もうこの日はホント バテバテ
スケジュールがハードすぎる。
どれだけ水分補給しても乾く喉
ルクソール神殿で観光はおわったけど、まだその後があった。
オプションで 20時からの カルナック神殿でおこなわれる
「音と光のショー」を入れていたからだ。
正直 うぅっっ
また外いくの~
(一旦はホテルに戻ったから)
しかも一度立ち寄った場所だから なんとなくどれくらい歩くのかもわかっちゃう。
あそこまで また歩くのか・・・
行きたくね~
って思った。
ホテルについてからも ショーの出発まで1時間くらいしかない
家族全員グッタリの上に、明日の集合時間が
7時だとマグダから聞かされ
心底勘弁してくれと思った。
音と光のショーを申し込んだのは もちろん私たちだが、現地での
どのくらいの時間に始まって どのくらいの時間に終わるかなんて
わかるわけがないのだ。
だからこんなに ハードなスケジュールだったとは思わなかった
音と光のショーが終わるのは21時半くらいとのこと、それからまた車まで
歩いてホテル着いたころには22時になってるだろう。
そのこと考えたら先に夜ごはんも食べておかなくてはならなくなった。
音と光のショーの出発までに1時間しかないし、それまでに夜ごはんまで済まさなくちゃ
いけないから マグダに 少ししか休憩できないと訴えてみた。
そしたら マグダから心無い一言。
「ショーカラカエッテキテカラ ゴハンタベルノハダメデスカ?」
あのねぇ・・・疲れてるのに 22時から 夜ごはん食べろって??
マグダは この後のショーに同行しないから 今から休めるかもしれないけどさ、
こっちは 疲れてる体に さらにムチうって行くんだぜ?
しかも明日7時に集合なのに どこに そんな22時から のんびり食事するヤツが
いるんだよ!
そりゃフロに先に入って 帰ってきたら寝るだけにするとかも考えたよ!
でも この気温だし どうせ今から出て行ったら また汗をかくに決まってるんだ
大体して、こんなスケジュールみっちりなのも、マグダがマージン欲しさに
土産物屋につれまわすからだろ??
今日だけで3件連れていかされて、まださらにもう1件連れていこうとしていた。
観光の時間は15分だけとか決めるくせに 土産物屋だけは 時間を決めないで
いやがる。
そりゃそうだわな。買えば 自分にも金が入ってくるわけだから。思う存分みてくれってことだろうね。
そういう面が いちいち見えるから 結構ムカついていたのに
帰ってきてから 食べればいいだろなんてこと言うから マグダにちょっとした
不信感みたなものを抱き始めた。
でも、エジプト滞在中にだんだんわかってきたのは、日本の常識で
ヤツらと接してはいけなかったということ。
そりゃそうだよね。国も違えば宗教だって、思想だって違うわけだ。
日本の常識を押し付ける方が 間違っていたかもと、日本に帰ってきて
冷静に考えて思い直した。
でもね、体はウソつけないよ。この疲労のピークに思想もなにもない。
しんどいものはしんどいのだ。
結局 クタクタになりながら ホテルで食事をちょろっとだけして
(食欲をそそるものがない)
迎えのバスを待った。
ホテルからカルナック神殿までは15分くらい。今日のショーは 本当は
日本語で行われるはずだったのに、日本人が少ないせいか、急遽英語での
ショーに変わったらしく、ワタシ達には 日本語訳のレコーダーみたいなのを
渡された。
ショーが始まった。
「・・・・・・」 なんですか?これ。
ショーというから 人が出てきて 何かするのかと思ったら
遺跡にピカっとライトがあたったりする中 レコーダーから聞こえてくるのは
ただの
朗読
ま、まさか これだけじゃないよね?ね?と 思い 次のステージに歩きすすめるも
ただの
朗読
カルナック神殿の中で移動するたびに 次こそは人でてくるんじゃない?と
思ったけど 同じ・・・。
最後に「聖なる池」というところがあるのだけど、ちゃんとそこはスタジアムみたいな
席が作ってある。
(そこまでは すべて立ち見)
そこでも結局 ただの朗読会だった。しかも 姉のレコーダーは途中で
聞こえたり 聞こえなかったりになったらしい
つうか、これで5000円
悪いけど、このショーは オススメできない。よぉ~~く歴史を勉強していけば
少しはマシかもしれないけど、無知でいくと 意味不明のショーなことは
間違いナシだ
もう最後の方なんて ボーーーっと聞いてたからね。ワタシ。
ショーが終わり、また車まで戻る・・・・もうワタシの足は悲鳴をあげていた
このショーに行く前に 父の携帯でマグダに電話した。
なぜ 明日 7時なのか??と。
すると マグダが 午前中に行かないと暑いからだと言った。
ま、まぁわかるけどね?散々暑い暑いって言ってるわけだし・・・
でもそれだけの理由??
だったら 他のツアー客なんていないんだから、集合を8時にしてくれとお願いした。
マグダもOKしてくれて 良かった
ちょっと今日の観光がハードすぎて、明日の7時はキツイよな・・・と
家族で話し合ったすえ、マグダに電話したのだ。
30代の姉とワタシでさえ かなりキツかった。60歳を超えた両親には
なおさらキツイことだろうと思う。
散々 悪く書いたけど、エジプトって国は なんかおもしろいんです。
(突然ですが・・・)
ワタシも姉も 結構ハマって 日本に帰ってきてから エジプトの本を
何冊か買いました。
なかでもオススメは
題名:エジプトがすきだから 著:ムラマツエリコ なかがわみどり
これサイッコーに面白い。エジプト行った事がない人でも笑えるかも。
エジプトに行ったことある人は もううなずいて読んでしまうような本。
もうこれ、愛読書にしてます
この本に、こうやって書かれてた。
王家の谷、ハトシェプスト女王、カルナック神殿、ルクソール神殿を
一日でまわるというツアーもあるようだが、レスラー並みの体力と、
コンピューター並みの 許容量の脳みそでもない限り、おススメしない。
日本に帰ってから この本をみて、姉と「だ、だよね~
」と口を揃えて言った。
うちらが体力なさすぎなのかと思っていたけど、旅なれたこの人たちでさえ
オススメしないといったツアーに行っちゃったわけだ
次回は アスワンのエドフ・ホルス神殿、コムオンボ神殿編です
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