ムラサキハナナの咲く時期はアブラナ(菜の花・菜花)の咲くころと同じ4月頃。
ソメイヨシノ(桜)の開花時期と近い。
別名は諸葛菜(しょかっさい)や大紫羅欄花(おおあらせいとう)
よく似た花にハナダイコンがあり書籍によってはムラサキハナナの別名と紹介されていることがあるが別種の様だ。
花の姿形も色もそっくりで葉っぱの生え方や形の違いで見分けることになる。
ちなみにムラサキハナナは三国志で有名な諸葛孔明が命じて軍食用に植えたという逸話がある。
このため諸葛菜の別名が有り食用として利用できる。
一方のハナダイコンは食用に適さない。
(さらには紫の縁取りで白花のハマダイコン(浜大根)があるが、こちらは大根が野性化し主に沿岸部に自生し始めたものを指す)
花言葉は、
「知恵の泉」
「優秀」
「癒し」
「変わらぬ愛」
「仁愛」
「聡明」
いずれも諸葛孔明の逸話にちなんだものと思われる。
紫の花で食用と言えばナスの花が思い浮かぶ。
ただ、個人的にはムラサキハナナの方がアブラナの花姿に似ているためか好みだ。
暗い背景をバックに撮った時にもムラサキハナナの方が映える気がする。
余談
誕生花の定義は曖昧で由来や定義は国や地域によってまちまち。
ちなみに12月12日の他の誕生花にはワタ・デンファレ・デンドロビューム・アオキ・ヒヤシンス(紫)・ワタ・ハナダイコン・ベニジュームがある。
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