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一碧万頃

隅田川に架かる橋⑨ 首都高6号・7号橋梁

首都高6号・7号橋梁

河口から9番目の橋梁は、首都高速専用橋梁である。

両国大橋との名称があるらしいが、未調査である。

もちろん徒歩では入れないし、橋梁上からの撮影も、車を運転していたら不可能でしょう。ドライブレコーダーを使うとよいかもしれないですね。世間は今や、動画の時代でもあるようですし。

竣工:1969年

構造:鈑桁橋(プレートガーター橋)

 この橋梁の調査は、なかなか手強く、目下、調査中としかかけないのがちょっと情けない。

 調査の基本から勉強し直さねばならないようである。都や国で架けた他の隅田川橋梁は、基本事項だけならば、一般に頒布されているパンフレット等からその仕様がわかるのだが、今回のように水道橋などを含めて、詳細の把握に手間がかかる橋梁もある。

 土木工事の仕様書(創架・点検・修復のための入札用?)などは首都高速道路株式会社などからすぐに手に入るのだが、橋梁の仕様は、設置者が都や国へ提出した、あるいは許可が下りた時の公的な書類をどこかで閲覧する必要があるようだ。このようなことは、やはり、土木関係者や役人でないと、ぴんとこない。まだまだ、学ぶことがたくさんある。

 さしあたり基本情報だけでもなんとかならないかとネットを探っていたら、すごいHPを発見しました。橋梁の歴史にとても詳しい。ただの解説サイトではなく、読んでいても楽しい。この橋梁については、さしあたり、「ト○ト○○造」(○は伏字)さんのHP、首都高速両国大橋①~④の連載をご覧になられたほうがよいでしょう。かなり文献渉猟を行い、研究されている内容ですし、他のどの項目も、とても勉強になります。橋の歴史についても秀逸です。

 ご本人の快諾も無く、勝手に人のHPを宣伝してしまってよいのか、ちょっと慎重にならなければならないと思ったので、伏字を使いましたが、これでよいのかな・・・本ブログも、もちょっと勉強して内容を深めたいと思っています。

これはなんだろうか。古い物のように見える。親柱か?

このあたりの河岸は、ちょっと洒落た感じに設計されている。

場所ごとに雰囲気が変わるので、隅田川河岸を歩くのが楽しくなるアイデアだと思う。

2017年6月踏査・撮影

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