005年09月19日 | 釣りの事


先日の阿寒川釣行時に、自分の不注意でポキリとやってしまったロッド。
2ピースのティップ側を折ったのですが、全く同じロッドの健全なブランクをもう一本もっておりまして、トップガイドのみを交換すると復活可能なのであります。
海釣りに凝っていた頃にトップガイドの交換はやっていましたし、それ自体は全く難しい作業ではないのですが、フライロッドなどの並継ロッドは取り付け部に飾り糸が巻いてあり、更にその上をコーティングしてあります。
とりあえず不良のガイドを外して交換したのしたのですが、コーティング剥がれてカッコ悪いではないですか。
(誰かに見せる訳でもないし、機能上は全く問題ないのですが)
そこで、「チョコット、コーティングでもしてやろうかな」などと思い色々と調べて見ると、綺麗に仕上げるためには、それなりの工程で作業を行う必要がある事を今更ながら知ったのでした。
更に、詳しく調べているうちに、
ラッピングとコーティング位なら自分でも出来そう・・・
気になっている某メーカーのブランクでオリジナルロッドを・・・
グリップが好みで無いのが理由で敬遠していたあのロッドも、ブランクさえ手に入れば自分好みに・・・
などと、思いが膨らむのでありました。
そして、昨日、お墓参りの帰りに寄った某ショップでロッドドライヤーなる物を発見。
ご存知とは思いますが、コーティングを均等に美しく仕上げるためにロッドを低速で回転させる道具でして、思わず買ってしまいました。
帰宅後、早速ロッドを付けて回転させてみると
「お~! なんか良い感じ」なんて、ワクワクしてくるではないですか(笑)。
とりあえずコーティングに挑戦してみますが、その時点で挫折してしまい、ロッドドライヤーは某オークションに出品されるかもしれませんね。

来シーズンはオリジナルロッドで!などと、夢は大きく持っているのですが。


キャンプの定番メニュー

2005年09月17日 | 家族の事


ソロキャンプの時は、殆ど釣が目的なので食べる事に時間をかける事など無く、サ○ウのご飯にレトルト食品が定番メニュー。
けれども、家族キャンプの時は食事も楽しみの一つです。
我家の定番は焼き鳥(と言っても豚がメイン)。
肉にも少々拘りがありまして、お決まりの生肉店から調達しています。

今年の焼き鳥も美味しかったなぁ~


降水確率60%

2005年09月14日 | 家族の事


今年の夏、何故か雨の日が多かったような気がします。
「人の記憶は当てに成るようで当てに成らない」
私は、仕事柄もあってか時々耳にする言葉です。
アウトドア好きの私にとって、外で遊ぼうと思っていた日に雨が降ることが多ければ、雨の日が多い年となってしまう訳です。
今年の家族キャンプ、降水確率60%でした。
嵐は別として、シトシトと降る雨の日のキャンプも嫌いではないのですが、ヤッパリ晴れが良いですよね。


ぽっかりと空いた日

2005年09月12日 | 独り言
今月は、月初めに少々無理を言って楽しませて頂いた分、半ばはノンビリ釣りに出かけられそうも無く今年の渓流シーズンも終わりかなぁなどと思っていたのですが、先ほど職場から電話が入り、明日は仕事の無い日となってしまいました。
先日、ウェーダーやシューズも洗って渓流終了準備万全状態だっただけに、何となく明日一日ぽっかりと穴が空いた気分です。
天気もまずまずのようですし、自転車積んでノンビリと岩魚の顔でも見に行って来ようかな!
岩魚が顔を見せてくれれば・・・ ですが(笑)。

道東にて その2 =バイカモとクレソンの流れ=

2005年09月08日 | 釣りの事


道東での二日目、予定では昨日の釣りで好印象だったポイントをじっくりと攻め、阿寒川で生まれ育ったであろう虹鱒を引きずり出すつもりでした(多分無理でしたが)。
日の出と共に起床して遊魚承認証を購入し、川に着いてみると・・・
流れは昨日と一変しているでないですか。
川は増水し可也の濁りが入っています。
明日、北海道に上陸する可能性がある台風に備えての事か、阿寒湖からの水門を開いたのでした(晴天なのに増水の状態にムカ)。
水量は徐々に増しているようで対岸に渡るのは困難となり、更には川岸の泥濘で熊の足跡とらしきものを発見(爪の後がハッキリ残っていたので今朝のものかも)。
この時点で阿寒川での釣りを諦める事にしました。

さて何処に行こうか・・・ などと考える必要はありません。
私は、何処へ行こうかと迷うほど川を知らないのですから(笑)。
知っている川は唯一つ。
摩周湖から染み込み、はかり知れない年月をかけて湧き出した冷たい水を水源とするスプリングクリークだけです。
バイカモの流れの中に立ち、川岸を埋め尽くすクレソンを見ているだけで幸せな気分になりました。
そして、バイカモが織り成す流れの筋にフライを浮かべると、虹鱒・山女魚・アメマス(岩魚)・ブルックトラウトがバイカモの隠れ家から顔を出し、私の心を更に和ましてくれるのでした。

ところで、道を歩いている時に、車で通りかかった地元の方と少しお話をしたのですが、
地元の方 「何か釣れたかい?」
私      「はい、岩魚とか」
地元の方 「この川に岩魚はいないよ。オショロコマじゃないの」
私      「白い斑点だけで、朱点の無いやつなんですけど?」
地元の方 「あ~! それはアメマスだ」
私      「・・・ そうなんですか」
道東では白い斑点を全てアメマスと呼んでいるのだろうか・・・ 
まぁ、私としてはどちらでもよく、岩魚(エゾイワナ)とアメマスの明確な区別のしかたも分らないのですが。
こんな会話、なんかの本でも有ったような(笑)

お時間のある方は、こちらもどうぞ。
Photo1 Photo2 Photo3 Photo4 Photo5 Photo6 Photo7 Photo8 Photo9(追加) 


道東にて その1 =阿寒川=

2005年09月07日 | 釣りの事


この川の流れに立ったのは10年ほど前の事だったと思います。
成魚放流を行った直後を除いては、釣れると言う印象は有りませんでしたが、それほど大きくはなかったものの、阿寒川で生まれ育ったであろう鰭の確りした虹鱒の姿は、私の脳に深く刻み込まれたのでありました。
その後C&Rエリアが設定され、この川がどのように変ったのかが気になっていた事もあり、可也久しぶりに道東へと車を走らせました。

今回はC&Rエリアを釣り歩いたのですが、怪しいポイントには必ず数尾の虹鱒が居ると言っても過言ではないほどの状態でした。
しかし、鰭をアップに写したい虹鱒をフィルムに収める事は出来ませんでした。

水草に寄り添うように流れに止まっていた影は、フライを銜えた後、暫く微動だにせず、一瞬動き出したと思った後、ゆっくりと流れの中に消えて行きました。

お時間のある方は、こちらもどうぞ。
Photo1 Photo2 Photo3 Photo4 Photo5 Photo6 Photo7


一つの節目

2005年09月02日 | 釣りの事

「私の釣り人生は・・・」などと語れるような釣り人では有りませんが、私にも釣り人生の節目となるような思い出の日が有ります。
9月1日はそんな一日でした。

ここ数回、真っ暗な内に出発してコンビニのオニギリをカブリツキながら車を運転して日の出と共に釣り開始、何て釣行をしていましたが、9月1日は、家で朝食を済ませてトイレにゆっくり座り、スッキリ爽やかでの出発でした。
スッキリしすぎて気が抜けたのか、背中のパートナーの事に気がついたのは釣りを始めて暫くしてからでした。
九寸程度の元気な虹鱒がフライを銜え、チョットしたやり取りの後、背中に手を回すと・・・ 「無い・・・」「ランディングネットが無い・・・」。
車に忘れて来たのでした。
釣り人の言い訳にも色々ありますが、「**な日に限って」と言う事も私としてはよく有ります。

「**な日に限って」・・・ 念願の尺山女魚が出ました。
魚体には既にサビが入り、少々やせ気味ながらも30センチを数ミリ上回る山女魚。
嬉しいような悲しいような、複雑な気分でした。
ライディングネットが無かったため、取り込みに少々時間かかったためか、下顎にはティペットが絡まり可也グッタリした様子でしたので、メジャーをあてた後、一枚写して流れに返しました。
来年は、シーズン真っ只中に心の底から喜びがこみ上げてくるような尺山女魚に会いたいと思っております。

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