花の名前に色が入っているものや代表的な色が一色なのに白い花が存在する品種がある。
これを白花変種(ハッカヘンシュ)と言うそうな。
例えばシラン(紫蘭)
でもシランには白い花がありシロバナシランと呼ばれている。
その流れでムラサキケマン(ヤブケマン)にも白い花がありこれらは白花変種≒白花種≒白花品種などと呼ばれている。
シロヤブケマンと呼ぶそうな。
また、名前に色が入っていなくてもヒメオドリコソウ・タツナミソウの花の色は基本が紫。
これらの花にも白花変種がある。
上のヒメオドリコソウは、まだ紫色が残っているが純白に近い品種もある。
タツナミソウの場合は和名が立浪草。
なので、むしろ白花の方が白波(白浪)が立っているかのようで名は体を表すに近いように思える。
他にも調べてみると白花品種にはタニウツギ・ムラサキツユクサ・ノアザミ・タンポポ・ムラサキツユクサなどがあるようだ。
ただシロヤマブキは違うようで白花品種の定義は、
「本来色が付いた花びらの筈が遺伝異常によって黄色・淡黄色・赤・青の色素が抜けてしまったものを指す」
・・・興味深い。
花を愛でる機会があるごとに観察してみたい。
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追申
動物の世界の白化(ハッカ)にはアルビノと白化種(ハクヘンシュ)の二通りの定義がある様だ。
アルビノは白花変種と似ていて遺伝異常で代表例は、シロウサギ・マッコウクジラ・メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)
白化種の方は色素減少でホワイトライオン・ホワイトタイガー・ワニ・ヘビ・トカゲなど。
こちらは野鳥の世界でも見られ、カラスやセキレイなどでも例がある。
野鳥撮影の時は巷にあふれる鳥でも興味深く観察して見たい。
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