エジプト旅行記

壮大なエジプトの遺跡や町の風景など書いてゆきます

エジプト旅行記 ~空港からホテルへ~

2009-06-30 | エジプト旅行記
やっとのことでホテルに向かって車は動きだした。

カイロ空港がカイロ市内のどのあたりに位置づいてるのか
さっぱり把握していなかったので まさかホテルまで
1時間近くかかるとは思っていなかった。

飛行機での疲労と、空港内での不安やら疲労などが積み重なり、
ワタクシは頭痛がはじまっていた。
旅行先にきてまで頭痛か・・。心身ともに疲れきっていたので
薬はホテルについてから飲むことにした。

父親がバスの中でいいだした。あの母子たち、うちが携帯もってなかったら
どうするつもりだったんだろうな。うちがいなかったら きっとまだ
空港内じゃないか?と。
年配の女性は年齢や雰囲気からしても ついてきてるだけという感じ。
子供は5歳らしいので どうすることもできない。
となると頼みの綱はこの子供の母親になるわけだが、その母親が
あっけらかんと「まだ来てないだけじゃないですか?」と答えて以来、
その母親は特にワタクシたちに どうしようか相談するどころか、
なにやら電子辞書をとりだして 係員を待ちぼうけしているあいだ
子供となにやら遊んでいた。

母親はその状況を気にする様子はまったくなく、逆に関係ないワタクシ達の方が、
この子供も疲れてるだろうに、かわいそうに・・・とか、
おばあちゃん二人も ワタクシ達の年齢でも しんどいのだから
さぞかし 疲れているだろうな~と心配したくらいだ。
なぜ頼みの綱の この母親は この異常な状況を気にする様子もなく、
知らぬ顔をして係員を待っていたのかと、ワタクシ達家族は不審に思ったのだ。

「あの女、頭おかしいな・・絶対」とワタクシの父が言った。
確かに。母親なら子供のために もうちょっとアクションおこしても
いいかと思う。ワタシクシたち家族の隣に座っていたので
ワタクシ達の電話のやりとりは間違いなく聞こえてるはず。
にもかかわらず、なんて言ってました?とか聞くこともなく、
全くの知らぬ顔をしているのだ。

その後も 電話かけてくれてありがとうございましたとかの
一言もなく、普通にワタクシ達家族の後をついて
普通にワタクシ達と一緒の送迎バスに乗り込んだのだ
ただ、この人達の日程表をみせてもらったら、初日は同じホテルだが、
次の日からは別行動になっていたので ホテルまでが一緒というだけだった。
ちょっと安心した


さて、話は戻るが、カイロ市内の交通状況、行った事がある人は
うんうん、とうなずいてくれるだろうが、とてもじゃないけど
運転できないだろう。まず、何ヶ月か住んで、ルールを知ってからじゃないと
多分カイロ市内での運転はムリだ。
まず、当たり前のようにクラクションを鳴らしまくる。
日本では注意を促す時に使うが、そう滅多にクラクションを鳴らすことは
ないだろう。

しかしエジプトでは運転する誰もが クラクションを鳴らしまくるのである。
最初はビックリしたが 皆がクラクションを鳴らしているので
それが普通なのかと知る。

そして、びっくりするくらいのスピードで飛ばしまくる。
日本ならお客様を乗せていたら 安全運転第一というのが
基本だが、エジプトは そんなの関係ねぇ!だ。
おいおい・・・といいたくなるほど飛ばすうえに
クラクションを鳴らしまくるのだ。

これがサロンバスであったら そこまでやらないかもしれないが、
なんせ2組だけの送迎だったので ボックスワゴン型のバスだったから
乗用車なみに飛ばすのである。

最初は怖かったが、疲労困憊&頭痛で完全グロッキーのワタクシは
途中でそんなことも気にならなくなるくらい疲れきっていた。


空港をでたのが23時を過ぎていたので 多分もう午前近くに
なってるはず。で、外をみると なぜか子供連れやら
とにかく たくさんのエジプシャンたちが 外でたむろしている。
「なんで こいつらこんな時間に外にいるんだ?子供までいるじゃないか!」と
これまた 不思議に思ったが、1週間の旅行の中でエジプシャンの
生態を目の当たりにし、なぜこんな時間まで 外でたむろできるのかが
判明してくるのである。ま、それはおいおい書いていくとして・・・

カイロ空港から1時間ほど走り、やっとホテルに到着。
続きは 「カイロ オアシスホテル」編で!



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エジプト旅行記 ~空港待ちぼうけ編~

2009-06-30 | エジプト旅行記
カイロ空港に21時半に到着し、送迎バスで移動、入国審査の
ところまでたどりつきました。

エジプトでもインフルエンザ対策なのか、サーモグラフィが
おかれており、一人ずつ前にたって検査します。

検査も無事とおり、いよいよ入国審査。
姉が先に行ったのですが、「ビザがねぇぞ」とエジプト審査官に言われ、
そうだ、そうだ、エジプトって入国ビザがいるんだったね~と
せっかく列に並んだにもかかわらず、後方にある銀行に
買いに行かなければならないハメに。

しかし、姉が「そういえば!」と日程表を取り出し、そこには
「現地係員が入国ビザを代わりに手配いたします」と書かれていた。
よくよくみると、旅行会社名がかかれた紙をもって ツアー旅行者を
待っているエジプト人が数人ウロウロしていたので、あぁ、この中に
ワタクシ達のツアー係員がいるのかと探してみるも、いない・・・。

一目でわかるように 胸のあたりにツアーシールをはり、
声をかけられるのを待っていた。
しかし10分経っても 声をかけてくるやつはいなかった。

周りをみわたすと、私たちのように迷える子羊たちが
何組か、どうしたらいいのという感じでたっていたので、
不安そうにしていた男子3人組に どこのツアーか聞いてみた。
もしかしたら同じツアーかもしれないし、と思ったが、
違うツアーだった。

しかし、みつけました!同じ旅行会社の名前をつけた人たちを!
その人たちは4人組で小さいお子様をつれた母親と、その母親の親と思われる
年配の女性が2人。
話しかけてみると、「あぁ、まだ来てないんじゃないですかね?」と
私たちの不安を一掃するような あっけらかんとした言い方。
全然、不安そうじゃない様子でした。


そんな親子を横目に10分経過しても現れない係員に 不安を抱いていたのだが
ここで役にたった父の携帯。海外対応だったため
日程表にかかれていた 現地ガイドの携帯に電話してみる。

現地ガイドはカイロ在住のエジプト人だが、日本語は堪能のよう。
問題なく日本語も通じていた。
で、向こうの話では「まだ来てない?じゃあ係員に連絡をとるので
もう少し待っててくれ」と言われ、ちっもうすでに15分待ってんだけどね!と
思ったが、どうすることもできず、入国審査を目の前にしてボーとベンチに
座っているしかできなかった。

しかし、さらに30分をすぎても まったく動きがなく、
どうなってんだ!ともう一度現地ガイドに電話をしてみる。
現地ガイドは「まだ来てない?もう1回連絡するから もう少し待っててくれ」と
また同じことを言ってきたらしい。

数組いた迷える子羊たちも30分も経つと どうしたものか
ほとんどいなくなり、私たち家族と、その親子たちのみが
取り残されていた。
さらに30分が経ち、時間はすでに現地時間で23時をまわってしまった。
いくらなんでもおかしい!もう一度 現地ガイドに電話をかけると
「自分達でビザを買って出て来てください。係員は外で待っている」だって

このヤローマジふざけんなよ
最初と言う事が違うのに 怒りが収まらない。
最初からビザを自分達で買うのは 全然可能だった。
とういか、そのつもりでお金も用意していたし。
ただ、日程表には現地係員が代わりに買うと書いてあったし、
来ないからといって、勝手にビザ買って入国して、
そっからどうする?ホテルまでどう行くのだ?というのが
あったから 辛抱強く待っていたのに 結局はこの始末かよ

怒り心頭のまま、入国審査をすませ、当然ワタクシたちのスーツケースは
ポツン・・・と違うところに置かれていた。当然だ。飛行機をおりてから
すでに1時間半も経っているのだから。
そして、そこからも不安だった。

なぜなら入国審査前にも係員のエジプト人が数人いたが、
荷物受け取り場所にまで、旅行会社名の入った紙をもった
エジプト人が数人いたからだ。

でもそこにもワタクシたちのツアーの会社はいなかったのだ。
さてどうする?このまま出てしまったら、もう中には
戻れない。外にでてもし、またワタクシたちのツアー会社が
いなかったら

不安でいっぱいだったが、父が海外でもつながる携帯をもっているという
ことから 俺が先にでて探してくるといい、一人で出て行った。
が、まもなくして父が手招きをしていたので ようやく外にでることができた。

外に出ると、ワタクシ達家族のネームともう一組の母子のネームを
書かれた紙をもっているエジプト人がすぐ目に入った。

ワタクシ達は疲労困憊、怒り心頭の中、そのエジプト人はというと
やったら明るく、その母子の子供とキャッキャ戯れている・・。
そいつは送迎だけの係員のため、日本語はできず、
英語かアラビア語しかできないらしい。
日本語ができる係員なら 怒っていたところだか、英語では
きっとうまく怒りが伝わらないし、なによりもこのエジプト人も
1時間半もの間 ここでワタクシ達を待っていたわけだ。

なんでこの人 こんなに明るいんだろう。まだ子供とキャッキャ言って
戯れている。かなり子供好きのようだ。
エジプト人って のんきなのかな。全然イライラしてる様子も
ないようだった。ワタクシ達とは正反対に。

そしてホテルに向かって走りだした。
車内で明日の集合時間を告げられた。午前8時にホテルのロビーに集合だと。
ふざけ倒せよ~今何時だと思ってんだ?

もう23時半だぜ?ホテルついてからチェックインやらしなくちゃいけないし、
お風呂も入らなきゃいけないし、こっからホテルまであとどれくらいかかるわけ?
ホント ふざけ倒せよ~

と、初日から 出鼻をくじかれた感じで始まったのです。

ちなみに入国ビザ代は1人15US$。係員に代行を頼むと手数料込みで25US$。
  後から現地係員に頼まなくて返ってよかったと痛感する。たかだかビザを買ってくれるだけで10US$もUPするのだ。
  現在1US$=約100円、ってことは「ヘイ!このジャパニーズ達に入国ビザ4枚くれ!」とその係員が言うだけで4000円も儲かってしまうのである。
  こんなことに4000円も捨てなくてよかった。皆様、入国ビザ代行などしてもらわなくても十分です。
  「ビザ」と言って、手を必要枚数の数字を示せば 手にいれられますぞ。



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エジプト旅行記 ~出発~

2009-06-30 | エジプト旅行記
<6月21日 エジプト旅行に出発です。
両親、姉と名古屋駅で待ち合わせ。

中部国際空港にはエジプト直行便が出てないんです・・・(つかえねぇなぁ・・ちっ)
なので新幹線を使って関空まで行きます。


新幹線出発までの待ち時間、新幹線ホーム内にある
立ち喰いきしめんを食べる

  

女性のみなさん、立ち喰いって行ったことあります?
ワタクシは初立ち喰いです

はぁ~やっぱ きしめんはうめぇなぁ



新大阪に到着後 関空までは「はるか」という特急をつかいます。
ふぇ~関空まで50分
関空 以外に遠いなぁ・・・。

  

んで、到着。

さっさと荷物を預けて、きっとエジプトではウマいモノは食べれないだろうから
最後の晩餐なる食事を関空内のレストランですませました。

いよいよ エジプトへ向かって13時間のフライト

両親はビジネスクラス(別途20万!)、姉と私は身分相応にエコノミー
飛行機の座席って(エコノミーの場合)後ろの席ほどツアー、前の方の席は
ツアー以外の個人でチケットとった人っていう配置になってるんだって。

どうりで海外行くときは いつも飛行機の羽より後ろばっかだなぁとは
思っていたんだよね。
※ちなみに両親談、エジプト航空のビジネスクラスは20万の価値ないらしいです
幅はさすがにエコノミーよりも広いけど、前がエコノミーとさほど変わらない狭さらしく、あまり足も伸ばせないらしい。

でも、ほとんどがツアー客。だから後ろの方の席は 結構埋まってる。
前の席は空いてるって状況で、父がCAさんに取り合ってくれ、
離陸前から エコノミー席の一番前の席に移動することができました

一番前の席って前の席がない分、圧迫感がなくて とってもラクなんです。
足も伸ばせるし。
13時間のフライトだから これは助かった。

いったんは自分たちの席に座ってみたけど、すんげぇ狭くて
げんなりしてたとこだったので ラッキーって感じです。

しかし13時間って キツイなぁ・・。
映画も よくわからないやつだし、なにより日本語じゃないし(字幕はアラビア文字だった)
DSもっていったけど、手が疲れる・・。
で、ほとんどグーグー寝てました

13時間15分のフライト、カイロ空港の到着時間は21時半です。
さて、飛行機から1歩踏み出した時の感触、んーー暑そう
夜でこれか・・・って感じ。

さぁ~これから エジプトにおいてのトラブル第一弾が
始まります。
ちょくちょくしていきます


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