eric 黒猫主義

本とお酒と音楽があれば…
オヤジ化進行中の日々。

危険を回避した!

2008年11月17日 14時22分28秒 | 徒然日記
先日、コタツのスイッチをいれた時
何だかアヤシゲな臭いがしましたの。

何かが焦げるような臭いです。
危険な香りです。
              


ちょっとドキドキしながら、コタツをひっくり返してみると
ヒーター内部に埃がびっしり詰まっているのが見えました。
んもう、冗談じゃない位の埃がね、
しかもフワフワの綿埃なんて可愛いもんじゃなく、
まるで灰のように粒子の細かい埃が、びっしりとね。

思えば、今のアパートに住むようになって丸5年。
こいつは冬はコタツとして、夏はちゃぶ台として
ずっと休みなく活躍してくれたのでした。
その間、一度もヒーターの掃除ってしていなかったな。
                          

そりゃー埃もたまるってもんだろうと、納得したのはいいのですが、
内部にびっしりとこびりついた埃は、
外側から掃除機で吸ったくらいでは、びくともしてくれません。
コレは、中に直接掃除機をかけなくてはならない。


というわけで、ドライバーを持ってきて
まずは天板からヒーター部分をはずしました。
更にヒーターから上蓋をはずしました。
ははぁ。
中はこうなっていたのかぁ……。

で、改めてお掃除を開始したわけなんですが、
全然ダメ。
表面の埃はなんとかなりますが、
管とか線とか、なんかクルクル回る羽根の部分とか、
手の届かない部分の埃が全く取れません。
しかも、管の周りに付着した埃は既に茶色くなっていて、
コレが臭いの原因だったのね。
かなりヤバイ状態。


待てよ。
このネジをはずせば、この部分が取れるな……。
ネジネジネジネジ、ぱかっ。
そしてこのネジをはずせば、更にこの部分が取れる…。
ネジネジネジネジ、ぱかっ。


電気屋さんに聞かれたら説教くらいそうですが、
気付けば分解掃除に発展していたのでした。


掃除機をかけた後、布でふき取り、かなり綺麗になりました。
半ば焦げていた茶色の埃は、かなりおえぇでした。

しかし、最後の一箇所。
とても厳重に囲まれた部分。
モーターの核心部分というか、
ラピュタで言うところの、巨大な飛行石がある中枢部分というか、
この部分のネジだけは、どーやっても外れませんでした。
非力なワタクシの事とは言え、
渾身の力を振り絞って、ふんぬっ!とやってみたのですが、
ネジは頑として回らず。


あぁ、ここは触れてはいけない部分なのだな、と。
王族しか入ることの出来ない聖域なのだな、と。

自分にそう言い聞かせて、足を踏み入れることはしませんでした。



まぁ、そんな感じで。
コタツの埃を一掃して、また元に戻して、
スイッチをいれてみると、勿論焦げ臭いにおいは消えていました。
快適。

しかしマジな話、危なかったんでしょうね。
あのまま放って置いたら、いずれは火が出たんだろうなぁ。
マメに掃除しないと駄目なんでしょうねぇ。
                     
……しないと思うけど。