エジプト旅行記

壮大なエジプトの遺跡や町の風景など書いてゆきます

エジプト旅行記 ~ハンハリーリ市場~

2009-09-02 | エジプト旅行記
考古学博物館を堪能したあとは 昼食。

   船上レストラン

しかし、早く行き過ぎて まだ準備中・・・。
でも一番乗りしただけあってビュッフェは全部1番にゲット
お腹を満たしたあとはハンハリーリ市場。

  

  
   エジプト式カフェで休憩


ここは、細い路地にズラリと店が並んでいる。ジャパニーズがが歩くだけで
皆の目が変わり 右から左から、前から後ろから、もうそれはそれは
声をかけまくる。今まで遺跡の物売りロードでさんざんウンザリしたにも
かかわらず、ここでもか・・・とげんなり。でも、折角だからお土産も欲しいし・・。
父親がいなくて、女だけできていたら取り囲まれただろうなと思うほどの勢いだ。


五月蝿い声かけに耐えながら ラクダの香水ビンを購入

   砂いれたらこんな感じ

6個入りを2箱買って4,000円くらいとられたかな・・。ハイ、バカです。
完全にボられちゃってます
日本並みの金額とられちゃってます。値切った値段で4,000円だから
最初は とんでもない額をふっかけてくるわけです


日本に帰ってきて、エジプト通の人の本を読むと、いかにエジプト人が演技をしているのかを
知ってしまう。値切り交渉してる最中も常に眉間にしわをよせたり、怒ってるのかなと思える表情を
してみたり、全部演技だったんだと日本に帰ってきてわかった。

市場での買い物はこれだけ(笑) 客寄せがうるせぇし、買う気をなくす。
ほんと、商売がヘタクソだ。(←ボられたくせに どの口がいうか)
ワタシ達がラクダの香水ビンをみてる間、他の店からもエジプシャンがわらわら
集まってきて、店の外で一部始終をジッとみてたり、何か言ってたり、
なんなんだ?こいつらはよぉ


   横道にはいると たちまち静かになる


  
  
ここは地元エジプシャンが行く市場。ここが本当のハンハリーリ市場なのだろうな。
さっきのボロボリ土産物屋の通りは、観光客用にできた通りに違いない。


   人、人でごった返す


   生地屋さん??

そうそうこれこれ、こういうのがみたかったの。
エジプト人の普通の暮らしや街並みが。


  

エジプシャンの普通の暮らしがみたいとは言ったものの、これに写ってるのは
本来の街並みなのだろう。地面にはゴミが散乱し、めちゃくちゃ汚い
こどもが裸足で母親に手をひかれ、この通りを歩いていたのだが、ゴミとまざった
みずたまりを裸足のまま 普通にその上を歩いて行った時には 人のことながら
吐き気を覚えた。「そんな汚いとこ歩いたら・・・」ってね。


でも ここではそれが「普通」なんだろうな。気にする様子もなかったから。
この強い日差しと、強い香辛料のニオイと、先ほどのゴミだらけの地面をみて少々気分が悪くなった
やわな日本人でございます
発展途上国ってたくましい!と感じた日でした。

  
   広場まで戻ってきた

  
これで 観光はもう終わり
この暑ささえなければ、もっといろんなとこみたいけど、それだけの体力がないです

そして夜はディナークルーズです



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エジプト旅行記  ~王家の谷~

2009-07-08 | エジプト旅行記
あ・つ・い~当たり前なんだけど 暑いよ~
クーラー全然聞いてねぇし・・・。


クーラーの効きの甘さにイライラしながら着いた先は 「王家の谷」
ここも行ってみたかったところ。ネーミングからしてワクワクしちゃう

エジプトは観光客を巻き込んでのテロがあってから(日本人の方も亡くなられてます。)
行くとこ、行くとこでセキュリティチェックがある。
空港なみに かばんも別にされ、セキュリティの門を通らないといけない。
ただ、エジプシャンなので ちゃんとみてるかは不明・・・。


ちなみにエジプトのプチメモ
 ☆エジプトを流れるナイル川を中心に、ナイルより西側(左側)は
  太陽が沈む方角として、「死者の住むところ」とされているため
  お墓や葬祭殿はナイル川より西側に集まっています。
  だからギザのピラミッドや赤のピラミッドもナイル川より西側に 
  あるんですよ~


さて、古代の王様のお墓には 装飾品がたくさん入れられていたために
「墓荒らし」、つまり盗掘にあっていたんですねぇ。

王家の谷は 墓荒らしに みつからないように 岩場にひっそりと
建設されたのが始まりのようです。


う~王家の谷の中は撮影が禁止されてるから
写真が一枚もない。

ココには かの有名なツタンカーメンのお墓、ラムセスのお墓も含め
64のお墓が見つかっているそうです。

ちなみにツタンカーメンはとっても有名な歴史上?の人物ですが、
実は その当時はそれほど偉大な王ではなかったらしい(墓も他に比べ小さい)
なぜ現代において有名になったかというと、王家の谷の墓も結局 盗掘にあい、
ほとんどのお墓は発見された時には なかは空っぽだったのに対し、
ツタンカーメン王の墓だけは 墓荒らしにみつからず、副葬品とかも
そのままの状態でみつかった為に 有名になったそうです。
こんな黄金のマスクをかぶった状態で見つかったら、発見者ハワード・カーター氏は
さぞかし感動したでしょうなぁ~


   


王家の谷の入り口までは 数百メートルの距離ですが

  

   こんなのに乗っていきます。数百メートルだから歩ける距離だけど、
    この季節には これで移動できるだけでも助かりもん。何してても暑いんだもん。


この乗り物を降りると、あとは墓の入り口までは 自分達で歩きます。
イヤ~マジ暑いけど(←しつこい)、この景観にはなんともいえない感動を覚える。
ピラミッド同様、これは目でみないことには 絶対伝わらないだろうなぁ。

墓の中見学したら 

  

   こんなのが壁一面(モチ天井まで)書かれている。
    ファラオ(王)のために 石にせっせとこんな細かい壁画を古代エジプト人が彫ってたかと思うと、
    ただ、ただ、すごいな~と脱帽してしまう。

ツタンカーメン王の墓は別料金。2000円くらいだったかな・・・。
ツタンカーメン王の黄金のマスクはカイロの考古学博物館にあるから、
中はツタンカーメンのミイラと棺があるくらいで、他の王の墓と比べると
中はそんなに広くない。2000円の価値があるかどうかは微妙かな・・・。
そして、ツタンカーメンの墓の入り口に、墓守のじいちゃんが
いたんだけど、やる気なーし!たばこふかしながら めんどくさそ~に
チケットをちぎってた。

エジプシャン、やる気なし人間が多すぎだよ~と、
なんとなくこのあたりから、エジプシャンの生態がちらほら見え隠れしてきた頃合。




予告では王家の谷とハトシェプスト王の葬祭殿を同時に載せるつもりだったけど、
王家の谷をつらつらと書いてしまったがために、ハトシェプスト王まで
入れてしまうと、超長い文章になってしまうので 分けることにしました。
ってことで 次回はハトシェプスト王の葬祭殿編です




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エジプト旅行記 ~カイロ オアシスホテル~

2009-07-02 | エジプト旅行記
やっとホテルに着くも、もうグッタリ

ホテルの入り口にはセキュリティチェックをする探知機みたいなのが
設置してあり、そんなに危ない国なのか?と少し不安になる。

ワタクシ達が初日に泊まったのは「カイロ オアシスホテル」
ひとつひとつの部屋が独立した長屋のコテージタイプのホテルに
なっていて少し珍しいタイプのホテルだ。

部屋の間取りはまぁ普通に2人分のスーツを広げれるくらいの
広さ。心配していた部屋のトイレも気にならない程度のキレイさである。
コテージタイプのホテルは上の階とかがない分、敷地が広い。
ホテルのフロントから部屋までは 結構な距離があるのが少し難点だ。
初日と2日目は連泊で、最終日もこのホテルだったのだが、
とにかく広いので方向音痴な人は迷う可能性もある。以上このホテルの紹介。


時間はもう午前様。できれば すぐにベッドにダイブしたいところだが、
お風呂にはどうしても入りたかった。
ワタクシ達の両親はワタクシ達同様、疲れきっていたので
明日はいるといい、すぐに寝たようだ。
姉と同部屋のワタクシは姉が入り終わるまで 待っていられず、
両親の部屋でお風呂に入った。


そして朝6時半に起床。ホテルはこんな感じ
  
  

朝食はビュッフェ式で助かった。正直エジプトの料理は不安だったから
ビュッフェは自分で食べれそうなものを選べるので 比較的残さないように食べれる。
ビュッフェは外国人が誰でも食べれるようなもので揃えてあった。
クロワッサンとかパンの種類は豊富。ちゃんとトースターもおいてある。
あとは卵料理とかフルーツとかヨーグルトとか。
ただしエジプトは8割方がイスラム教の国。イスラム教は豚肉を食べない。
だからポークソーセージはない。牛肉と鶏肉(多分)のソーセージが
おいてあったけど、あまり美味しいものではなかった。

朝食をすませ、連泊とはいえ、身の回りの物をすべて片付けて
ロビーにむかった。

今日から5日間 ガイドをしてくれる人と対面。
名前はマグダさん。カイロ大学 日本語学科を卒業(←日本でいう東大ね)
日本に奨学金で留学経験ありの超エリートママなのだ。

         勝手に顔をだすわけにはいかないので 後ろ姿で・・・。

昨日ワタクシ達家族が空港で待ちぼうけをくらい、
電話でやりとりした人はこの人だ。
正直昨日の出来事はまだ腹がたっていたが、彼女が釈明してきた。
まず、昨日ワタクシ達が降り立ったターミナルは、新しいターミナルらしく、
中には入れないのだと。旧ターミナルだったら入れたのだが・・昨日は
旧ターミナルに到着だと思っていたということ、
あと、自分はこのツアー会社の社員ではないということ。


なんだかイロイロ言っていたが、とにかく
「ワタシハ ワルクナイヨ。ツアーガイシャガワルインダヨ」ということが
言いたかったようだ。


確かに後で考えれば この人がツアー会社の人間じゃないなら
ワタクシ達が電話をかける相手はマグダではなく、ツアー会社の方だった
かもしれない。でも昨日の時点でマグダに3回も電話をかけたのだから
その時にツアー会社に電話してくれと言えばよかったのではなかったのか?
なぜ ツアー会社の社員じゃないなら 対応しようとしたりしたわけ?


日本なら5分もあれば解決できるであろう事を、この人たちは
1時間半も待たせ、いい加減ムカついて どうなってると電話したら
自分らで出て来いという、日本の常識でいったら ありえない対応だ。
もちろん、このことは日本に帰ったらツアー会社に苦情をいうことは
間違いなしなのだが・・・


なんか腑に落ちない!結局 日本のツアー会社に電話したところ、
送迎の あのにーちゃんが間違えていただけとのこと。
ホントかよ~??間違えたかしらんけど1時間半も待たすか?普通。

でもね、それがエジプシャンなんだな、と旅行中に思った。なんせね、のんき
ちゃんと教育されているのは ホテルの従業員だけという印象が残った。
「テキパキ」なんて言葉は ここにはなかった。すべてが手のろい。
日本と同じ感覚で行ったワタクシ達がバカだったのかもしれない。

つぅか、マグダさんよぉ、オメー嘘ついたのか?
「新ターミナルには入れないんだ。」と言っていたが、入れるんじゃねぇかよ・・。
でもね、それがエジプシャン、なんせね、嘘つき。つじつま合わなくても平気で嘘ついちゃう。

入国審査のところで待ちぼうけをくらっていたとき、「STAFF ONLY」と
書かれたゲートには1人の門番みたいなのが立っていたのだが、
なぜか 握手ひとつで人がそこから出たり入ったり もうワケがわからない。
証明書をみせるとかなんてない。
一人のオジィなんか、普通に握手して入ってきて、ワタクシ達は
出たくても出れない状況でイライラしてるのを横目に、ベンチにドカっとすわり、
10分程そのまま休憩したあと、また「STAFF ONLY」ゲートから出ていった。
どうみても「STAFF」じゃないだろう。なんの意味もなさないゲートの門番。
でもね、それがエジプシャン(←しつこい?) なんせね、テキトー。
日本にいるテキトーとはワケが違うぞ?





さて、いよいよ次は観光編です。まずはギザのピラミッドから!



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エジプト旅行記 ~空港からホテルへ~

2009-06-30 | エジプト旅行記
やっとのことでホテルに向かって車は動きだした。

カイロ空港がカイロ市内のどのあたりに位置づいてるのか
さっぱり把握していなかったので まさかホテルまで
1時間近くかかるとは思っていなかった。

飛行機での疲労と、空港内での不安やら疲労などが積み重なり、
ワタクシは頭痛がはじまっていた。
旅行先にきてまで頭痛か・・。心身ともに疲れきっていたので
薬はホテルについてから飲むことにした。

父親がバスの中でいいだした。あの母子たち、うちが携帯もってなかったら
どうするつもりだったんだろうな。うちがいなかったら きっとまだ
空港内じゃないか?と。
年配の女性は年齢や雰囲気からしても ついてきてるだけという感じ。
子供は5歳らしいので どうすることもできない。
となると頼みの綱はこの子供の母親になるわけだが、その母親が
あっけらかんと「まだ来てないだけじゃないですか?」と答えて以来、
その母親は特にワタクシたちに どうしようか相談するどころか、
なにやら電子辞書をとりだして 係員を待ちぼうけしているあいだ
子供となにやら遊んでいた。

母親はその状況を気にする様子はまったくなく、逆に関係ないワタクシ達の方が、
この子供も疲れてるだろうに、かわいそうに・・・とか、
おばあちゃん二人も ワタクシ達の年齢でも しんどいのだから
さぞかし 疲れているだろうな~と心配したくらいだ。
なぜ頼みの綱の この母親は この異常な状況を気にする様子もなく、
知らぬ顔をして係員を待っていたのかと、ワタクシ達家族は不審に思ったのだ。

「あの女、頭おかしいな・・絶対」とワタクシの父が言った。
確かに。母親なら子供のために もうちょっとアクションおこしても
いいかと思う。ワタシクシたち家族の隣に座っていたので
ワタクシ達の電話のやりとりは間違いなく聞こえてるはず。
にもかかわらず、なんて言ってました?とか聞くこともなく、
全くの知らぬ顔をしているのだ。

その後も 電話かけてくれてありがとうございましたとかの
一言もなく、普通にワタクシ達家族の後をついて
普通にワタクシ達と一緒の送迎バスに乗り込んだのだ
ただ、この人達の日程表をみせてもらったら、初日は同じホテルだが、
次の日からは別行動になっていたので ホテルまでが一緒というだけだった。
ちょっと安心した


さて、話は戻るが、カイロ市内の交通状況、行った事がある人は
うんうん、とうなずいてくれるだろうが、とてもじゃないけど
運転できないだろう。まず、何ヶ月か住んで、ルールを知ってからじゃないと
多分カイロ市内での運転はムリだ。
まず、当たり前のようにクラクションを鳴らしまくる。
日本では注意を促す時に使うが、そう滅多にクラクションを鳴らすことは
ないだろう。

しかしエジプトでは運転する誰もが クラクションを鳴らしまくるのである。
最初はビックリしたが 皆がクラクションを鳴らしているので
それが普通なのかと知る。

そして、びっくりするくらいのスピードで飛ばしまくる。
日本ならお客様を乗せていたら 安全運転第一というのが
基本だが、エジプトは そんなの関係ねぇ!だ。
おいおい・・・といいたくなるほど飛ばすうえに
クラクションを鳴らしまくるのだ。

これがサロンバスであったら そこまでやらないかもしれないが、
なんせ2組だけの送迎だったので ボックスワゴン型のバスだったから
乗用車なみに飛ばすのである。

最初は怖かったが、疲労困憊&頭痛で完全グロッキーのワタクシは
途中でそんなことも気にならなくなるくらい疲れきっていた。


空港をでたのが23時を過ぎていたので 多分もう午前近くに
なってるはず。で、外をみると なぜか子供連れやら
とにかく たくさんのエジプシャンたちが 外でたむろしている。
「なんで こいつらこんな時間に外にいるんだ?子供までいるじゃないか!」と
これまた 不思議に思ったが、1週間の旅行の中でエジプシャンの
生態を目の当たりにし、なぜこんな時間まで 外でたむろできるのかが
判明してくるのである。ま、それはおいおい書いていくとして・・・

カイロ空港から1時間ほど走り、やっとホテルに到着。
続きは 「カイロ オアシスホテル」編で!



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エジプト旅行記 ~空港待ちぼうけ編~

2009-06-30 | エジプト旅行記
カイロ空港に21時半に到着し、送迎バスで移動、入国審査の
ところまでたどりつきました。

エジプトでもインフルエンザ対策なのか、サーモグラフィが
おかれており、一人ずつ前にたって検査します。

検査も無事とおり、いよいよ入国審査。
姉が先に行ったのですが、「ビザがねぇぞ」とエジプト審査官に言われ、
そうだ、そうだ、エジプトって入国ビザがいるんだったね~と
せっかく列に並んだにもかかわらず、後方にある銀行に
買いに行かなければならないハメに。

しかし、姉が「そういえば!」と日程表を取り出し、そこには
「現地係員が入国ビザを代わりに手配いたします」と書かれていた。
よくよくみると、旅行会社名がかかれた紙をもって ツアー旅行者を
待っているエジプト人が数人ウロウロしていたので、あぁ、この中に
ワタクシ達のツアー係員がいるのかと探してみるも、いない・・・。

一目でわかるように 胸のあたりにツアーシールをはり、
声をかけられるのを待っていた。
しかし10分経っても 声をかけてくるやつはいなかった。

周りをみわたすと、私たちのように迷える子羊たちが
何組か、どうしたらいいのという感じでたっていたので、
不安そうにしていた男子3人組に どこのツアーか聞いてみた。
もしかしたら同じツアーかもしれないし、と思ったが、
違うツアーだった。

しかし、みつけました!同じ旅行会社の名前をつけた人たちを!
その人たちは4人組で小さいお子様をつれた母親と、その母親の親と思われる
年配の女性が2人。
話しかけてみると、「あぁ、まだ来てないんじゃないですかね?」と
私たちの不安を一掃するような あっけらかんとした言い方。
全然、不安そうじゃない様子でした。


そんな親子を横目に10分経過しても現れない係員に 不安を抱いていたのだが
ここで役にたった父の携帯。海外対応だったため
日程表にかかれていた 現地ガイドの携帯に電話してみる。

現地ガイドはカイロ在住のエジプト人だが、日本語は堪能のよう。
問題なく日本語も通じていた。
で、向こうの話では「まだ来てない?じゃあ係員に連絡をとるので
もう少し待っててくれ」と言われ、ちっもうすでに15分待ってんだけどね!と
思ったが、どうすることもできず、入国審査を目の前にしてボーとベンチに
座っているしかできなかった。

しかし、さらに30分をすぎても まったく動きがなく、
どうなってんだ!ともう一度現地ガイドに電話をしてみる。
現地ガイドは「まだ来てない?もう1回連絡するから もう少し待っててくれ」と
また同じことを言ってきたらしい。

数組いた迷える子羊たちも30分も経つと どうしたものか
ほとんどいなくなり、私たち家族と、その親子たちのみが
取り残されていた。
さらに30分が経ち、時間はすでに現地時間で23時をまわってしまった。
いくらなんでもおかしい!もう一度 現地ガイドに電話をかけると
「自分達でビザを買って出て来てください。係員は外で待っている」だって

このヤローマジふざけんなよ
最初と言う事が違うのに 怒りが収まらない。
最初からビザを自分達で買うのは 全然可能だった。
とういか、そのつもりでお金も用意していたし。
ただ、日程表には現地係員が代わりに買うと書いてあったし、
来ないからといって、勝手にビザ買って入国して、
そっからどうする?ホテルまでどう行くのだ?というのが
あったから 辛抱強く待っていたのに 結局はこの始末かよ

怒り心頭のまま、入国審査をすませ、当然ワタクシたちのスーツケースは
ポツン・・・と違うところに置かれていた。当然だ。飛行機をおりてから
すでに1時間半も経っているのだから。
そして、そこからも不安だった。

なぜなら入国審査前にも係員のエジプト人が数人いたが、
荷物受け取り場所にまで、旅行会社名の入った紙をもった
エジプト人が数人いたからだ。

でもそこにもワタクシたちのツアーの会社はいなかったのだ。
さてどうする?このまま出てしまったら、もう中には
戻れない。外にでてもし、またワタクシたちのツアー会社が
いなかったら

不安でいっぱいだったが、父が海外でもつながる携帯をもっているという
ことから 俺が先にでて探してくるといい、一人で出て行った。
が、まもなくして父が手招きをしていたので ようやく外にでることができた。

外に出ると、ワタクシ達家族のネームともう一組の母子のネームを
書かれた紙をもっているエジプト人がすぐ目に入った。

ワタクシ達は疲労困憊、怒り心頭の中、そのエジプト人はというと
やったら明るく、その母子の子供とキャッキャ戯れている・・。
そいつは送迎だけの係員のため、日本語はできず、
英語かアラビア語しかできないらしい。
日本語ができる係員なら 怒っていたところだか、英語では
きっとうまく怒りが伝わらないし、なによりもこのエジプト人も
1時間半もの間 ここでワタクシ達を待っていたわけだ。

なんでこの人 こんなに明るいんだろう。まだ子供とキャッキャ言って
戯れている。かなり子供好きのようだ。
エジプト人って のんきなのかな。全然イライラしてる様子も
ないようだった。ワタクシ達とは正反対に。

そしてホテルに向かって走りだした。
車内で明日の集合時間を告げられた。午前8時にホテルのロビーに集合だと。
ふざけ倒せよ~今何時だと思ってんだ?

もう23時半だぜ?ホテルついてからチェックインやらしなくちゃいけないし、
お風呂も入らなきゃいけないし、こっからホテルまであとどれくらいかかるわけ?
ホント ふざけ倒せよ~

と、初日から 出鼻をくじかれた感じで始まったのです。

ちなみに入国ビザ代は1人15US$。係員に代行を頼むと手数料込みで25US$。
  後から現地係員に頼まなくて返ってよかったと痛感する。たかだかビザを買ってくれるだけで10US$もUPするのだ。
  現在1US$=約100円、ってことは「ヘイ!このジャパニーズ達に入国ビザ4枚くれ!」とその係員が言うだけで4000円も儲かってしまうのである。
  こんなことに4000円も捨てなくてよかった。皆様、入国ビザ代行などしてもらわなくても十分です。
  「ビザ」と言って、手を必要枚数の数字を示せば 手にいれられますぞ。



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エジプト旅行記 ~出発~

2009-06-30 | エジプト旅行記
<6月21日 エジプト旅行に出発です。
両親、姉と名古屋駅で待ち合わせ。

中部国際空港にはエジプト直行便が出てないんです・・・(つかえねぇなぁ・・ちっ)
なので新幹線を使って関空まで行きます。


新幹線出発までの待ち時間、新幹線ホーム内にある
立ち喰いきしめんを食べる

  

女性のみなさん、立ち喰いって行ったことあります?
ワタクシは初立ち喰いです

はぁ~やっぱ きしめんはうめぇなぁ



新大阪に到着後 関空までは「はるか」という特急をつかいます。
ふぇ~関空まで50分
関空 以外に遠いなぁ・・・。

  

んで、到着。

さっさと荷物を預けて、きっとエジプトではウマいモノは食べれないだろうから
最後の晩餐なる食事を関空内のレストランですませました。

いよいよ エジプトへ向かって13時間のフライト

両親はビジネスクラス(別途20万!)、姉と私は身分相応にエコノミー
飛行機の座席って(エコノミーの場合)後ろの席ほどツアー、前の方の席は
ツアー以外の個人でチケットとった人っていう配置になってるんだって。

どうりで海外行くときは いつも飛行機の羽より後ろばっかだなぁとは
思っていたんだよね。
※ちなみに両親談、エジプト航空のビジネスクラスは20万の価値ないらしいです
幅はさすがにエコノミーよりも広いけど、前がエコノミーとさほど変わらない狭さらしく、あまり足も伸ばせないらしい。

でも、ほとんどがツアー客。だから後ろの方の席は 結構埋まってる。
前の席は空いてるって状況で、父がCAさんに取り合ってくれ、
離陸前から エコノミー席の一番前の席に移動することができました

一番前の席って前の席がない分、圧迫感がなくて とってもラクなんです。
足も伸ばせるし。
13時間のフライトだから これは助かった。

いったんは自分たちの席に座ってみたけど、すんげぇ狭くて
げんなりしてたとこだったので ラッキーって感じです。

しかし13時間って キツイなぁ・・。
映画も よくわからないやつだし、なにより日本語じゃないし(字幕はアラビア文字だった)
DSもっていったけど、手が疲れる・・。
で、ほとんどグーグー寝てました

13時間15分のフライト、カイロ空港の到着時間は21時半です。
さて、飛行機から1歩踏み出した時の感触、んーー暑そう
夜でこれか・・・って感じ。

さぁ~これから エジプトにおいてのトラブル第一弾が
始まります。
ちょくちょくしていきます


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