パンをえんが為に 純真無垢をうしなうよりも、餓死に甘んじる方が人間にとって ましである
【断片】
究極の選択、究極の選択は難しい咄嗟の時の判断時に、その人の全てが出るのかな？
例えば、誰かを蹴倒してでも、命を繋ぐ為に、我先にと少ないパンを得ようとするか
例えば、暗澹たる悲惨な中でもそっちのけで 自分を護り得たい為に策を練って猪突猛進で進むのか
何でもかんでも、究極の選択がこの先多くなる
さあ、私は 純真無垢で進むのか、自己肯定してわずかながらの 身を守るのか
つまり
「自分を見つめている」限りは、結局のところ、自分を追求していく世界にとどまる。
「いえいえ、周りをみています」という反論
しかし、「自分ありき」で見つめているから、行くつく先も「自分なしでは考えられぬ世界」にしか生きられない。
自分を大切にするとは、自分を見つめて、「ありき」で生きることではないように思う。
他人のための幸せ
世のための幸せ
何を言っても、結局は、「自分」
それならば、それは自分を謳歌するための 自分でしかないではないか、、、
それは、出来上がった世界の中で 当たり前として 右往左往で転がることだけに過ぎないではないか。
【憂鬱のなかで】Ａ
ここまで来ると、どちらにしても 「われ」が、あるからそう考えてしまうものであり、、、。
「いっつも正しい強い人間なんかおらんよ。 あかんってわかってても、そっち行ってしまうことがあるやん。人間はそない単純やない」
「きみのそらは優しさじゃない。弱さよ」
「いざってときは誰に罵られようが切り捨てる、もしくは 誰に恨まれようが手に入れる。
そういう覚悟がないと、人生はどんどん複雑になっていくわよ」
【汝、星の如く】
正しい、間違い
白、黒
右、左
そんなふうに どっちかだけなんて、都合よくいかないね
かっこよくもなんともない。
昔は「白黒つけないと中途半端で嫌だ」という人がいた。
子供心に、へえ、、すごい！って思っていた。
それがカッコ良いと思っていた。
それを、ふと思い出してみたとき、
なんて、生きにくい考え方だろう？と思う。
単にそれは、不快さから離れ、納得させたいから、、
そのようにどちらか一方に決めたいだけに過ぎないだけだと思うが。