角界を舞台とした野球賭博に絡むスキャンダル。角界はこのところ朝青龍問題、大麻問題、時津風部屋暴行問題等々が続いて、更に今回の不始末。彼らには他山の石として襟を正すという考え方がないのだろうか?これじゃスモウしか出来ない只のデブ集団ではないか?
私は常々プロアマ問わず、スポーツ界でのスキャンダル、刑事事件のニュースを見るにつけ、思い出す言葉がある。そう、「健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである(It is to be prayed that the mind be sound in a sound bod)」というユウェナリスの言葉である。一時期、"健全な精神は健全な肉体に<自ずから>宿る"かのような誤訳も暗躍し、いやいまだに体育会系を中心にそのようなことを平気で言い放つ輩が存在する。スポーツに秀でた、スポーツに専心する連中の中には、自らの肉体的優位性を全人格的優位性に置き換え、出来ないものを見下し、謙虚さを忘れているどころか、世間の常識や良識にすら身につけてない己の無知すら自覚していない者がいる。私は(スポーツが苦手というところからくる)僻み根性ゆえもあって、運動が出来る人間たちに厳しいまなざしを向けているが、今回の相撲スキャンダルはいみじくもそれをあらわしてくれた。経済力を持つもの、肉体的に秀でた者こそ、己を絶えず省みて、精進すべきなのだが、残念ながら人間の弱さが傲慢又は不遜の形で不祥事につながっていったというのが今回の実相であろう。圧倒的多数はまじめに精進していたのだろうが。
こういう賭博が暴力団の資金源になっていることを自覚し(なっていないわけがない)、今回の不祥事が反社会的勢力に組する行為であったこと、以後はその関係を断ち切ることを明確に宣誓しない限り、自らが反社会的である(あったこと)ことを払拭することは出来ない。
相撲は神事などといわれるが、確かにその側面もあろう。ただ、一方で民間の娯楽・興行の側面も歴史的にはあり、そこにはかつて任侠も暴力団もかかわっていたという時代があった。しかし、それは今日では一切許されない話であり、芸能界でも角界でも、こうした反社会的勢力との関係がわずかでも疑念としてもたれるようなことがある限り、我々は断固としてノーというべきだし、まして「天覧相撲」などは当面の間、行われるべきではない。いや、大相撲は相撲協会の解散もしくは明確な浄化措置が講じられない限り、行われるべきではない。(個人的には魁皇が好きなので、頑張ってほしいところもあるが)。
企業がコンプライアンス、市民社会が暴力団排除云々といっている中、政治や娯楽・スポーツの世界は例外・・・・・などといっている場合ではない。彼らこそ範を示す立場にあると自覚すべきである。
私は常々プロアマ問わず、スポーツ界でのスキャンダル、刑事事件のニュースを見るにつけ、思い出す言葉がある。そう、「健やかな身体に健やかな魂が願われるべきである(It is to be prayed that the mind be sound in a sound bod)」というユウェナリスの言葉である。一時期、"健全な精神は健全な肉体に<自ずから>宿る"かのような誤訳も暗躍し、いやいまだに体育会系を中心にそのようなことを平気で言い放つ輩が存在する。スポーツに秀でた、スポーツに専心する連中の中には、自らの肉体的優位性を全人格的優位性に置き換え、出来ないものを見下し、謙虚さを忘れているどころか、世間の常識や良識にすら身につけてない己の無知すら自覚していない者がいる。私は(スポーツが苦手というところからくる)僻み根性ゆえもあって、運動が出来る人間たちに厳しいまなざしを向けているが、今回の相撲スキャンダルはいみじくもそれをあらわしてくれた。経済力を持つもの、肉体的に秀でた者こそ、己を絶えず省みて、精進すべきなのだが、残念ながら人間の弱さが傲慢又は不遜の形で不祥事につながっていったというのが今回の実相であろう。圧倒的多数はまじめに精進していたのだろうが。
こういう賭博が暴力団の資金源になっていることを自覚し(なっていないわけがない)、今回の不祥事が反社会的勢力に組する行為であったこと、以後はその関係を断ち切ることを明確に宣誓しない限り、自らが反社会的である(あったこと)ことを払拭することは出来ない。
相撲は神事などといわれるが、確かにその側面もあろう。ただ、一方で民間の娯楽・興行の側面も歴史的にはあり、そこにはかつて任侠も暴力団もかかわっていたという時代があった。しかし、それは今日では一切許されない話であり、芸能界でも角界でも、こうした反社会的勢力との関係がわずかでも疑念としてもたれるようなことがある限り、我々は断固としてノーというべきだし、まして「天覧相撲」などは当面の間、行われるべきではない。いや、大相撲は相撲協会の解散もしくは明確な浄化措置が講じられない限り、行われるべきではない。(個人的には魁皇が好きなので、頑張ってほしいところもあるが)。
企業がコンプライアンス、市民社会が暴力団排除云々といっている中、政治や娯楽・スポーツの世界は例外・・・・・などといっている場合ではない。彼らこそ範を示す立場にあると自覚すべきである。
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