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ホログラフィック理論≒現在は未来からの投影、時間は存在するのか 第二回

2019-12-08 | ホログラフィック理論:未来からの投影

[写真は挿絵代わりのオマケ]

<はじめに>

今回も ざれごとを無責任に投稿したいと思う。

前回のざれごとではホログラフィック理論≒現在は未来からの投影、時間は存在するのか 第一回を投稿した。

今回も「現在は未来からの投影」という戯言に避けては通れない「時間」を題材にしてみたい。

<アインシュタインの時間と空間>

前回アインシュタインの相対性理論の「同時が同時ではない」について記した。

ここでは「時間と空間は織物の様な存在」について記してみる。

時間が縦糸で空間が横糸のように絡まりあっている様子を「織物」と例えている。

注記:

ここで私たちがいる宇宙は3次元+時間=4次元時空。

ただ4次元を直接的にイメージや図に示すことは不可能なので度々用いられるのが3次元を2次元や1次元に置き換えること。

少々無理があるが下の図は3次元を1次元の縦線の並びに、時間を1次元の横線の並びに置き換えて表現している。

上の図のように時間と空間の織物の上に太陽などの重力源が存在すると時間と空間がひずむ(=時空の歪)

地球などの恒星はその時空の歪に沿って公転する。

また、アインシュタインは私たちの宇宙の絶対最高速度は真空中(空気中)の光の速度で秒速約30万kmとした。

前述の通り一般には

「光が1秒間に進む距離が約30万km」

と語られる。

ただ正確には、

「光が真空中・無重力状態を30万km進んだときが1秒に当たる」

と考えた方が理解しやすくなる。

ここで速度とは一定時間に移動する距離なので「時間」とは切っても切れないもの。

また、光りは時空の歪に沿って進む(=重力に影響を受ける)ため空間を曲がって進むことがある。

これがアインシュタインが予言した「重力レンズ」効果を生み出す。

これは実際の観測で巨大重力源の背景にある銀河が歪んだ像となって地球に届くことが分かっている。

<重力と時間>

アインシュタインの相対性理論を元にドイツ人理論物理学者のカール・シバルツシルトは重力について計算してみた。

太陽などの重力源をどこまでも小さく圧縮していくと光さえも出ることができないブラックホールになると予言した。

(アインシュタインはシバルツシルトからの当初の打診の際、あまり相手にしなかった逸話がある)

ブラックホールは周辺にも重力の影響を与えるため光が出てこられない領域(重力が及ぶ範囲)を「シバルツシルト半径」=事象の地平面と呼ぶ。

事象の地平面からは光が出てこれない≒光が進めない=時間が無いことを意味する。

<宇宙の始まりと時間>

現代理論物理学で宇宙の始まりはインフレーション>ビッグバン(≒巨大爆発)で始まり、時間も空間も何もないところから急激に膨張したとしている。

空間が広がるとともに時間も生まれたということになる。

<エントロピー増大の法則と時間>

前回「時間とエントロピー」でエントロピー増大の法則について記した。

ここでは時間との関係を述べてみる。

先の通り、宇宙空間が広がることで時間が生じた。

これは宇宙が膨張し続ける限り時間も続くことを意味する。

もし、いずれ(何千兆年よりもはるか先に)宇宙が収縮し始めるとしたら、

または、今見えている太陽よりも大きな恒星が死を迎え全てがブラックホールになっていき宇宙のほとんどがブラックホールだらけになったら、

時間は逆行を始めるのだろうか。

それとも時間が止まり始めるのだろうか。


次回は時間は実は幻なのかについて投稿してみたい。

【最後まで戯言にお付き合い頂きありがとうございます】



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