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ホログラフィック理論≒現在は未来からの投影、消える電子・同時に二ヵ所に現れる電子>超弦理論

2020-01-09 | ホログラフィック理論:未来からの投影

<写真は挿絵代わりのオマケ>

「ホログラフィック理論≒現在は未来からの投影」は事実を元に個人的な経験を加えて思考した戯言(たわごと・ざれごと)です。

 

[はじめに]

前回の関連投稿で、

次回は「消える電子・同時に二カ所に存在する電子」について持論を展開してみたいと思う。

と記したが、いきなり持論を展開するのは乱暴だと考えを改め今回は関連する要素である「超弦理論」について紹介したい。

[素粒子・物質の重さ]

「消える電子、同時に二ヵ所に現れる電子」について記すに当たって幾つか理論や現実に起きる現象について記しておく。

まず、素粒子や物質を構成する最小単位の重さは0でなくてはならない。

重さはこの世に満ち溢れているヒッグス粒子(ヒッグス場)を通り抜けたり「自発的対象性の破れ」により真空の中を通り抜けるときの抵抗によって生じる。

要約すると、

「物質(素粒子を含め)はこの世に存在した結果として重さを持つ」

「物質(素粒子を含め)はそれ自身に重さは無い」

 

<関連記事>

ウィキペディア 自発的対称性の破れ

[超弦理論]

超ひも理論とも呼ばれる20世紀末ごろから現代にかけて広大な宇宙から微小な素粒子までのその挙動を表す理論。

超弦理論はアインシュタインの相対性理論(以下「相対性理論」)と素粒子に関わる量子論を統一出来るのではないかと期待されている。

アインシュタインが晩年取り組み、世を去る間際まで考え続けたいわゆる「大統一理論」に当たる。

超弦理論は発表当初は多くの理論物理学者に相手にされなかった。

それどころか理論物理学の掃きだめやトイレと揶揄されていた。

(それまでの理論とかけ離れた内容や方程式から導き出される突飛さが「何でもあり」の理論とされたことによる)

それは、この世が3次元空間+時間=4次元時空ではなく10次元空間または時空であることが前提になってしまったからだ。

さらには基本的な数式が美しくない≒対称性のない方程式だったことも相手にされなかった要因の一つだった。

一方、相対性理論も量子論も対称性のある美しい数式。

ところが相対性理論と量子論のどちらにも当てはまるような方程式を作り出すことは20世紀最大の天才と言われたアインシュタインをもってしても不可能だった。

そんな超弦理論が脚光を浴び始めたのはこの世が10次元時空として説明できるという理論が出た事。

また超弦理論の方程式を紐解くと相対性理論と量子論の方程式がうまく取り込まれていたことが分かったことによる。

かくいう本投稿記事のメインタイトルである「 ホログラフィック理論≒現在は未来からの投影」も超弦理論から導き出されたもの。

超弦理論を研究する理論物理学者の支持を得ているのが「現在は未来からの投影(のようなもの)」なのだ。

これは実験物理学による検証でも肯定的な結果が出ている。

そのため「現在は未来からの投影」は机上の空論や絵空事とは言い切れない理論なのだ。

[この世は10次元?]

超弦理論の方程式を紐解いていくと素粒子の質量m=10―次元/4で求められる項がある。

冒頭で述べた通り、mは「0(ゼロ)」になる必要があるのでこの世は10次元である必要がある。

現段階でこの世は4次元時空のように見えるが、これを10次元時空であると表現するには、

「カラビ・ヤウ多様体」がキーワードになる。

ドキュメンタリー番組などでこれを説明するときに用いられる例えは、

「綱渡りのロープ」

 

人が綱渡りをするためにロープの上を歩いている。

人はロープを前に進むか後ろに戻るかしかできない。

これが一次元の世界。

ところがテントウムシなどの小さい虫の場合は様子が異なる。

ロープを前後だけでなくロープの裏側に回ったり、ロープの端の断面へ移動できる。

人にとっては一次元でもテントウムシにとっては三次元。

同様に縦・横・高さのそれぞれの一次元は微視的には三次元。

そのため縦横高さ×三次元=九次元。

これに時間軸を加えると10次元になり超弦理論が破綻なく説明できることになる。

<関連記事>

ウィキペディア カラビ・ヤウ多様体

個人的にはこの考え方には異論がある。

その辺の話しと「消える電子・同時に二ヵ所に現れる電子」に関わる「量子論」や「二重スリット実験」について機会をみて投稿してみたい。

[追伸]

主題の「ホログラフィック理論≒現在は未来からの投影」は事実を元に個人的な経験を加えて思考した戯言(たわごと・ざれごと)。

内容はSF・エンターテインメント・物理や宇宙への興味または興味を抱くきっかけになれば幸い。

ただ、ここで展開する持論については私個人は信じていてそれは個人の経験によるところが多い。

回を進めるごとに「何故、現在は未来からの投影」なのかについて持論の意図をご理解いただけるよう努めたい。

【最後まで御覧頂きありがとうございます。】



1 コメント

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Unknown (cosmos)
2020-01-09 22:36:12
コスモス満載でうれしいです
ありがとう!
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