そと遊び大スッ記

外で遊ぶのが大好きで子供みたいなオヤジの記録

ホロホロ山&徳舜瞥山

2006年06月21日 | 山歩きの事


山歩きといえば秋に数回という事で、山のお花には縁遠い私ではありますが、以前見た『ホロホロの桜』の花が見たくてホロホロ山を歩いて来ました。
まだ少々水量が多いように思える白老川を眺めながらホロホロ山登山口に到着。しかし、登山口にはロープが張られています。看板を見ると、「登山道崩落のた登山者の方は林道をご利用下さい」との事。とり合えず車で登ってみると林道のゲートは開放状態で、林道と登山道が交差する4.5合目まで車で行くことが出来ました。曲りなりにも山登りに来た訳で、この状態を悲しむべきか・・・ 喜ぶべきか・・・ まぁ、私の場合は素直に喜びました(笑)。私の足で約1時間の短縮です。
とはいえ、少々気になったのが目的の桜です。『ホロホロの桜』が何合目辺りにあったのか記憶にありませんでした。
山は雲に隠れているし「ヤッパリ釣りだったかな・・・」などと不謹慎?な事を考えながら山歩き開始。
息が切れてきた7合目で、桜の木が迎えてくれました。

年配の方が、桜の写真を撮りながら休憩していましたので、ご挨拶をしますと「山へ来ると、まだ、桜見が出来ますよ」っと微笑んでいました。
ホロホロ山山頂に到着してみると、先ほどの方が汗を拭いています。
山頂にはガスがかかっていないものの、周りはガスに包まれており「隣の徳舜瞥山へは行きますか」の一言が切掛となって、山頂で1時間ほど高山植物などのお話しなどを聞かせて頂き、とても楽しい一時を過す事が出しました。
何となく空が明るくなり、私は徳舜瞥山への縦走を決意(直ぐ近くですけど)。年配の方は下山するとの事で、御礼をしてお別れとなりました。
徳舜瞥山に近づくにつれガスが晴れて、稜線がくっきりと見えてきます。
ホロホロ山よりも徳舜瞥山の方がお花の種類が多く、先ほどの年配の方に花の名などを聞きながら歩けなかったのが少々心残りでした。


オロフレ山

2006年06月04日 | 山歩きの事


何故か無性に山に登りたくなり、近くのオロフレ山へ行って来ました。
標高1230.8mのオロフレ山ですが、旧オロフレ峠の展望駐車場からの登山となり、実際に上るのは約300mです。今年初めの登山にはもってこいとばかりに、車を走らせました。しか~し、旧オロフレ峠の入り口はまだゲートが閉じているではありませんか。山開き前という事もあり、道路に残る雪をわざわざ除雪してゲートを空けるほど、道路管理者の方々も暇ではないというところでしょうか。

少しためらったものの、十数台の登山者のもの思われる車も駐車してあったので、山頂を目指す事を決意しました(大げさ)。
車だと数分でも、歩いた片道30分。とはいいながら、起伏の少ないアスファルト道路ですので、普段は出来ないセンターラインキープ散歩を堪能致しました(笑)。

今年初の山歩き。数種類のお花も見れて楽しかったけど、往復1時間のおまけは意外と効いたかな。

空沼岳

2005年10月19日 | 山歩きの事


10月に入ってから、会社の無い日は殆ど山歩きをしておりました。
多分、今日が今シーズン最後の山歩きになると思うのですが、空沼岳に行って来ました。
ご存知の方も多いと思いますが、札幌岳の隣の山でして、写真では分りませんが地平線付近に札幌の街を望む事が出来ます。
街並みの始まり辺りに、札幌ドームが銀色に輝いていたのが印象的でした。
写真とは反対方向に、支笏湖・恵庭岳・風不死岳が望めるのですが、今日は山頂付近に雲が掛かっていたのが残念です。

山頂へたどり着くまでに3つの沼を通るのですが、そのうちの1つ沼で10~15cm程度の魚がライズしておりました。
沼から流れ出す渓流には滝が有り、下流からの遡上は不可能なようでして、放流による魚なのか、それとも遥か昔の滝が出来る前に遡上した魚なのか、可也気になっております。

登山道では、時折エゾシマリスが姿を見せ、愛くるしい仕草で疲れきった私を癒してくれます。
山頂でも、エゾシマリスが登山者の足元までやって来るという一幕もあり、ここのリスは、どうやら人を怖がらないようです。
ザックなどにも近づいて来るところを見ると、もしかしたら餌付けされいるのか知れませんね。
登山者が餌を与えているとしたら、果たしてその行為が良いことなのかどうか・・・少々考えさせられました。


オカリナ

2005年10月13日 | 山歩きの事


昨日は、小学校がお休みとの事でしたので、野外学習という名目で娘とオロフレ山へ山歩きに行ってきました。
行き交う人と交わす挨拶、狭い登山道を譲り合う優しさ、危ないと感じる感受性など、
山歩きは、人間として大切な事を沢山教えてくれるような気がします。

下山途中、少々お年を召したお2人が一息ついておりましたので会釈して通り過た後、暫くすると山に故郷の曲が響きわたりました。
振り返ると、先ほどのご婦人がオカリナで奏でる音色。
美しくも堂々と力強い音色は山に木霊した後、私の心に深く染み入りました。


瓦斯の中を

2005年10月11日 | 山歩きの事


今日の天気予報・・・
後志方面は晴れ・・・
確かに下界は晴れ間が有りましたが・・・

緑色の斜面を朱色や黄色でデコレーションした景色に心弾ませながら山頂を目指し、頂上へたどり着いたご褒美に、登った者にか味わえない絶景を頂けるはずでしたが・・・
ニセコアンヌプリを覆いつくした瓦斯は、断固としてその場から離れようとしませんでした。
お隣のイワオヌプリも、水分をタップリと含んだ冷たい風が吹き荒れるだけ。
山頂に立っている事を感じさせるものは、そこが山頂である事を示す標識だけです。

心身共に冷えきった体は、雪秩父のお湯でゆっくりと温めてまいりました。


伊達紋別岳

2005年10月03日 | 山歩きの事


久しぶりに山歩きに行ってきました。
久しぶりと言うか、今年2回目ですね(笑)。
今日歩いた山は「伊達紋別岳」という山でして、私の住まいから直ぐ近くの山です。
この山は標高がそれ程高くないのですが、山頂モドキが2回ほどありまして、3回目が山頂というふざけた山なのです。

しかしながら、チョットした縦走気分が味わえる上に景観も良く、登山道も確り整備されているので、ハイキング気分で登山の雰囲気を楽しめる山です。
紅葉はまだまだ早いという感じでしたが、何種類かの木々は既に葉を紅く染めておりました。
10月前半は釣りの方を少しお休みして、山歩きと一足早い紅葉でも楽しみたいと思っております。
因みに今日は、有珠山へも足を伸ばしまして、ダブル山歩きと洒落込みました。

左から、「有珠山」、「昭和新山」、その奥「昆布岳」、「洞爺湖」、その奥「アンヌプリ」、「羊蹄山」です。


エゾにぃ蝦夷富士を制す(やっとの事で)

2005年07月03日 | 山歩きの事

『そと遊び大スッ記』創設以来、初の山歩きネタが蝦夷富士(羊蹄山)とは、実にめでたい事です。(勝手にそう思っております)

当初は真狩コースから登る予定でしたが、真狩から登った場合は、山頂まで外輪山を約半周以上歩かなければならず、私の体力では絶対無理という事で、山頂が近い京極コースから登る事にしました。
歩く前から、山頂は遥か遠くに見えましたが、実際に登ってみますと・・・ とんでもなく遥か遠くでした。

道中、沢山の方に道を譲り(追い越された)、その上、ほぼ同じ時間に登山を始めた方が下山してくるではないですか。
その方、「中々頂上に来ないので、心配したよ」
ご心配有難うございます。
私、今直ぐにでも太ももの筋肉が切れそうです。

私の写真では上手く表現出来ませんが、雪渓の残る父釜は絶景で、吸い込まれてしまいそうでした。


高山植物も綺麗です。

薄っすらとガスがかかっているため、写真では分かりずらいですが、眼下には尻別川も望めました。

あぁ~ それにしても身体はボロボロです。
チョット情けないかも...


蝦夷富士

2005年07月01日 | 山歩きの事
今日から7月ですね。
私の当てにならない記憶によれば、6月下旬から7月上旬に暑い日が続いた年の夏休みの時季は、
肌寒い日が多かったように思うのですが、昨年は予想を裏切り暑い日が続きましたね。
今年はどうなるのでしょうか。(私の住んでいる地域での話です)

今週末あたりから、3日間ほどかけて十勝岳方面へ山歩きに行く予定だったのですが、諸事情により中止となってしまいました。
普段は、「釣りに行くから」とお断りしてばかりの山歩き。
「折角の機会でもありますし、どこか近場にでも行きますか」っという訳で候補に上ったのが“蝦夷富士”羊蹄山です。

私は歴史に疎いので詳しくは判りませんが、「蝦夷」という言葉は北海道を意味することが多く、北海道の花の名前などにも沢山使われています。
そんな訳で、私にとっては親しみ深い言葉でもあり、ハンドルネームにも使わせて頂いております。
その歴史を辿ると、もしかしたら軽々しく口にしてはいけない言葉なのかもしれませんが、お許し下さい。

そんな「蝦夷」という言葉の付く山、蝦夷富士。
道南道央方面へ釣りに出かける時も、天気が良ければ必ず目にする山。
一度は上ってみたいと思っておりましたが、近くであって遠い山でした。
今まで歩いた山は、1000m以上の山でも実際に登る高さは標高差500m程度です。
蝦夷富士は山の高さが1898m、上る高さは標高差1450m。
私にとっては、何れも未体験ゾーンです。
その上、今年はまだ一回も山歩きをしていません。
ひ弱な私が何処まで登れるのか心配ですが、行ける所まで行って、後は無理せず下山します。

天気が良ければ、日曜日の早朝に頂上を目指します。



今年の登山計画

2005年05月10日 | 山歩きの事
毎年、計画倒れで終わっている職場の先輩との登山遠征計画。
今年は「絶対に行くぞ!」という意気込みで盛り上がっておりますが、先輩のお2人は可也の健脚でして、私は何とか後をついて歩いている状態です。
先輩方に言わせれば、「渓流釣りをしているので体力十分なはず」だそうなのですが、どんどん釣り上がって行くならまだしも、私のようによそ見しながらタラタラと釣っているようでは体力などつくはずがありません。
7月上旬に十勝の山々を2~3つ登る計画なのですが、私としては十勝の川々を2~3本釣った方が良いような・・・
などと思いながらも、山頂にたどり着いた時の爽快感と下界を見下ろす気分の良さは最高であり、なかでも下界を見下ろす気分の良さについては標高の高さに比例するのでは?などと、今から楽しみであったりもしています。