久しぶりの緊急地震速報のチャイム音

もうすでにご存知だと思いますが、今日の朝7時58分に、大阪北部を震源とする大きな地震が発生しました。マグニチュードは6.1、震源の深さは13kmだったそうです。
震源が浅い場所での規模の大きい地震だったので、揺れが直接達してしまった様でした。この時間帯（20時ころ）ではすでに、色々な被害の様子が分かってきている様子です。
ブロック塀の倒壊によって、亡くなった方もいらっしゃった様でした。ニュースなどでは、昭和53年の宮城県沖地震の際にブロック塀の倒壊による犠牲者が相次いだために、ブロック塀に対する基準が定まったとの報道がありました。
昭和53年のこの地震、僕は小学生で東京に住んでいましたが、今でもちゃんと記憶に残っています。当時住んでいた家が大きく揺れて（震度4だったらしい）向かいの2階建ての瓦屋根がたぷんたぷんと揺れていたのを思い出します。
8時58分というと、僕は仕事に行く準備をしている最中です。NHKのニュースは時計代わりに点けっぱなしになっていたので、ポーン・ポーン・ポーンという緊急地震速報のアラームを聞いた直後、緊急地震速報のチャイム音を聞きました。
昨日の群馬県の地震でも緊急地震速報が発令されましたが、昨日はテレビは点いて無かったので、チャイム音は聞きませんでした。
今朝はそれをモロに聞いたので、7年前の余震の数々の事を思い出しました。震災の時には地元では緊急地震速報は出なかったので、記憶に残っているのは余震の方ですね。
実際にはそうでも無かったかもしれませんが、体感的には頻繁に鳴っていた様に記憶してしまっています。それを目の当たりにした時、やっぱり身体が止まってしまいました。
大阪の鉄道が止まってしまって、道路上をたくさんの人が歩いている様子を見ても、やはり震災の時を思い出してしまいます。
関西方面では、あまり大きな地震が無い様に感じています。なんでも今回の震源付近では、震度6以上の地震が約400年も無かったんだとか…。
明日は地震から2日目。これ以上に被害が拡大しなければ良いのですが…。まだまだ余震の可能性も高い様なので、なるべく早く地震が収まってくれる事を祈るばかりです。