さて公開目前となってしまったが考察第二回をつらつらと書き連ねていきたいと思う.
- 降下していくミサトとリツコ
大量の六角柱が積まれた棚のようなものの中をリフトに乗って降下していくミサトとリツコ.
この映像を観てわからないことは3つある.
ここはどこなのか,なんのためにこの二人はここに来たのか,六角柱はなんなのか.
まずはここがどこであるかについて考える.
ありそうなのはヴンダーの中だ.しかし艤装作業も終わりきっていない船にこんな大掛かりな装置を作る余裕があるのだろうか.
また,この六角柱が何なのかということについて考えたい.この六角柱のサイズは見た限り人と同じくらいであろうか.
よってエヴァやヴンダーの補給物資という線は薄いのではないだろうか.
また,同じものがこれだけ大量にあるということは,中に入っているものはそれぞれほぼ同じものだと考えられるだろう.
よって,これにはサードインパクトから逃れた人々が(どのような形であるかはわからないが)保存されているのではなかろうか.
これは私の「槍でやり直す儀式は物理的な復元」であるという説を補強する材料になる.のかもしれない.
だがいくらなんでも全人類や街一つ分の人間の数だけ六角柱があるかと言うと疑問が残る.
正直言ってこれに人が入っていないというのも十分にありえる.
というのも,「槍でやり直す」とは時間遡行の可能性があるのではないかと最近思い始めたのだ.
やり直す,とは文字通り最初からやり直すという意味で,序の段階まで時を戻せるのではないだろうか.
エヴァの呪縛などという便利な設定もある.歳を取らない=時間軸から外れている,と考えれば,時間が巻き戻ってもその影響を受けないとも考えられないだろうか.
じゃあ結局この六角柱なんなんだよ,と言われたら「人間が入ってるかもね,でも本当のところはわからん」と言うしかない.ありがちなクソまとめ記事のようだが.
しかしミサトがここに来た目的はこの六角柱であることは確かだろう.これは特報3の2カット目で六角柱と対峙していることからわかる.
- 二手に分かれるアスカとマリ
二手に分かれるということはおそらくこのあとエヴァに乗るのだろう.
また,白いプラグスーツを着ていることからインパクト中の出来事だろう.
特報3の一番最初のカットの直後と考えるのが妥当だろう.
- 背景が赤い人達
さてこれら4人は非常に似た背景の場所にいる.
しかし実はリツコだけ背景が少し暗いのである.
おそらくリツコのカットはヴンダー内で指揮を取っているシーンなのではなかろうか.
ほか3人はネルフヴンダーの中だろう.
というのも,ヴィレのヴンダー内にゲンドウがいるとも思えないし,ミサトが銃撃を受けるとも思えないからだ.
また,ミサトとリツコの両方がネルフヴンダーにいた場合,ヴィレヴンダーの指揮を取れそうな人がいないというのも理由の一つだ.
と,ここまで執筆したはいいものの公開日まで残り数時間となってしまったのでここでまとめてしまおう.
映画の流れの予想は以下の通りである.
- ヴィレによるパリ奪還作戦
- アスカ,シンジ,レイの放浪(アスカからの状況説明&レイからシンジにSDAT返却&Until you come to meで描かれた部分)
- アスカ,シンジ,レイとヴィレの合流(ここでネルフの襲撃によりレイが回収される.)
- ヴィレ内で目覚めるシンジ,ゲンドウの企みについて聞き,同時期にレイも冬月から事の真相を聞く
- なんかいろいろあってゲンドウがエヴァ7号機?でファイナルインパクトを起こす
- ネルフはMark10(アダムスの器,ネルフヴンダーの本来の主)とネルフヴンダー,大量のMark4(Mark5?)で反撃.
- ヴィレの妨害によって阻止&パリで起こしたコア化解除を地球規模で行う.ここでヴィレヴンダー,ネルフヴンダーはいずれも戦闘不能になる.
- ゲンドウの最後の悪あがきを阻止するためにレイの乗る第13号機と戦う初号機&シンジ
- アヤナミレイが消え,綾波レイが戻ってきた世界で平和に暮らして終わる
......なんか全然違う気もするが気にしないことにしよう.
ああ映画を見るのが楽しみだ.
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