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ボカロって何?っていう話

2023-06-09 18:31:10 | 日記

最近久しぶりに楽曲制作&それを動画にするようになったので,ボカロについて記事を書いてみようと思い立った.

ボカロという言葉の幅

一口にボカロと言っても,初音ミクだとか,可不だとか,IAだとか,重音テトだとか,何やら色々ありすぎて一体何なのかいまいちわかっていない人も多いのではなかろうか.というか全てを完璧に把握している人はまあまあハードなボカロオタクと言ってもいい.

狭義のボカロ = VOCALOID

まず,原義としてのボカロ,すなわちVOCALOIDとは,YAMAHAが開発した音声合成ソフトウェアのことである.音程と歌詞を入力することで,それに沿った歌声を合成してくれるソフトである.

2004年の初代VOCALOIDから始まり,最新版のVOCALOID6はAI技術を用いてかなり自然な歌声を実現している(らしい).

そして,我々のよく知る 初音ミク は,このVOCALOIDで使用できる歌声の一種である.

さて,ここまで聞くと,「さすが天下のYAMAHA,あの初音ミクも作っていたのか〜」となるかもしれないが,それは正しくない.実は 初音ミク は,Crypton Future Media社が制作・販売している別売りのボイスライブラリなのである(※別売りでないボイスライブラリでは存在しない).

Crypton社の代表的な他のライブラリといえば,KAITO,MEIKO,鏡音リン・レン,巡音ルカなどなど,そうそうたるメンツが揃っており,ボカロ黎明期の曲の大半はこのあたりに収まっている.

他社を見ると,1st Place社の IA ,インターネット社の GUMI,AHS社の 結月ゆかり などが有名なVOCALOIDである.

広義のボカロ = 合成音声を使用した楽曲

実はVOCALOID以外にも歌声合成ソフトは存在している.

  • UTAU : 飴屋 氏が個人で開発したシェアウェア.個人でライブラリを作成でき,広く使用されている.
    • 重音テト
  • CeVIO :テクノスピーチ社, ブイシンク社による歌声&トーク合成ソフト.最近はAIも使用している.
    • さとうささら
    • 可不
    • IA
  • NEUTRINO : SHACHI氏による純 AI歌声合成ソフト
    • 東北きりたん
  • Synthesizer V :Dreamtonics社による歌声合成ソフト.AIによる自動ピッチ機能や音声合成によって,人間っぽさは最強(主観による) 
    • 小春六花
    • 重音テト
  • 初音ミクNT : Crypton社がVOCALOIDを使用せず独自に開発したエンジンで歌声を合成する初音ミク

などなど.ちなみに当然のことながら,歌声合成ソフトとそのボイスライブラリは他社が作っていることもしばしばである.

 

...うん,お気づきかと思うが,重音テトがUTAUにもSynthesizer Vにもいるとか,さっきVOCALOIDって言ってたIAがCeVIOにいるとか,なんなら初音ミクNTはこの並びに入るの?とか,なんかもう色々とカオスなことになっている.

これには歴史的経緯が様々なのだが,過去に別エンジンで発売されていたライブラリが別エンジンで新発売ということが割とあり,色々と一口には言えないことになっているのである.

つまり何が言いたいのかというと,このびっくりするくらい複雑でごちゃごちゃとした歌声合成ソフト界隈をひっくるめて,簡単に呼ぶ呼び方こそが,「ボカロ曲」なのである.

結論

この現代において,「ボカロとはYAMAHA社製のVOCALOIDエンジンを使用した歌声合成によって制作された楽曲のことであり,それ以外はボカロではない」と言えるのは,ホッチキス,カットバン,テトラポッド,キャタピラ等々を原義以外で使用したことがない人間のみである.


水星の魔女 6話感想

2022-11-06 22:46:22 | 日記

勘弁してくれ...

 

  • (強化人間を作っている)後輩はヴァナディースの意思を継いだ+プロスペラは強化人間を知っている
  • 21年前の復讐
  • エアリアルは誰かの手を借りて作られた
  • エアリアルはプロスペラの娘
  • エアリアルのビットを「みんな」呼び
  • エアリアルのビットから聞こえる複数の子供の声

というのが6話で出された情報.

ここからありえるのは

  1. エリクト≠スレッタ
    1. エリクトはエアリアルの中にいる.or エリクト以外にもたくさん入っている
      1. スレッタはクローン
      2. スレッタはエリクトの妹
      3. スレッタはぜんぜん違う人を整形して作った人間
  2. エリクト=スレッタ
    1. ヴァナディース襲撃以前に復讐理由になる事件がある
    2. ヴァナディース襲撃は21年前
      1. ミオリネが学園のトロフィーになるまでコールドスリープ(あるいは復讐の手立てができるまで)
      2. 水星は年を取りにくい(=スレッタは17歳)
      3. 実はスレッタさん(25)&幼少の記憶がエアリアル内に

正直6話を見るまではエリクトスレッタ別人説はありえないだろうと思っていた.

というのも,ヴァナディースはガンダムの安全性を証明するための研究を行っていると私は思っていたので,ルブリスに人を組み込むようなことは元の思想とかけ離れすぎているからだ.

だが6話でヴァナディースは強化人間を作ることもいとわない組織であることがわかってしまったのである.

なんならプロローグでエリクトがルブリスのレイヤー33からのコールバックを受けたのをエルノラが気づいたときの表情にも説明がついてしまう.

つーかもしそんな研究しているのだとすればカルド博士邪悪すぎるし,デリング総裁もそりゃ禁止するし壊滅させるよねっていう.

エランという先例がいる以上,個人的には1.1.3が有力なのかな...

嫌だな...


頭文字Dと湾岸ミッドナイト

2022-09-03 21:04:00 | 日記
この前頭文字Dを読了し、最近湾岸ミッドナイトを読み始めた。

内容としてはどちらも自動車で暴走行為を働くという、まぁある意味犯罪漫画と言えなくもないが、漫画の世界なのでそこに問題はない。

どちらも車で走る漫画といえど、漫画の系統は大きく異なっていることに、湾岸ミッドナイトを読み始めて気づいた。

頭文字Dの舞台は群馬の山道(後半に行くにつれて県外がメインになるが)、つまり峠である。それぞれの峠にはそこをホームとする走りやチームがあり、主人公の藤原拓海はその圧倒的技量でその峠を代表する強者とバトルを重ねていくのである。
つまり、系統としてはバトル漫画に入る部分が大きい。もちろん人間関係やドラマもあるが、やはり描写はバトルに力が入っており、ある意味共感しやすい、熱くなれる漫画である

一方、湾岸ミッドナイトは、タイトルにあるように首都高湾岸線を舞台とした漫画である。
主人公朝倉アキオは、ある日解体工場で解体を待つ青い初代フェアレディZに出会う。そのZは乗る者、関わるものを死に追いやるという悪魔のZと呼ばれる曰く付きの車だった。アキオはその車に惹かれ、次第に取り憑かれたように深夜の首都高を走るようになる。
そして同じく湾岸線を走るものを惹きつけ、皆Zよりも早く走ろうとのめり込んでいく。具体的には高速道路で300キロ以上出して他車を避けながら走るというちょっとなに言ってるかわからない暴走行為をするのである。

そしてなんかみんな人生を壊す感じでのめり込んだり、壊れないギリギリで踏みとどまったり、どちらかといえば人間ドラマがメインの漫画なのである。

技量で戦う頭文字Dと、覚悟のキマり具合と車のチューンで戦う湾岸ミッドナイト。

主人公の成長を描く頭文字Dと、主人公に魅せられていく人々を描く湾岸ミッドナイト。

個人的には頭文字Dの方が好き。

Apex Legendsのランクシステムへの文句

2022-06-16 19:22:00 | 日記
タイトル通り。

さて、ゲームの上手さというものの分布はどのようになっているものだろうか。以下の3パターンに分けられるだろう。

1.そのゲームが誕生したばかり、すなわちまだ上手な人がいない状態での分布は一番弱い人たちが最も多く、指数分布のようになるだろう。

2.ゲームが長く親しまれれば次第に強さのピークは上がっていき、ある程度の平均的な強さを中心として山なりの分布になるだろう。これはいわゆる正規分布の形である。ただし、未来のあるゲームなら初心者が多く参入するため、下側の方が大きくなるはずである。そのため、厳密には正規分布のような形状にはならない。

3.いずれゲームが廃れ、腕前は極まり人生を賭けた人だけが残る。こうなれば平均は大きい方へと動き、分散もより小さくなるだろう。格闘ゲームなどはこの傾向があるのではないだろうか。

さて、現在のApexはどのフェイズにあるだろうか。おそらくは2であろう。
未だ一定の人気があり、新規プレイヤーもそれなりにいるであろうからだ。

さて、ここで現在のApexのランク分布を見てみよう。


おや?もしかしてサービス開始直後のランク分布を間違えて貼った?
そう思われただろうか。私はそう信じたい。
だがこれは紛れもなく最新のApexのランク分布なのである。

このランク分布の何がマズイかを先に説明しよう。
Apexもリリースされてそれなりに時間が経つので、本来正規分布のような形になっているはずなのである。だというのにこの形状になっているというのは、つまり山の右側半分(またはその一部)しかランクシステムが反映することができていないということである。すなわち、平均(あるいはそれより高い基準)以下の人たちは十把一絡げにブロンズ、ルーキーにぶち込まれているのである。

果たしてこれが適正なランクマッチだろうか。否である。断じて否なのである。

実を言うと、今の時点でゴールドやプラチナくらいまで上げられている人々にとっては特に問題はない。
だが現在のシステムでは、本来同じくらいの腕前のプレイヤーと戦闘して上達していくはずの初心者、中堅未満のプレイヤー達がまともなゲームをプレイすることができないのである。
こう言ってはなんだが、このランクシステムを絶賛していたプロプレイヤー達は多いに自らの短慮を悔いるべきである。自分達が良ければそれで良い、そうしてゲームの寿命を縮めていることに気づいてもいない。

まぁ真に悪いのはApexの運営であることは間違いないのだが。

どうしてこうなったか、それを論ずるためにはひとつ前のシーズンについて知る必要がある。
以下の画像はひとつ前のシーズンのランク分布である。


Apexのランクの特徴として、ランクの区分(上図では色の違う区分)が一つ上がるとどれだけ負けても下に落ちないというシステムがあった。
そのためかなりガタガタした形状である。しかし、大まかに見れば正規分布っぽい分布になっているのがわかるだろう。

図を見てもらったところで、前シーズンの問題点を説明しよう。
それはすなわち全体的に分布が右に寄っていることである。
特に右側の方にある紫色の区分(マスター帯)は過去一割合が大きくなった結果、このシーズンのマスターに価値はないと揶揄されるほどである。
これはゲームのリリースから時間が経ち、プレイヤーの腕前の平均が上がってきていることなどが原因である。つまり、最初の分布の話でいえば2から3に変遷しようとしているということである。

さて、ここでApexの運営は考えたのである。
プレイヤーがランクを上げづらくすることでランク分布の健全化を行おう。

至極真っ当な判断である。そうすべきであろうと私も思う。

(ここでのちの説明の補足:Apexのランクはランクポイントを貯めていくことで上がっていく。敵をキルしたり、順位が上がることで貰えるポイントは増える。また、試合の参加費としてランクポイントを使用し、上のランク帯に行くにつれて参加料が増える。それをペイするくらい活躍することでランクを上げていくのである。)

そして実際に行われた調整は
  • 全ランクの参加料を爆上げ
  • 低順位でのキルでのポイントを爆下げ
  • ランク上昇に必要なポイントの爆上げ
  • 降格保護の撤廃
である。つまり滅茶苦茶上がりづらくして下がりやすくしたのである。
馬鹿なのだろうか。あるいはプレイヤーのことを死ぬほど期待していたのだろうか。いずれにせよ加減というものを知らないということには変わりがない。

ランク分布の正常化に必要だったものは精々ランク上昇に必要なポイントを増やすこと、降格保護の撤廃の二つくらいだろう。それもやり過ぎればマズイが。

というわけで、来シーズン、なんなら来スプリットまでにこの異常なランクシステムが是正されなければこのゲームに未来はないだろう。

人生で一番ハマったゲームなだけに、長生きしてほしいのである。

モノラル・ダイアローグス読了

2022-05-02 02:22:00 | 日記
3回目のワクチン接種をして副反応で死にかけ、4回目があるなら絶対にモデルナ以外にすると心に決めた今日この頃。

アイドルマスター シャイニーカラーズというゲームを最近またやりだした。
どのようなゲームかと言われれば、アイドル版パワプロのようなものである。
具体的にはターン毎に特訓、オーディション(バトル)のどちらかを行い、バランス良く能力を鍛えたりファンの数を増やしたりするのである。
そして最終的にアイドルの大会のようなものを優勝することが目標である。

とはいうものの、今回話題に挙げるのはそのゲームの部分ではなく、現在開催中のイベントのストーリーである。
このゲームには複数のアイドルユニットが存在し、それぞれにストーリーがある。
今回のイベントではSHHis(シーズ)という二人組のユニットに焦点を当てたストーリーが公開された。

いやもうなんかヤバいですねコレ。
心を乱される。
アイマスってこんなゲームなの?
なんかこう...アイドルのゲームって、明るくて、元気が出て、笑顔で頑張る、みたいな...
てっきりそういうものだと思っていたんだけどもしかして違う?シャニマスだけ?
面白いんだけどメンタルがガリガリ削られる。

これは断末魔です。
SHHisはちょっとしばらく迂闊に手を出すのはやめておこう。