Corugen's Workplace

日常の風景をつづり、社会の非道を断じ、自らの趣味を披瀝するアナーキーな広場

■「ヤマト」実写版を見る

2010年12月04日 | 220マンガ・サブカル
▼12月1日から公開が始まった「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(宇宙戦艦ヤマトの実写版)を今日見に行った。映画館に足を運ぶというのはホント久しぶり。黒澤明の「七人の侍」(完全リマスタリング版)を四日市の映画館で見て以来だから15,6年ぶりだな。シネマコンプレックス(シネコン)という形態の映画館に行くのが実は初めて。

▼午前中はインフルエンザの予防注射を打ちに行って(高校受験を控えた娘にうつしてしまってはいかんということで、家族で打ちに行った。)その後、私一人、中間のシネコン(ユナイテッドシネマなかま16)に行ったのである(子供達は、それぞれ塾だ、友達と遊びだということで蜘蛛の子散らしたようにササササササササと去ってしまってね..........例によって・・・つまらん!ヒジョーにつまらん(笑))。

▼指定席を買って、バケツのような入れ物に入ったポップコーンとペプシコーラを買って、劇場内に入った。しばらく予告編をいろいろ見せられることになるのであるが、なぬ?「あしたのジョー」も実写版が出る?大昔、石橋正次がやってたなぁ。「トロン」もリバイバル?続編?ああ、これは見たいなぁ。最初のトロンって1982年ごろだったと思う。映像技術の進化を比較するのもまた面白そう。でも最近は(言い古された話であるが)、ロードショー後、1,2年でテレビで放映されるし、レンタルビデオやさんでも、果てはネットで買ったり見たり出来るような世の中になってしまったものだから、なかなか映画館に足運んで、ということはしなくなったよね。でも、やはり映画館で味わえる迫力とかってあるよね。SFとか戦争ものとかね。

▼さてさて、肝心のヤマト実写版であるが、特撮もといVFX技術のすごさにまず驚いた。あのヤマトが重量感・重厚感あふれる映像で甦ったのはうれしい限り。サウンドがもうちょっとラウドでもよかったのじゃないかと思う。波動砲のシーンとか、戦闘、爆発のシーンとか。波動砲・・・・波動砲のシーンはアニメの方がよかった。カット割りは、もう一つの工夫いるかも。あのようなカット割りは、流行なのかなぁ?元がアニメだから、そこを意識してもらいたかったというのはある。アニメ風の映画のカット割りというかね。
 配役は可なく不可なくでしたが、真田さん演じる柳葉敏郎、面立ち(メイク)もそうだが、(押し殺したように叫ぶあの)声に至るまで、あの真田四郎が憑り付いてましたね、いやホント。オリジナルの「ヤマト」「さらば」を知っている世代としては、感動ものでした。
 ストーリーは・・・・・・現在公開中であることもあるのでここでは詳しく触れませんが、ヤマト第一作をベースに「さらば」の要素をうまくミックスした感じに仕上がってます。まあ、往年のヤマトを知っている人からすると、どうしてもそれとのギャップを感じたり、あるいは二枚目キムタクへのジェラシーも邪魔したりして(笑)、厳しい評価をしてしまうかもしれないけど、私自身は、VFX、メカニック、ストーリ、設定、配役いろいろな面で期待を裏切らない作品だと思いますね。唯一云うとすれば、木村拓哉君が半分素で見せるテレにも似た笑顔、あれは無いほうがいいね。<役に入り込んだ>演技の横顔こそが彼の魅力だと思うので。

▼SPACE BATTLESHIP ヤマト(wikipedia)
▼SPACE BATTLESHIP ヤマト(goo映画)
▼SPACE BATTLESHIP ヤマト・公式サイト

▼映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」TV-CM TRAILER


▼映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト 予告編1 」




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