この世界には様々な民族、文化があり、沢山の争いごとがあるけれど、
空、川、海は一つの大きな環となって、世界を繋げている。
Himmel
1本の樹がある。
誰も気にせず通り過ぎる1本の樹。
どうしてだろう。
どこにでも行けるはずの
僕達が。
こんなにも不安に見えるのは。
どうしてだろう。
どこにも行けないはずの
樹が。
こんなにも希望に見えるのは。
Wald
坂は人生だ。遠い遠い頂上へ重い足を動かす。
どこまで来たか振り向く。先が不安で足踏みをする。逃げるという名の休憩もした。
だけど歩みを止めてはだめだ。どんなに細い道でも必ず頂上はあるのだから。
そして私は顔を上げ、前に進む。
Storch