山歩きといえば秋に数回という事で、山のお花には縁遠い私ではありますが、以前見た『ホロホロの桜』の花が見たくてホロホロ山を歩いて来ました。
まだ少々水量が多いように思える白老川を眺めながらホロホロ山登山口に到着。しかし、登山口にはロープが張られています。看板を見ると、「登山道崩落のた登山者の方は林道をご利用下さい」との事。とり合えず車で登ってみると林道のゲートは開放状態で、林道と登山道が交差する4.5合目まで車で行くことが出来ました。曲りなりにも山登りに来た訳で、この状態を悲しむべきか・・・ 喜ぶべきか・・・ まぁ、私の場合は素直に喜びました(笑)。私の足で約1時間の短縮です。
とはいえ、少々気になったのが目的の桜です。『ホロホロの桜』が何合目辺りにあったのか記憶にありませんでした。
山は雲に隠れているし「ヤッパリ釣りだったかな・・・」などと不謹慎?な事を考えながら山歩き開始。
息が切れてきた7合目で、桜の木が迎えてくれました。
年配の方が、桜の写真を撮りながら休憩していましたので、ご挨拶をしますと「山へ来ると、まだ、桜見が出来ますよ」っと微笑んでいました。
ホロホロ山山頂に到着してみると、先ほどの方が汗を拭いています。
山頂にはガスがかかっていないものの、周りはガスに包まれており「隣の徳舜瞥山へは行きますか」の一言が切掛となって、山頂で1時間ほど高山植物などのお話しなどを聞かせて頂き、とても楽しい一時を過す事が出しました。
何となく空が明るくなり、私は徳舜瞥山への縦走を決意(直ぐ近くですけど)。年配の方は下山するとの事で、御礼をしてお別れとなりました。
徳舜瞥山に近づくにつれガスが晴れて、稜線がくっきりと見えてきます。
ホロホロ山よりも徳舜瞥山の方がお花の種類が多く、先ほどの年配の方に花の名などを聞きながら歩けなかったのが少々心残りでした。