Corugen's Workplace

日常の風景をつづり、社会の非道を断じ、自らの趣味を披瀝するアナーキーな広場

■亀田親子とテレビに思う

2006年09月29日 | 001近時随想
テレビはもうそろそろ「絵になるものだったら何でも流す」という考えなしの企業姿勢から脱却したらどうか?亀田親子の言動とその試合を見ていると、まさに日本の恥部であり、なんだか土佐犬の闘犬を見せられているようで非常に不愉快である。

下品か上品かは視聴者が決める・・・・・というのは大人の言葉のようで聞こえはいいが、要はそういう判断を自分たちが出来ないということを表明しているようなものではないか。見たい人がいるからその知る権利を我々は実現しているなどと言うつもりはないだろうな。それは政治権力に対して対抗すべき話であり、このようなガサツで下世話で下品極まりない親子とそのくだらないショーを流す方便に使われるものではないことをテレビ局(特にTBSか?)は知るべきだ。

視聴率至上主義をこのまま続けていると、放送をはじめとするマスコミ総体の首を絞めることになるし、賢い視聴者、こういったものを見たくも見せられたくもない善良なる市民はテレビから離反していくであろう。頼むからあの汚物のような(ボクシングと称している)殴り合いショーと山猿のような親子を公共の電波を使って流すのだけはやめてくれ。

売れりゃいいという感覚は、迷惑かけていないから好きにやっていいだろ、という感覚に近い。でも迷惑かけなければ何やってもいいのか?やっていいことと悪いことというものはあるはずだ。少なくとも私は自分の子供と妻と会社の部下後輩にはそれを叩き込むつもりだ。そうしないとそういったことは誰が教えてくれるのだろうか?

★★大毅判定勝ちに騒然!観客乱闘! (スポーツニッポン) - goo ニュース

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