スイスのジュネーブにある国連人権理事会会議場(ALAIN GROSCLAUDE/AFP/Getty Images)
【ジュネーブ発】中国は、スイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会の会議で、西側諸国が主導する人権改善勧告を拒否した。勧告には、香港や新疆ウイグル族の自由拡大が含まれていた。
ロイター通信とVOA(ボイスオフアメリカ)によると、今月4日(現地時間)の会議では、中国の人権改善努力に関する審査が行われた。この審査は、2022年に国連が発表した「中国新疆地域のウイグル族およびムスリムの拘束が、人道に対する犯罪に該当する可能性がある」とする報告書に基づいている。
モロッコ代表であるマル・ズニバー議長は、中国が国連から提案された400件以上の改革勧告のうち70%を受け入れたと評価したが、西側諸国の代表はこれに反発。人権弾圧に関する部分が改善されていないとし、「誤解を招く数字」と批判した。
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